1. 企業情報
企業名: 総合商研株式会社 (Sougou Shouken Co.,Ltd.)
概要: 総合商研は日本の印刷サービスを提供する企業です。主に、チラシ、カタログ、ポスター、DM、POP、出版物などの商業印刷サービスを提供しています。また、年賀状印刷、イベント企画、ITソリューション、アウグメンテッドリアリティの販売促進サービスなども手掛けています。
事業内容:
– 商業印刷
– 年賀状印刷
– ITソリューション
– イベント企画
– 販促折込広告の企画制作
設立年月日: 1972年12月18日
代表者名: 片岡 廣幸
本社所在地: 〒007-0802 札幌市東区東苗穂二条3-4-48
従業員数: 378人
平均年齢: 44.7歳
平均年収: 4,510千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性:
– 年賀状印刷において首位のシェアを誇り、折込広告の企画制作も主力事業の一つである。
– 幅広いサービスを提供し、顧客の多様なニーズに対応できる。
課題:
– 紙媒体の需要減少や原材料価格の高騰に直面している。
– デジタルによる販促手法の需要が高まっているが、それに対応するための技術革新が求められる。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣のビジョンと戦略:
– 業務効率化、印刷業務の内製化、減価償却費の削減により、利益を増加させる。
– デジタル販促手法の需要の高まりに対応するため、ITソリューションやアウグメンテッドリアリティのサービスを強化する。
中期経営計画の具体的な施策:
– 販促折込広告の企画制作を強化し、年賀状印刷のシェアを維持・拡大。
– ITソリューションのサービスを拡大し、デジタル販促手法の導入を支援。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデル:
– 主に印刷サービスによる収益を得ているが、ITソリューションやアウグメンテッドリアリティのサービスも収益源の一つである。
市場ニーズへの適応力:
– デジタル販促手法の需要の高まりに対応するため、技術革新に注力している。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向:
– アウグメンテッドリアリティの販売促進サービスに注力している。
収益を牽引している製品やサービス:
– 年賀状印刷
– 販促折込広告の企画制作
6. 株価の評価
EPSとBPSの比較:
– 予想EPS: 93.35
– 実績BPS: 1,201.56
現在の株価との比較:
– 株価: 900.0円
– PER（会社予想）: 9.64倍
7. テクニカル分析
株価推移:
– 直近10日間の株価は、900円から910円の間で推移しており、安値圏から中値圏に近い水準である。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフローなどの指標:
– 売上（過去12か月）: 15.71B
– 利益（過去12か月）: 379M
– キャッシュフロー（過去12か月）: 501M
– ROE（過去12か月）: 10.95%
– ROA（過去12か月）: 2.26%
過去数年分の傾向:
– 売上高は微減傾向にあるが、営業利益、経常利益は増加している。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
– 配当利回り（会社予想）: 2.22%
– 配当性向: 15.82%
自社株買いなどの株主還元策:
– 自社株買いの情報は提供されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向:
– 直近10日間の株価は、900円から910円の間で推移しており、上昇傾向はない。
株価への影響を与える要因:
– デジタル販促手法の需要の高まりに対応するための技術革新が重要な要因となる。
11. 総評
各分析結果の簡潔なまとめ:
– 総合商研は年賀状印刷と販促折込広告の企画制作において強い競争力を持ち、デジタル販促手法への対応が今後の成長の鍵となる。
– 財務面では、営業利益、経常利益が増加傾向にあり、ROE、ROAも健全な水準を維持している。
– 株価は安値圏から中値圏に近い水準で推移しており、技術革新への投資が株価の将来性を左右する可能性が高い。
全体的な見解:
– 総合商研は、デジタル販促手法への対応と技術革新により、持続的な成長が見込める企業である。株価は現在の評価水準を維持し、技術革新への投資が株価上昇につながる可能性がある。
企業情報
| 銘柄コード | 7850 |
| 企業名 | 総合商研 |
| URL | http://www.shouken.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
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