決算説明：日揮ホールディングス（1963）

2024年度 第2四半期　決算説明会　事業概況

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 日揮ホールディングス株式会社
  • 主要事業分野: 総合エンジニアリング事業、機能材製造事業
  • 代表者名: 石塚 忠 (代表取締役社長COO)
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月12日
• 説明者: 石塚 忠 (代表取締役社長COO)
  • 発言概要: 資料の内容に基づいた事業概況の説明。
• 報告期間: 2024年度 第2四半期
• セグメント:
  • 総合エンジニアリング事業: プラントエンジニアリング、EPC事業など。
  • 機能材製造事業: 触媒、ファインケミカル、ファインセラミックスなど。

業績サマリー

• 主要指標: (数値は資料に記載されている単位で記載)
• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は、資料からは読み取れません。
• セグメント別状況:
  • 総合エンジニアリング事業: 上半期連結受注高 約3,700億円 (2024年度受注目標合計:9,700億円)。
  • 機能材製造事業: 上半期売上高 約265億円 (2024年度見通し: 520億円)。

業績の背景分析

• 業績概要: 上半期は、総合エンジニアリング事業において海外を中心に受注実績を伸ばしたものの、国内は低調。機能材製造事業は堅調に推移。
• 増減要因: 総合エンジニアリング事業は、海外でのLNG、水素、アンモニア関連案件の受注増加が寄与。国内は、投資費用の増加や補助金の交付遅延の影響で投資計画が後ろ倒し傾向にある。機能材製造事業は、燃料需要の回復や半導体関連市場の回復が寄与。
• リスク要因: 金利上昇、建設費用増加、補助金交付遅延、為替変動など。

戦略と施策

• 現在の戦略: 脱炭素社会への移行に対応したトランジションエネルギー関連事業への注力、サステナブル分野への事業展開、バイオものづくり事業の推進など。
• 進行中の施策: EPC事業の収益安定化に向けた取り組み(人材リソースマネジメント強化、海外グループ会社の遂行力に応じたプロジェクトへの取り組み)、バイオものづくり事業の研究開発拠点建設など。
• セグメント別施策:
  • 総合エンジニアリング事業: ローカルEPC案件の厳選、海外グループ会社の役割再定義。
  • 機能材製造事業: 海外顧客への拡販、低・脱炭素分野向け製品の展開、用途拡大による収益源の多角化。

将来予測と見通し

• 業績予想: 機能材製造事業の売上高は2024年度520億円を見込む。総合エンジニアリング事業の受注目標は9,700億円。
• 中長期計画: バイオものづくり事業のプラットフォーム化、2030年以降のビジネスモデル多角化を目指す。
• マクロ経済の影響: 金利上昇、建設費用増加、為替変動、世界経済の減速リスクなど。

製品やサービス

• 製品: 触媒、ファインケミカル、ファインセラミックスなど。
• サービス: プラントエンジニアリング、EPC事業など。
• 協業・提携: バイオものづくり事業において、Bacchus Bio Innovation社と協業。

重要な注記

• リスク要因: 金利上昇、建設費用増加、補助金交付遅延、為替変動、世界経済の減速リスクなど。

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