2024年12月期 決算説明会資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 東亞合成 (TOAGOSEI)
- 主要事業分野: 化学品
- 代表者名: 小淵 秀範 (2025年より代表取締役社長COO)
- 説明会情報:
- 参加対象: 個人投資家向け
- 説明者:
- 発言概要: 2024年12月期決算説明会資料
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2024年12月期
- セグメント:
- 基幹化学品
- ポリマー・オリゴマー
- 接着材料
- 高機能材料
- 樹脂加工製品
- その他
業績サマリー
- 主要指標:
指標 | 2023年1-12月 (百万円) | 2024年1-12月 (百万円) | 前年同期比 |
---|---|---|---|
売上高 | 159,371 | 167,594 | +5.2% |
営業利益 | 12,499 | 14,233 | +13.9% |
経常利益 | 14,503 | 15,993 | +10.3% |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 12,179 | 11,877 | ▲2.5% |
1株当たり当期純利益 | 102.78 | 104.56 | +1.7% |
- 進捗状況:
- PBR改善に取り組んでいるが、PBR1倍未満が継続。
- 2027年にROE8%を実現し、PBR1倍超えの実現を目指す。
- セグメント別状況:
- 売上高:
- 基幹化学品: 79,145百万円 (増減 +5,656百万円)
- ポリマー・オリゴマー: 35,187百万円 (増減 +1,421百万円)
- 接着材料: 13,344百万円 (増減 +933百万円)
- 高機能材料: 10,196百万円 (増減 +253百万円)
- 樹脂加工製品: 27,702百万円 (増減 ▲164百万円)
- その他・調整額: 2,018百万円 (増減 +122百万円)
- 営業利益:
- 基幹化学品: 8,501百万円 (営業利益率10.7%)
- ポリマー・オリゴマー: 3,779百万円 (営業利益率10.7%)
- 接着材料: 409百万円 (営業利益率3.1%)
- 高機能材料: 1,275百万円 (営業利益率12.5%)
- 樹脂加工製品: 1,761百万円 (営業利益率6.4%)
- その他・調整額: ▲1,493百万円
- 売上高:
業績の背景分析
- 業績概要:
- 2024年12月期は増収増益。
- 営業利益、経常利益はニケタ増益も、当期純利益は前年同期並み。
- 自己株式の取得と消却を実施。
- 期末配当金を増配。
- 増減要因:
- 増収要因: 基幹化学品の販売数量増加、ディスプレイ向けオリゴマー、車載用電池向け接着剤の販売数量増加、高純度無機製品の販売数量増加。
- 減益要因: アクリル酸エステルの海外市況低迷。
- 競争環境:
- リスク要因:
- 米国トランプ政権の関税引上げ政策等による世界経済への影響。
- 中国経済の回復の遅れ。
- 中国産安価品の東南アジア市場への流入継続。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- モビリティ、リチウムイオン電池、半導体関連製品の収益拡大。
- メディカル関連材料、セルロースナノファイバー、次世代電池材料の早期立上げ。
- 瞬間接着剤の米国事業強化、当社アジア拠点を起点とした高付加価値製品群の展開による海外売上高の拡大。
- 太陽光発電・小水力発電の積極的導入、SDGsに資する製品開発の検討。
- PBR1倍超えに向けた経営の推進。
- 進行中の施策:
- 研究開発力強化による高機能製品開発の加速化 (川崎研究所新設によるモビリティ、半導体、メディカルケア分野の開発力強化)
- 海外販売拠点、生産拠点拡充による海外売上の拡大 (中国上海に開発拠点、北米に車載電池用ポリマー生産拠点、東南アジア、中東への凝集剤・接着剤の拡販拠点を展開)
- 前中期経営計画期間の成長投資の収益化 (車載電池用ポリマー、半導体向け製品供給体制強靭化)
- 株主還元強化 (2025年中期経営計画期間の総還元性向100%目途)
- 政策保有株式の売却 (2025年末: 純資産比10%未満)
- 人財育成とサステナビリティの実現
- エンゲージメントの向上 (成長と分配の好循環の実現)
- GHG排出量削減 (2025年: 2013年比▲35%)
- セグメント別施策:
- 基幹化学品: 省エネ電解設備への更新、陸上養殖薬液等の新用途展開推進、不採算事業の再編成
- ポリマー・オリゴマー: 車載電池用・半導体材料用ポリマーの拡販、セルロースナノファイバー(CNF)の開発加速、高分子凝集剤の生産性向上
- 接着材料: 瞬間接着剤の米国事業強化、東南アジア拡販、モビリティ向け次世代電池用接着剤の開発
- 高機能材料: 高純度無機化学品の供給体制強化、ドラックデリバリーシステム(DDS)の早期事業化、新規半導体材料開発推進
- 樹脂加工製品: インフラ老朽化対策活動強化、エコマテリアル製品の拡販
- その他: 再生可能エネルギーの導入推進
将来予測と見通し
- 業績予想:
指標 | 2025年上期予想 (百万円) | 2025年下期予想 (百万円) | 2025年予想 (百万円) |
---|---|---|---|
売上高 | 80,800 | 84,200 | 165,000 |
営業利益 | 7,500 | 7,500 | 15,000 |
営業利益率 | 9.3% | 8.9% | 9.1% |
経常利益 | 8,100 | 8,000 | 16,100 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 7,100 | 5,900 | 13,000 |
配当 | 32.5 | 32.5 | 65.0 |
- 中長期計画:
- 2027年にROE8%を実現し、PBR1倍超えの実現を目指す。
- マクロ経済の影響:
- 米国トランプ政権の関税引上げ政策等による世界経済への影響が不透明。
- 中国経済の回復の遅れ。
- 日本は、インバウンド需要や賃上げ等により景気は堅調に推移し、インフレ回帰の方向。
- 為替レート: 1USD=150.00円を想定。
- ナフサ価格: 70,000円/klを想定。
配当と株主還元
- 配当方針:
- 今中期経営計画期間(2023年~2025年)は、期間総還元性向100%目途に株主還元。
- 2026年以降は、次期中期経営計画の投資計画の状況等を判断し、株主還元方針を決定。
- 配当実績:
- 2024年年間配当金: 60円/株
- 2024年総還元性向: 116.1%
- 特別配当:
製品やサービス
- 製品:
- 基幹化学品、ポリマー・オリゴマー、接着材料、高機能材料、樹脂加工製品
- 成長ドライバー: 車載電池用接着剤、リチウムイオン電池用バインダー、高純度液化塩化水素、高純度カセイカリ、高機能CMP用アクリルポリマー
- 新製品: アロンアルフア光、歯科向け止血剤アロンキュアデンタル
- サービス:
- 協業・提携:
重要な注記
- リスク要因:
- 米国トランプ政権の関税引上げ政策等による世界経済への影響。
- 中国経済の回復の遅れ。
- 中国産安価品の東南アジア市場への流入継続。
- その他:
- 2024年5月にToagosei Vietnam設立
- 2025年3月にToagosei India 設立予定
- 2024年にトウアゴウセイ・ベトナムを新たに設立したため、当連結会計年度から連結の範囲に含めている。
- 2024年1月に能登半島地震による損失が発生。
- 2025年2月update時点での情報。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4045 |
企業名 | 東亞合成 |
URL | http://www.toagosei.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.1.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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