1. 企業情報
企業名: 美樹工業株式会社
概要: 美樹工業は日本の建設業を主要事業とする企業です。公共施設、商業施設、分譲マンション、オフィス、倉庫、医療施設、市役所、学校給食センターなどの建設工事を請け負うほか、ガス工事、道路修復、パイプライン建設、消防設備（スプリンクラーなど）の設置、空調・換気・給排水設備の設置、各種の保守管理業務、土木工事（橋梁、河川、公園、道路など）を手掛けています。さらに、太陽光や風力発電による電力販売、不動産賃貸、保険代理店業務、食品・飲料事業、鉄鋼加工も行っています。
設立年月日: 1962年1月23日
本社所在地: 兵庫県姫路市北条951-1
代表者: 岡田尚一郎
従業員数: 571人
平均年齢: 42.3歳
平均年収: 5,750万円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界: 建設・資材
業界内での競争優位性: 大阪ガスと緊密な関係を持ち、ガス工事や住宅事業（セキスイハイム）の分野で競争力を有しています。
市場シェア: 詳細な市場シェアは不明ですが、建設業界における中堅企業に位置づけられます。
課題: 建設業界の資材価格や労務費の高騰、人手不足が業績に影響を与える可能性があります。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣のビジョン: 持続可能な成長と業界内での競争力を維持することを目指しています。
中期経営計画: 建設事業と住宅事業の強化、新規事業の展開、コスト管理の強化を掲げています。
具体的な施策: M&Aによる事業拡大、収益性の高いリフォーム工事の増加、新規事業の開発、建設コストの上昇への対策。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデル: 建設事業、住宅事業、ガス工事、不動産賃貸、新規事業など多角化された収益モデル。
市場ニーズへの適応力: 建設業界の変動に対応するため、新規事業の開発やコスト管理の強化に取り組んでいます。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向: 技術革新については詳細な情報が提供されていませんが、建設業界における最新技術の導入に注力していると考えられます。
主力製品: 建設工事、ガス工事、住宅事業（セキスイハイム）、不動産賃貸など。
6. 株価の評価
株価: 5,080円
EPS（会社予想）: 823.45円
BPS（実績）: 14,835.85円
PER（会社予想）: 6.17倍
PBR（実績）: 0.35倍
株価とEPSの比較: 現在の株価はEPSの1.22倍と、PERが業界平均の11.3倍より低い水準となっています。
7. テクニカル分析
株価推移: 直近10日間の株価は5,080円から5,140円の間で推移しており、安値圏に近い水準です。
移動平均線: 50日移動平均線は4,882.30円、200日移動平均線は4,761.12円。現在の株価は200日MAより上にあるが、50日MAよりやや下。
8. 財務諸表分析
売上高: 過去12か月で28.69億円。前年比で18.8%増。
利益: 営業利益は6.63億円、経常利益は8.61億円。前年比で営業利益が73.6%増、経常利益が79.2%増。
ROE（過去12か月）: 5.70%
ROA（過去12か月）: 2.82%
キャッシュフロー: 四半期末の総資産は36,723百万円、純資産は18,427百万円。
9. 株主還元と配当方針
配当利回り（会社予想）: 3.94%
年間配当（会社予想）: 200円
配当性向: 33.21%
自社株買い: 詳細な情報は提供されていません。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価変動: 直近10日間で安値5,080円、高値5,140円。
影響要因: 業績予想、市場動向、競合状況など。
11. 総評
全体的な見解: 美樹工業は建設業界における中堅企業であり、ガス工事や住宅事業で競争力を有しています。中期経営計画では事業拡大とコスト管理の強化を掲げています。財務面では健全な状態を維持しており、株価はPERが業界平均より低い水準となっています。テクニカル分析では安値圏に近い水準となっており、投資機会が検討される可能性があります。
企業情報
| 銘柄コード | 1718 |
| 企業名 | 美樹工業 |
| URL | http://www.mikikogyo.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
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