決算説明：サンウェルズ（9229）

2025年３月期 第３四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社サンウェルズ
  • 主要事業分野: 介護事業など(医療特化型住宅、デイサービス、グループホーム、福祉用具貸与等)、パーキンソン病専門介護施設「PDハウス」運営
  • 代表者名: 苗代 亮達
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年2月19日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 説明者:
  • 発言概要: 2025年3月期 第3四半期の決算説明
• 報告期間: 2025年3月期 第3四半期
• セグメント:
  • PDハウス: パーキンソン病専門介護施設

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 7,206百万円 (100.0%)
  • EBITDA: 877百万円 (12.2%)
  • 営業利益: 495百万円 (6.9%)
  • 経常利益: 290百万円 (4.0%)
  • 四半期純利益: △365百万円 (-)
  • 前年同期比: 売上高 +40.6%、EBITDA +28.8%
• 進捗状況:
  • PDハウスの集客は安定
  • 特別調査委員会費用を642百万円特別損失に計上

業績の背景分析

• 業績概要:
  • パーキンソン病に特化した在宅訪問看護を開始
  • 計画通りPDハウス4施設開設、合計で42施設運営
  • 教育体制の継続強化
  • 特別損失(特別調査費用等)の計上
  • 診療報酬返還に伴う負債の追加計上
• 増減要因:
  • PDハウス売上高増加
  • 新規施設売上高増加
  • 食事品質向上による食材費増加
  • 特別調査費用計上
• リスク要因:
  • 特別調査委員会による調査
  • 診療報酬返還に伴う負債計上

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • パーキンソン病専門施設として、提供サービスの質を向上
  • 在宅療養者向け訪問看護を開始することで潜在的な施設入居希望者を把握
  • パーキンソン病軽度者向けサービスの開始により、PDハウスの集客体制も強化
• 進行中の施策:
  • 入居者のQOL向上への取り組み(食事品質向上)
  • 2025年3月期開設計画: 第3四半期はPDハウス4施設開設、合計42施設を運営
  • 電子記録制度の導入により入退室時間の記録を実施
  • 訪問看護計画の見直しを開始、主に夜間入眠中の訪問について見直しを実施
  • 人員配置の適正化
  • 再発防止策の実施
  • 人材育成の継続強化(PDライセンス制度導入)
• セグメント別施策:
  • PDハウス: 専門医監修のリハビリプログラム、神経内科専門医による訪問診療、24時間体制の訪問看護・服薬管理
  • 在宅訪問看護事業: 施設入居者だけでなく在宅療養者にもサービスを開始

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2025年3月期通期業績予想(下方修正)
    • 売上高: 26,741百万円
    • EBITDA: 2,463百万円
    • 営業利益: 1,057百万円
    • 経常利益: 335百万円
    • 四半期(当期)純利益: △645百万円
• 中長期計画:
  • 2025年3月期開設計画: 2025年3月期は関東(5)・関西(3)でドミナント展開

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 2025年3月期の中間配当は無配
  • 2025年3月期の期末配当は未定
• 配当実績:
  • 21/3期: 3.63円
  • 22/3期: 3.66円
  • 23/3期: 8.66円
  • 24/3期: 14.00円
  • 25/3期: 未定

製品やサービス

• サービス:
  • PDハウス: パーキンソン病に特化した介護施設
  • 訪問介護サービス
  • 訪問看護サービス
  • 専門医監修のリハビリプログラム
  • 24時間体制の訪問看護・服薬管理
• 協業・提携:
  • 大学病院・専門病院との共同研究

重要な注記

• 会計方針:
  • 24/3期の数値は資産に係る控除対象外消費税等の会計処理に係る会計方針の変更に伴い遡及修正
  • 診療報酬返還に伴う負債3.5億円を追加計上
• リスク要因:
  • 特別調査委員会による調査
  • 診療報酬返還に伴う負債計上
  • 電子記録制度導入に伴うトラブル
• その他:
  • 2025年2月12日付「再発防止策の策定及び関係者の処分に関するお知らせ」をご参照ください。
  • 2024年11月13日公表「剰余金の配当(中間配当無配)および期末配当予想の修正に関するお知らせ」

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