決算説明：イントランス（3237）

2025年３月期第３四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社イントランス
  • 主要事業分野: 不動産事業、ホテル運営事業、その他事業
  • 代表者名: 何 同璽
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年2月12日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2025年3月期 第3四半期
• セグメント:
  • 不動産事業: 不動産の売買、管理、仲介事業等
  • ホテル運営事業: 宿泊施設の運営、運営受託等
  • その他事業: インバウンド送客、ホテル投資ファンド等

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 639百万円（前年同期比31.8%減）
  • 営業損失: ▲220百万円（前年同期は87百万円の損失）
  • 経常損失: ▲265百万円（前年同期は91百万円の損失）
  • 純利益: ▲266百万円（前年同期は54百万円の損失）
  • 1株当たり利益: ▲5.79円（前年同期は1.47円の損失）
• 進捗状況:
  • 2025/03上期は、中長期的な収益源となるホテル運営権獲得のための活動に注力し、案件数は着実に増加中
  • 2025/03の期初業績予想との数値差異が大きく、計画数値の進捗は低い状況
• セグメント別状況:
  • 不動産事業:
    • 売上高: 185百万円（前年同期比62.5%減）
    • 営業利益: 41百万円（前年同期比81.3%減）
  • ホテル運営事業:
    • 売上高: 453百万円（前年同期比34.1%増）
    • 営業損失: ▲35百万円（前年同期は61百万円の損失）
  • その他事業:
    • 売上高: 0百万円
    • 営業損失: ▲19百万円（前年同期は25百万円の損失）

業績の背景分析

• 業績概要:
  • ホテル売上は順調に伸びるも、前年同期比で不動産収益の減少等により連結売上は減少、営業損失は拡大
  • 中長期的な収益活動は順調に推移したが、短中期での収益確保が不十分な状況
  • ホテル運営収益は堅調に改善するも、前期における未回収債権回収による販管費減少効果が当四半期なかったため営業損失は拡大
• 増減要因:
  • 不動産事業: 不動産仲介1件成立したが不動産売却なく、前年同期比で売上及び営業利益は減少
  • ホテル運営事業: ホテル売上は堅調に推移し売上総利益は上昇したものの、セグメント全体の固定費をカバーできず、営業赤字で着地
  • インバウンド送客事業: グループホテルへの送客にとどまったため、連結消去で連結売上は発生せず。
• リスク要因:
  • 短中期での収益確保が不十分な状況

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 中長期計画の達成に向けて、以下のアクションプランを実行
    • 不動産事業において短期的収益の確保に向けた活動を推進する
    • ホテル運営事業においてホテル収益を確保
    • インバウンド送客事業において収益を確保
• 進行中の施策:
  • 不動産事業では、ホテル開発用地の不動産仲介、開発案件(ホテル・インバウンド向け宿泊施設)の推進、並びにリゾート施設開発のプロジェクトマネジメント業務の確保へ注力し、収益多様化を図る
  • ホテル運営事業では、新規ホテルの運営権確保へ注力し、交渉案件数は着々と増加
  • インバウンド送客事業(その他事業)では、グループ以外のホテルとの送客契約に向け注力
  • 投資事業(その他事業)では、ホテル開発の資金確保に向け、国内外投資家とのファンド組成等へ注力
• セグメント別施策:
  • 不動産事業: 不動産仲介1件成立したが不動産売却なく、前年同期比で売上及び営業利益は減少
  • ホテル運営事業: ホテル売上は堅調に推移し売上総利益は上昇したものの、セグメント全体の固定費をカバーできず、営業赤字で着地
  • インバウンド送客事業: グループホテルへの送客にとどまったため、連結消去で連結売上は発生せず。グループ外ホテルとのシステム連携が実施可能となった。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2029/03期にて売上高160億円、営業利益13億円を目指す
• 中長期計画:
  • 2025/03期~2029/03期までの中長期計画における事業施策が徐々に進展中

製品やサービス

• サービス:
  • 不動産事業: 不動産の売買、管理、仲介事業等
  • ホテル運営事業: 宿泊施設の運営、運営受託等
  • その他事業: インバウンド送客、ホテル投資ファンド等
• 協業・提携:
  • 国際ホテルブランドとの戦略的提携(合弁会社[JV]設立)

重要な注記

• リスク要因:
  • 短中期での収益確保が不十分な状況
• その他:
  • インバウンド送客事業は、会計上のセグメントとしては「その他事業」として分類されている。

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