1. 企業情報
- 企業名: エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート
- 概要: 日本および国際的にソフトウェア製品およびサービスを提供する企業。主にウェブシステム基盤構築ソフト「イントラマート」の開発・販売を手掛け、コンサルテーションサービスも提供している。
- 事業内容: ソフトウェア51%、サービス49%（2024年3月期）
- 設立年月日: 2000年2月22日
- 代表者名: 中山義人
- 従業員数: 473人
- 平均年齢: 35.2歳
- 平均年収: 6,810千円
- 住所: 〒107-0052 東京都港区赤坂4-15-1
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内での競争優位性: ウェブシステム基盤構築ソフト「イントラマート」のシェアが高い。コンサルテーションサービスも強み。
- 課題: 業界のDX化のトレンドに対応し、新たな成長分野の開拓が求められる。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: サブスクリプション型ライセンスやクラウド型サービスへのシフトを推進。
- 中期経営計画: 従来の売切り型ライセンス販売からサブスクリプション型ライセンスやクラウド型サービスへのシフト、大型案件の獲得と事業拡大。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: ソフトウェアライセンス販売とコンサルテーションサービス。
- 市場ニーズへの適応力: クラウド型サービスへのシフトにより、市場ニーズの変化に対応。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: クラウド型サービスの開発に注力。
- 主力製品: ウェブシステム基盤構築ソフト「イントラマート」。
6. 株価の評価
- EPS（会社予想）: 57.59
- BPS（実績）: 1,012.05
- PER（会社予想）: 43.45倍
- 現在の株価との比較: 株価2,502円に対して、BPSが1,012.05円のため、PERは43.45倍と高め。
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間の株価は上昇傾向。特に2025年4月3日以降、株価が上昇している。
- 高値圏か安値圏か: 50日移動平均線2,559.70円、200日移動平均線2,431.78円を上回っており、高値圏。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 過去12か月で9,257,866千円（前年同期比16.3%増）
- 利益: 営業利益376,336千円、経常利益269,814千円、親会社株主に帰属する四半期純利益149,456千円
- ROE（実績）: 7.26%
- ROA（実績）: 4.17%
- キャッシュフロー: 総キャッシュフロー1,460,000千円（前年同期比11.4%増）
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 1.40%
- 1株配当（会社予想）: 35.00円
- 配当性向: 39.65%
- 自社株買い: なし
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近の変動傾向: 直近10日間で上昇傾向。
- 株価への影響を与える要因: 業績の好調さ、新製品の開発、市場の需要。
11. 総評
- 各分析結果のまとめ: エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマートは、ウェブシステム基盤構築ソフト「イントラマート」のシェアが高い企業で、クラウド型サービスへのシフトにより持続可能な成長が見込める。財務面でも健全な状態を維持しており、株価も高値圏。しかし、業界のDX化への対応が今後の課題となる。
- 全体的な見解: 中長期的に見て成長性のある企業であり、投資対象として注目価値は高い。ただし、市場の変化に柔軟に対応できるかがポイントとなる。
企業情報
| 銘柄コード | 3850 |
| 企業名 | エヌ・ティ・ティ・データ・イントラマート |
| URL | http://www.intra-mart.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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