1. 企業情報
企業名: 井筒屋株式会社
概要: 北九州地盤の百貨店老舗。小倉本店と山口店を展開。
事業内容: 百貨店業
設立年月日: 1935年7月30日
代表者名: 影山英雄
従業員数: 696人
平均年齢: 50.0歳
平均年収: 3,770千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界: 百貨店業
市場ポジション: 北九州地域の百貨店業で主要な存在。小倉本店と山口店を中心とした店舗展開。
競争優位性: 地域密着型のサービスと長年の顧客基盤。
課題: 百貨店業界全体の低迷傾向に直面し、新たな成長戦略の必要性がある。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣のビジョン: デジタル化の推進、商品・サービス力の強化、好調カテゴリーの強化。
中期経営計画: 「井筒屋グループ 中期3ヵ年経営計画 (2022年度~2024年度)」を推進。
具体的な施策: デジタル化の推進、商品・サービス力の強化、好調カテゴリーの強化。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデル: 百貨店業を通じた小売収益。
市場ニーズへの適応力: デジタル化への対応、新たな顧客獲得戦略の検討。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向: デジタル化への取り組み。
主力製品: 百貨店業における一般的な小売商品。
6. 株価の評価
株価: 416.0円
EPS（会社予想）: 61.90
BPS（実績）: 1,054.14
PER（会社予想）: 6.72倍
PBR（実績）: 0.39倍
現在の株価との比較: 株価は年初来高値445円から下落し、年初来安値370円まで来ている。現在の株価は高値圏か安値圏かを判断するには、50日移動平均420.38円、200日移動平均424.85円を参考にすると、現在の株価は200日移動平均線を下回っており、下降トレンドにある。
7. テクニカル分析
株価推移: 直近10日間の株価は、411円から426円の間で変動しており、上昇傾向にある。
高値圏か安値圏か: 上昇トレンドにある。
8. 財務諸表分析
売上高（過去12か月）: 22,160百万円
利益率: 営業利益率4.7%、ROE8.73%
キャッシュフロー: 営業活動によるキャッシュ・フロー1,369百万円
ROE（実績）: 8.73%
自己資本比率（実績）: 26.8%
過去数年分の傾向: 売上高は減少傾向、営業利益は増加。
9. 株主還元と配当方針
配当利回り（会社予想）: 1.44%
1株配当（会社予想）: 6.00円
配当性向: 8.00%
株主還元策: 自己株式の取得を決議。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向: 上昇トレンド
株価への影響を与える要因: 百貨店業界の回復、デジタル化への取り組み、新たな成長戦略。
11. 総評
各分析結果のまとめ: 井筒屋は北九州地域の百貨店業で主要な存在であり、デジタル化への取り組みと新たな成長戦略を掲げている。しかし、百貨店業界全体の低迷傾向に直面しており、株価は年初来安値まで下落している。財務面では自己資本比率は健全だが、売上高は減少傾向にある。株価は上昇トレンドにあり、中長期計画の推進と市場動向に注目が集まる。
全体的な見解: デジタル化への取り組みと新たな成長戦略が株価にプラスの影響を与える可能性があるが、百貨店業界の低迷はリスク要因となる。投資判断は慎重に行うべきである。
企業情報
| 銘柄コード | 8260 |
| 企業名 | 井筒屋 |
| URL | http://www.izutsuya.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
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