1. 企業情報
- 企業名: 東邦レマック株式会社
- 概要: 靴の卸売大手。婦人・紳士靴の量販店向け卸売りが主柱。ケミカルシューズに強み。アジアから開発輸入強化中。
- 事業内容: 婦人靴、紳士靴、ゴム・スニーカー、ケミカル靴の卸売。
- 設立年月日: 1958年7月5日
- 代表者名: 笠井信剛
- 住所: 〒113-8513 東京都文京区湯島3-42-6
- 市場区分: スタンダード（内国株式）
- 17業種区分: 商社・卸売
- 33業種区分: 卸売業
- Industry: Footwear & Accessories
- Sector: Consumer Cyclical
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内での競争優位性: ケミカル靴に強みがあり、アジアからの開発輸入を強化している。
- 課題: 紳士靴のライセンスブランドが苦戦している。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣が掲げるビジョンや戦略: アジアからの開発輸入を強化し、ケミカル靴の強みを活かした事業拡大を目指している。
- 中期経営計画の具体的な施策や重点分野: 不動産事業の収益化とシューズ事業の健闘を継続。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 婦人・紳士靴の卸売を通じた収益モデル。
- 市場ニーズへの適応力: アジアからの開発輸入強化により市場ニーズに対応。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 詳細な技術革新の動向は不明。
- 収益を牽引している製品やサービス: ケミカル靴が主力。
6. 株価の評価
- EPS（会社予想）: 25.55
- BPS（実績）: 894.42
- PER（会社予想）: 19.02倍
- PBR（実績）: 0.54倍
- 現在の株価との比較: 株価は484円で、PERに基づく割安評価。
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間の株価は上昇傾向。50日移動平均は416.20円、200日移動平均は462.05円。
- 現在の株価の高値圏か安値圏か: 高値圏に近い。
8. 財務諸表分析
| 指標 | 数値 |
|---|---|
| 売上高 (過去12か月) | 16.6B |
| 利益率 | 3.35% |
| 営業利益率 (過去12か月) | 8.82% |
| ROE (過去12か月) | 11.00% |
| 総資産 | 6,156百万円 |
| 負債合計 | 1,604百万円 |
| 純資産 | 4,551百万円 |
| 自己資本比率 | 73.9% |
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 2.35%
- 1株配当（会社予想）: 11.40円
- 配当性向: 45.83%
- 自社株買い: なし
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近の変動傾向: 上昇傾向。
- 株価への影響を与える要因: 業績予想、市場動向、地政学的リスクなど。
11. 総評
- 各分析結果の簡潔なまとめ: 東邦レマックは靴の卸売業においてケミカル靴の強みを活かした事業を展開しており、アジアからの開発輸入を強化している。中期経営計画では不動産事業の収益化とシューズ事業の健闘を継続する。財務面では自己資本比率が73.9%と健全であり、ROEも11.00%と高い。株価は高値圏に近い。配当性向は適度で、株主還元も積極的に行われている。
- 全体的な見解: 持続可能な事業モデルと健全な財務基盤を持ち、将来の成長性も期待できる企業。ただし、市場動向や地政学的リスクに注意が必要。
企業情報
| 銘柄コード | 7422 |
| 企業名 | 東邦レマック |
| URL | http://www.toho-lamac.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
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