決算説明：マーキュリアホールディングス（7347）

（差替）「2024年12月期決算説明資料」の一部差替について

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社マーキュリアホールディングス
  • 主要事業分野: オルタナティブ投資
  • 代表者名: 代表取締役 豊島 俊弘
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年3月4日 (一部差替)
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 説明者:
  • 発表者: 豊島 俊弘 (代表取締役), 小山 取締役 (事業投資統括), 石野 取締役 (資産投資統括), 滝川 執行役員 (経営管理統括)
  • 発言概要: グループ経営と事業戦略、事業投資戦略、資産投資戦略、将来戦略、決算ハイライトの説明
• 報告期間: 2024年12月期
• セグメント:
  • 事業投資
  • 資産投資

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 55.7億円 (24/12期実績)
  • 営業利益: 9.8億円 (24/12期実績)
  • 経常利益: 11.6億円 (24/12期実績)
  • 当期純利益: 5.1億円 (24/12期実績)
  • 1株当たり配当金: 22円
  • 前年同期比: 減益
• 進捗状況:
  • 2024年12月期は、バイアウト1号ファンドの成功報酬計上、Spring REIT及びバイアウトファンド投資先における評価損失の計上を主要因に経常利益は11.6億円で着地
• セグメント別状況:
  • 事業投資/資産投資/企画事業
    • 事業投資ファンドでは成功報酬の最大化を重視
    • 資産投資ファンドでは管理報酬の最大化を重視
    • 年間安定収益はバイアウト事業(事業投資)とSpring REIT事業(資産投資)が約80%強を構成

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 2024年決算は対前年度比減益
  • バイアウト1号ファンドは成功報酬ステージに到達
  • 2025年予算は過去最高益を目指す
• 増減要因:
  • バイアウト1号ファンド投資先のExitの延期
  • Spring REIT及びバイアウトファンド投資先における評価損失の計上
• 競争環境:
• リスク要因:
  • バイアウトファンド投資先のExitの延期
  • Spring REITの時価評価損
  • 保有不動産の稼働を反映した鑑定評価額は底堅く、現状は鑑定評価額と市場価格が乖離

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • ファンド管理体制を一層強化し、投資家カテゴリー毎に異なるリスク・リターンの目線や投資期間などの特性に適合した商品提供を行うことで、投資家層の拡大を図る
• 進行中の施策:
  • バイアウト1号ファンドの順調な運用による成功報酬の最大化
  • Spring REITの資産取得による成功報酬の獲得
  • 1号ファンドの2倍規模となったバイアウト2号ファンド組成
  • 航空機2号ファンド組成
  • サプライチェーンファンド組成
  • タイにおける事業規模拡大(不動産、M&A)
  • ベトナムに新たな現地法人を設立
  • ASEANにおけるM&A事業
  • インフラウェアハウジングファンドの組成
  • 台湾太陽光発電事業
• セグメント別施策:
  • 事業投資ファンドでは成功報酬の最大化を重視
  • 資産投資ファンドでは管理報酬の最大化を重視
  • 企画事業では中長期的な成長へ向けた次世代の基幹ファンドの組成を目指す

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 営業収益: 64~91億円
  • 営業利益: 23~39億円
  • 経常利益: 23~39億円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 15~25億円
  • バイアウト1号ファンド投資先のExitによる成功報酬の計上、航空機ファンド及び成長投資ファンドの組成による管理報酬の増額
• 中長期計画:
  • AUM5,000億円規模への拡大
• マクロ経済の影響:

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 株主還元は配当を基本とし、配当の安定性に配慮
  • 当面は配当性向は30%程度を目安
  • 対象利益指標を「5年平均当期純利益」とし、配当水準を引き上げることを目指す
• 配当実績:
  • 20/12期実績: 20円
  • 21/12期実績: 20円
  • 22/12期実績: 20円
  • 23/12期実績: 21円
  • 24/12期実績: 22円

製品やサービス

• 製品:
• サービス:
  • タイ/ベトナムコンサルティング事業
    • メザニンファイナンス、自己投資、合弁事業の協議、市場調査、ファイナンシャルアドバイザリー、リーガルドキュメントサポート、管理サービス
• 協業・提携:
  • 日本政策投資銀行(DBJ)
  • 伊藤忠商事株式会社
  • 三井住友信託銀行株式会社

重要な注記

• リスク要因:
  • バイアウトファンド投資先のExitの延期
  • Spring REITの時価評価損
  • 保有不動産の稼働を反映した鑑定評価額は底堅く、現状は鑑定評価額と市場価格が乖離
• その他:
  • 2024年12月末基準でのプライム市場の上場維持基準(流通株式時価総額100億円)を充足
  • 今後の上場維持基準の充足には継続的な株価の底上げが必要

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