決算説明：地主（3252）

2024年12月期 決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 地主株式会社 (JINUSHI Co., Ltd.)
  • 主要事業分野: 不動産投資 (底地)
  • 代表者名: 代表取締役社長 西羅弘文
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年2月13日
  • 説明会形式: — (資料のみ)
  • 参加対象: 個人投資家向け (資料)
• 説明者: — (資料のみ)
• 報告期間: 2024年12月期
• セグメント:
  • フロービジネス: 不動産投資事業における売却収益
  • ストックビジネス: 資産運用事業や賃貸収益等
  • その他: 不動産売買の仲介手数料等

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 570億円 (前年同期比 +80.6%)
  • 当期純利益: 60億円 (前年同期比 +29.3%)
  • 1株当たり利益: 334.89円
• 進捗状況:
  • 2025年12月期も増収増益を計画
  • 中期経営計画 (2026年12月期) の当期純利益70億円達成に向けて、想定通り順調に進捗
• セグメント別状況:
  • フロービジネス: 売上高53165百万円、売上総利益9955百万円
  • ストックビジネス: 売上高3895百万円、売上総利益3432百万円

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 2024年12月期は大幅な増収増益。
  • 当期純利益は、期初予想の50億円、上方修正後の56億円を上回って着地。
  • 4期連続の増益を達成。
• 増減要因:
  • 売却案件の増加
  • 為替差益の発生
  • 豪州子会社清算に伴う税効果
• 競争環境:
  • 底地マーケットの創出・拡大を牽引。
  • 2000年の創業時には存在しなかった底地マーケットを創出。
  • 2023年の約6兆円市場から、2026年には約10兆円市場へと大きく拡大。
• リスク要因:
  • 為替変動 (米ドルレート)
  • 豪州子会社清算に伴う影響

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 3つの成長戦略を推進
    • テナント業種の多様化
    • 事業エリアの拡大
    • 土地のオフバランス提案
  • 2022年1月の社名変更を契機に、様々な施策を実行。成長軌道へ。
• 進行中の施策:
  • 仕入は2024年12月期に66件・59,900百万円。2025年12月期の仕入は700億円以上を目指す。
  • テナント数の増加
  • 事業エリアの拡大
• セグメント別施策:
  • フロービジネス: 安定した売却益の創出。2025年12月期も増収増益を計画。
  • ストックビジネス: 安定収益の拡大。2025年12月期も増収増益を計画。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高: 700億円 (前期比 +22.7%)
  • 当期純利益: 61億円 (前期比 +0.2%)
  • 売上高当期純利益率: 8.7%
  • 1株当たり当期純利益: 295.52円
• 中長期計画:
  • 中期経営計画 (2026年12月期) の当期純利益70億円達成に向けて、想定通り順調に進捗。
• マクロ経済の影響:
  • 売却案件の増加
  • 為替影響

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 2025年12月期は、15円増配し、1株当たり配当金100円 (普通配当90円・創業25周年記念配当10円)の予定
  • 利益成長とともに増配を目指す (累進配当)
• 配当実績:
  • 2024年12月期: 85円/株
• 特別配当: 創業25周年記念配当10円

製品やサービス

• 製品:
  • 土地のみに投資をする独自の不動産投資手法
  • 地主リート (国内唯一の底地特化型私募リート)
• サービス:
  • テナントの皆様から頂く借地料を長期安定の金融商品として、投資家の皆様に提供
  • 土地のオフバランス提案

重要な注記

• リスク要因:
  • 売却時期は、主に下期を想定。
  • 2025年12月期の当期純利益推移は、案件売却の想定時期を踏まえ、主に下期に利益を計上する計画。
• その他:
  • 2025年春頃に5号案件を募集予定。
  • 2023年度ポーター賞受賞。

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