決算説明：NECキャピタルソリューション（8793）

2025年３月期　決算説明資料

基本情報

• 企業概要: NECキャピタルソリューション株式会社
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年4月25日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2025年3月期
• セグメント:
  • リース事業
  • ファイナンス事業
  • インベストメント事業
  • その他の事業

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 前年比▲0.4%
  • 営業利益: 前年比▲33.5%
  • 経常利益: 前年比▲20.1%
  • 純利益: 前年比▲6.0%
  • 1株当たり利益: 306円98銭
• 進捗状況: 中期経営計画2025の進捗状況について説明
• セグメント別状況:
  • リース事業: 売上高は堅調に積み上げたものの、営業利益は前年比減少。
  • ファイナンス事業: 営業利益は前年比減少。
  • インベストメント事業: 営業利益は前年比減少。
  • その他の事業: 売上・利益ともに前年比減少。

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 決算ハイライト、事業環境、業績概要について説明。
  • リース事業は、官公庁の大型案件の計上から契約実行高が前年比大幅増。
  • ファイナンス事業は、契約実行高・成約高共に前年比増。
  • 持分法投資利益や投資事業組合利益の伸長はあるものの、ファンド収益や売却案件の計上時期ズレ等により最終利益は前年比減少。
• 増減要因:
  • リース事業: 売上は堅調に積み上げたものの、主要株主の異動に伴う一時的な資金原価やシステム開発コストの増加に伴い、営業利益は前年比減少
  • ファイナンス事業: 与信コストは改善したものの、主要株主の異動に伴う一時的な資金原価の増加等から営業利益は前年比減少
  • インベストメント事業: 不動産売却収入等があったことから売上は前年比増加するものの、与信コスト計上に伴い営業利益では前年比減少
  • その他の事業: 前年にヘルスケアの売却計上があったことに加え、販管費が増加したこと等から売上・利益ともに前年比減少
• 競争環境:
  • 業界全体のリース取扱高は前年比10.7%増
• リスク要因:
  • 資金調達環境や倒産状況は引続き今後の動向に注視が必要。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • サービス事業の拡大、新たな循環型サービスを創出。
  • 注力事業への戦略的投資による成長加速。
  • ベンダーファイナンスの強化および顧客基盤拡充。
• 進行中の施策:
  • 既存サービス、事業の高度化。
  • 新たな循環型サービスの企画・調査・検証。
  • パートナー連携による提供サービスの拡大。
  • 金融プロダクトの更なる商品性強化、優良アセットの積み上げ。
  • リサ・パートナーズにおける安定的な収益基盤の強化。
  • ベンダーとの連携強化、事業領域/ベンダー基盤の拡大。
  • DX推進×IT人材育成×プロセス標準化による業務の品質性・効率性の強化。
  • 組織・人材・カルチャー変革の加速。
  • スタッフと営業の連携強化による顧客対応力の向上。
  • SBI新生銀行グループとの事業シナジー創出の取り組み。
• セグメント別施策: 各セグメントにおける特定施策とその成果について説明。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高: 2,950億円（+401億円）
  • 営業利益: 155億円（+77億円）
  • 経常利益: 160億円（+66億円）
  • 親会社株主に帰属する純利益: 100億円（+34億円）
  • 1株当たり純利益: 464円25銭
• 中長期計画: 中期計画2025の進捗状況について説明。

配当と株主還元

• 配当方針: 2026年3月期の1株当たりの配当金は、当期と同様の年間150円を予想。
• 配当実績:
  • 2025/3期 実績: 75円00銭（第2四半期末）、75円00銭（期末）、150円00銭（年間）
  • 2026/3期 予想: 75円00銭（第2四半期末）、75円00銭（期末）、150円00銭（年間）

製品やサービス

• サービス:
  • リース/レンタルアップ品を活用した「メーカー保証付き再生PC」の提供サービス
• 協業・提携: SBI新生銀行グループとの事業シナジー創出の取り組みについて説明。

重要な注記

• リスク要因: 資金調達環境や倒産状況は引続き今後の動向に注視が必要。
• その他:
  • 2024年10月の業務提携契約の締結以降、定例協議会等において具体的な連携内容を特定し推進中。
  • 2025/3期における案件の紹介等協業検討規模約900億円から営業資産を着実に積み上げ。
  • 2026/3期においても、既に多くのパイプラインやテーマについて協議中。

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