決算説明：ENECHANGE（4169）

2025年3月期第4四半期 決算説明資料兼事業計画及び成長可能性に関する事項 （100日プランの総括と今後の成長戦略）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: ENECHANGE株式会社
  • 主要事業分野: エネルギーテック
  • 代表者名: 丸岡 智也 (CEO)
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年2月13日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 説明者:
  • 発言概要: 2025年3月期第4四半期 決算説明資料兼事業計画及び成長可能性に関する事項 (100日プランの総括と今後の成長戦略)
• 報告期間: FY24Q4 (2024年1月～12月)
• セグメント:
  • プラットフォーム事業
  • データ事業
  • EV充電事業

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 約52億円
  • ストック売上: 約26億円
• 進捗状況:
  • 100日プランの主要プロジェクトを完遂
  • FY24Q5は経常利益で一時的に黒字化を目指す
  • FY24(15ヶ月)は赤字の見通し。FY25に黒字化を目指す
• セグメント別状況:
  • プラットフォーム事業: 売上高39.0億円 (YoY+20%)、ストック売上16.1億円 (YoY+26%)
  • データ事業: 売上高11.6億円 (YoY+17%)、ストック売上8.9億円 (YoY+20%)
  • EV充電事業: 売上高1.1億円 (YoY▲31%)、ストック売上0.9億円 (YoY+212%)

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高はFY24 (1-12月)予想の50億円を超え、約52億円で着地。ストック売上も概ね予想を達成。
  • プラットフォーム事業では、FY24(1-12月)の各Qでストック売上過去最高を記録し、着実に右肩上がり。
  • エネルギークラウド事業では、セグメント利益において過去最高を記録。
  • EV充電事業では2025年1月末での目的地充電累計設置口数(設置完了ベース)は7,303口を突破。
• 増減要因:
  • ストック売上の増加
  • プラットフォーム事業、データ事業の好調
• リスク要因:
  • EVの普及率
  • 補助金事業
  • EV充電事業の入札結果
  • 為替変動

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • ENECHANGE 2.0「変革」の100日プラン
    • 主要プロジェクトを完遂
    • コア事業の確実な成長
    • EV充電事業による「将来成長エンジンへの投資」
• 進行中の施策:
  • 伊藤忠エネクスとの資本業務提携
  • 中部電力ミライズとのEV充電事業の合弁会社化
  • 再発防止策の実行
• セグメント別施策:
  • プラットフォーム事業: 顧客獲得コストを抑制し、利益確保を優先
  • EV充電事業: 合弁会社化により、普通充電インフラを数倍規模に成長させ、スケールメリットを活かして早期黒字化を目指す

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • FY24Q5は経常利益で一時的に黒字化を目指す
  • FY25に黒字化を目指す
  • FY27に100億円を目指す
• 中長期計画:
  • 2027年目標は直近のARPUの水準を反映し、ユーザー数約110万件の早期達成を目指し、売上高約70億円を見込む
• マクロ経済の影響:
  • 大手電力の業績好調
  • IT投資意欲の改善

製品やサービス

• 製品:
  • EV充電器
• サービス:
  • 電力・ガス会社切替プラットフォーム
  • 電力会社向けDXサービス
  • EV充電サービス
• 協業・提携:
  • 伊藤忠エネクスとの資本業務提携
  • 中部電力ミライズとのEV充電事業の合弁会社化

重要な注記

• リスク要因:
  • 電力市場に関する規制変更等
  • EVの普及率
  • 補助金事業
  • 為替変動
• その他:
  • 2025年3月(2024年度第5四半期中)に合弁会社としてEV充電事業を開始する見通し

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企業情報

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