1. 企業情報
企業名: アルマード株式会社
概要: アルマードは、化粧品およびサプリメントの企画、開発、販売を行っている企業です。主に卵殻膜を原料とした製品を販売しており、TVショッピング、OEM製造、直販（EC）を通じて市場に提供しています。主なブランドにはTO-II、Ode、CELLULA、Type III、TO-II+があります。
事業内容:
- TV通販: 18
- 外販（一般流通）: 5
- 外販（OEM販売）: 22
- 直販（EC）: 55
設立年月日: 2000年10月18日
代表者名: 保科 史朗
住所: 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-6-2 菱華ビルディング
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
- 競争優位性: 独自の卵殻膜成分を活用した製品で高い市場認知度を持ち、ECを通じた販売チャネルが強み。
- 課題: 原材料価格の高騰や世界情勢の不安定化による影響を受けやすい。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- 卵殻膜商品の認知度向上を狙った広告運用強化。
- 直販（EC）の拡大と既存販売チャネルの強化。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 直販（EC）の売上増加による収益拡大。
- 卵殻膜商品のブランド認知度向上。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- 直販（EC）を通じたオンライン販売が主要な収益源であり、EC市場の成長に対応できる。
- 市場ニーズの変化に柔軟に対応できるビジネスモデルを維持。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- 独自の卵殻膜成分を活用した製品開発に注力。
収益を牽引している製品やサービス:
- 卵殻膜を原料とした化粧品およびサプリメント。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- 予想EPS: 73.40
- 現在の株価: 1,094円
- PER（会社予想）: 14.90倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 50日移動平均線: 1,104.26円
- 200日移動平均線: 1,103.09円
- 直近10日間の株価は1,058円から1,110円の間で変動しており、安値圏から中値圏を推移している。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上（過去12か月）: 81.9億円（前年比16.00%増）
- 利益:
- 営業利益: 960.535百万円
- 経常利益: 963.280百万円
- 四半期純利益: 299百万円（前年同期比36.9%減）
- ROE（過去12か月）: 30.31%
- ROA（過去12か月）: 11.31%
- キャッシュフロー: 総資産1.02億円、総負債2.1億円
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 5.94%
- 配当性向: 144.70%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自己株式取得を実施。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価は1,058円から1,110円の間で変動しており、安値圏から中値圏を推移している。
株価への影響を与える要因:
- 原材料価格の高騰や世界情勢の不安定化による影響。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
- アルマードは独自の卵殻膜成分を活用した製品で市場で高い認知度を持ち、ECを通じた販売チャネルが強みである。しかし、原材料価格の高騰や世界情勢の不安定化による影響を受けやすい。経営戦略は直販（EC）の拡大と卵殻膜商品のブランド認知度向上を掲げており、持続可能なビジネスモデルを維持している。財務面ではROE、ROAが健全であり、株価は安値圏から中値圏を推移している。株主還元は配当性向が高いため、投資家にとって魅力的である。
企業情報
| 銘柄コード | 4932 |
| 企業名 | アルマード |
| URL | https://www.almado.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
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