1. 企業情報
企業名: アクシーズ株式会社
概要: アクシーズは、日本国内および国際的に食品製造および販売を手掛ける企業です。主要事業は食品、外食、エネルギーの3セグメントで構成されています。主要製品には、鶏肉製品（フライドチキン、ステュードライバー、チキンナゲット）、ゼオライト製品、しらすバルーンなどがあります。また、ケンタッキーフライドチキン（KFC）およびピザハットフランチャイズ店の運営、再生可能エネルギーの製造・供給も行っています。
設立年月日: 1962年11月13日
本社所在地: 〒890-0014 鹿児島市草牟田2-1-8
代表者名: 伊地知 高正
従業員数: 1,320人
平均年齢: 43.7歳
平均年収: 4,900千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性: 鶏肉国内大手であり、KFCへの供給が主力。飼料から加工まで一貫生産体制を持ち、外食フランチャイズも運営している。
市場シェア: 鶏肉業界において国内トップクラスのシェアを有している。
課題: 鶏肉業界は飼料原料価格の高騰や人件費の上昇など、製造コストの上昇による厳しい状況に直面している。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣のビジョンと戦略: 鶏肉加工工場の改修投資による生産能力増強と効率化・省力化を目指す。
中期経営計画: 食品事業における生産能力増強と効率化・省力化を企図した鶏肉加工工場群の改修投資を実施。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデル: 主要収益源は鶏肉製品の製造・販売、外食フランチャイズの運営、再生可能エネルギーの製造・供給。
市場ニーズへの適応力: 市場ニーズの変化に対応するため、生産効率の向上と新製品の開発に注力。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向: 生産効率の向上と省力化のための設備投資を継続。
主力製品: 鶏肉製品（フライドチキン、ステュードライバー、チキンナゲット）が主力製品。
6. 株価の評価
株価: 2,956円
EPS（会社予想）: 213.69円
PER（会社予想）: 13.83倍
BPS（実績）: 3,742.71円
株価の評価: 現在の株価はEPSを考慮するとPER 13.83倍で、業界平均PER 17.7倍より低い。したがって、割安評価と言える。
7. テクニカル分析
株価推移: 直近10日間の株価は、2,921円から2,963円の間で推移。
高値圏か安値圏: 50日移動平均線（2,851.20円）と200日移動平均線（2,747.79円）を上回っており、高値圏に位置している。
8. 財務諸表分析
売上高: 過去12か月で26.14B円（前年比2.70%増）
利益: 営業利益1,304百万円（前年同期比13.5%増）、経常利益1,316百万円（前年同期比0.9%減）、親会社株主に帰属する四半期純利益1,153百万円（前年同期比25.0%増）
ROE（実績）: 7.11%
ROA（実績）: 4.50%
キャッシュフロー: 総キャッシュ7.5B円（直近四半期）
負債: 総負債48M円（直近四半期）
自己資本比率: 85.8%（2025年6月期第3四半期末）
9. 株主還元と配当方針
配当利回り（会社予想）: 3.33%
1株配当（会社予想）: 98.50円
配当性向: 41.44%
株主還元策: 自社株買いは行っていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の変動傾向: 直近10日間で安定した上昇傾向を示している。
影響要因: 業績予想の修正、市場動向、競合状況など。
11. 総評
全体的な見解: アクシーズは鶏肉業界における主要プレイヤーであり、KFCへの供給が主力事業である。事業モデルは持続可能で、技術革新により生産効率を高めている。株価は割安評価となっており、テクニカル面でも高値圏に位置している。財務面でも健全で、株主還元も積極的に行われている。しかし、鶏肉業界の厳しい状況は業績に影響を与える可能性がある。
企業情報
| 銘柄コード | 1381 |
| 企業名 | アクシーズ |
| URL | http://www.axyz-grp.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 水産・農林業 |
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