2024年12月期通期 決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ファインデックス
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年2月13日
- 参加対象: 個人投資家向け
- 報告期間: 2024年12月期
- セグメント:
- 医療ビジネス
- 公共ビジネス
- ヘルステックビジネス
業績サマリー
- 主要指標:
- 営業収益: 5,841百万円(YoY +12.5%)
- 営業利益: 1,525百万円(YoY +1.9%)
- 経常利益: 1,544百万円(YoY +1.1%)
- 純利益: 1,162百万円(YoY +9.7%)
- 1株当たり利益: 45.30円
- 前年同期比: 上記参照
- 進捗状況:
- 期初計画の範囲内で着地
- 売上高は期初計画比101.0%
- 営業利益は期初計画比96.9%
- セグメント別状況:
- 医療ビジネス: 売上高5,495百万円(YoY +11.3%)、営業利益1,653百万円(YoY +1.7%)
- 公共ビジネス: 売上高290百万円(YoY 54.5%増)、営業利益101百万円(YoY 2.45倍増)
- ヘルステックビジネス: 売上高57百万円(YoY -16.8%)、営業損失229百万円
- 公共セグメントが収益の柱として成長
業績の背景分析
- 業績概要:
- 売上高、利益ともに、概ね期初計画の範囲内で着地
- 医療ビジネスが順調に拡大したと同時に、公共ビジネスが好調に推移。公共ビジネスは内部計画を上回る結果
- 医療ビジネスは、病院経営の悪化等、市場環境の厳しさが見えるが、大規模病院を中心に、医療DXの関心は継続。戦略製品のPiClsが動き始めた
- 公共ビジネスは収益の柱の一つとして地位を確立。大型案件の受注等、中期的な収益拡大の基礎固めも進んだ
- 戦略的な人材強化は順調。従業員数(連結)は311人に拡大、期初計画の+20人を達成。一方、優秀な人材を確保するための給与引き上げに伴い、人件費が増加
- 増減要因:
- 売上高、利益ともに、概ね期初計画の範囲内で着地
- 売上高成長率は12.5%と過去10年の平均成長率の7.9%を上回った
- 営業利益率は26.1%と前年を下回ったが、過去10年平均(21%)に比べれば高い
- 営業利益は、増収効果により売上総利益率の悪化、販管費の増加を吸収
- 売上総利益率の低下は、原価中の仕入増、労務費増が主な要因
- 販管費中の人件費がYoYで約2億円増加
- 公共セグメントの黒字拡大が業績を牽引
- ヘルステックセグメントは赤字幅が拡大したが、主要因は原材料評価損65百万円であり、これを除けば赤字幅は概ね横ばい
戦略と施策
- 現在の戦略:
- FY2025は成長投資により業績横ばいを計画
- 成長戦略の一環として、M&Aに引き続き注力
- 進行中の施策:
- PiClsの商談が確実に増加
- Cloud製品のリリース
- MCI研究の進展
- セグメント別施策:
- 医療セグメント:
- パッケージ化、SaaS化などのビジネスモデルの変革を進める
- AI活用などによるユーザーの利便性拡大、効率化を目指した製品の開発
- 政策実行時の課題に即したソリューション提供
- 営業体制の変更よる、代理店強化、エリア強化、顧客管理の見直し
- クラウド関連プロダクトを用いたクロスセル、新規開拓の強化
- 公共セグメント:
- 人材補強による販売体制の強化
- 代理店の開拓、他社システムとの連携などによる、効率的な販売ルートの確立
- 事例紹介の充実など、マーケティングの強化
- 会計連携など機能強化の開発
- ヘルステックビジネス:
- GAP/GAP-screenerの国内でのマーケティング継続
- 海外薬事未承認国での承認取得
- 海外ディーラーにむけた販売体制の指導
- 白内障診断ツールであるコントラスト感度検査の実装へ向けたR&D
- MCI(軽度認知障害)の早期発見の共同研究を継続
- 医療セグメント:
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 売上高: 6,022百万円(YoY 3.1%)
- 営業利益: 1,465百万円(YoY -4.0%)
- 純利益: 1,108百万円(YoY -4.7%)
- 配当金: 17.00円(+2.00円)
- 中期計画:
- 2025年12月期は中期経営計画「Vision for 2025(修正版)」の最終年度
- 売上高、利益ともに中期ビジョンに満たない
- 中期経営計画に未達となった最大の理由は、ヘルステックビジネス
- マクロ経済の影響:
- 成長投資に軸足を置くため、利益はマイナス成長を予想
- 売上高は前期比3.1%増と小幅成長を予想。公共及びヘルステックの伸長があるものの、医療が一時的に伸び悩む。値上げ効果は小さいとの見方
配当と株主還元
- 配当方針:
- 2025年12月期の年間配当金は17.00円を予定
- 5年連続増配の計画
- 成長投資を継続しつつ、株主還元(配当)を充実し、企業価値の向上を目指す
- 配当実績:
- 2024年12月期の年間配当金は15.00円
- 配当性向は33.1%
製品やサービス
- 製品:
- 医療システム
- Claio (画像プラットフォーム)
- DocuMaker (文書作成システム)
- REMORA Cloud (電子カルテ)
- 公共システム
- ヘルステック製品
- 医療システム
- サービス:
- サポート
- 委託研究費・その他
- EMC Healthcare
- Fitting Cloud
重要な注記
- リスク要因:
- 成長投資に軸足を置くため、利益はマイナス成長を予想
- 医療ビジネスは、ユーザーである病院の設備投資に慎重なスタンスを織り込み、マイナス成長の計画
- コンサルティング部などで進める新規ビジネスなどに関しても、多額の収益貢献は想定していない
- 2025年12月期の予想配当は前期比2.00円増配の17.00円の計画
- その他:
- 2025年12月期より、単体業績計画、中間期連結業績計画を非開示とする
- 2025年の経営戦略「未来に向けた投資を継続」
- 2025年のセグメント別の売上見通しと戦略
- 電子処方箋の運用基盤に係る業務受託に関するお知らせ
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3649 |
企業名 | ファインデックス |
URL | http://findex.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.1.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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