1. 企業情報
- 企業名: エステールホールディングス株式会社
- 概要: 宝飾品、眼鏡、食品販売、飲食店、コスメティック、ファッション、帽子を製造販売する企業。1946年に設立され、東京に本社を置く。
- 事業内容: 宝飾品84(2)、眼鏡9(3)、食品販売・飲食店7(-15)（2024.3）
- 設立年月日: 1959年3月12日
- 従業員数: 2,642人
- 代表者名: 丸山 雅史
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内での競争優位性: 宝飾品の生産から販売まで一貫体制を持ち、SC内テナントが中心。眼鏡チェーンも運営。
- 課題: 厳しい小売業界環境下での業績維持が課題。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: 顧客とのコミュニケーション強化、人材育成、海外事業の拡大。
- 中期経営計画の具体的な施策:
- 宝飾品: 70周年記念キャンペーンなど、顧客とのコミュニケーション強化。
- 眼鏡: 国内小売事業の見直し、人材育成強化、海外子会社での卸売事業拡大。
- 食品販売・飲食店: よりオリジナリティのある商品開発。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 主に宝飾品、眼鏡、食品販売・飲食店からの収益。
- 市場ニーズへの適応力: 顧客ニーズに合わせた商品開発とマーケティング戦略の強化。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 詳細な技術革新の情報は不明。
- 収益を牽引する製品やサービス: 宝飾品、眼鏡、食品販売・飲食店。
6. 株価の評価
- EPS（会社予想）: 4.77
- BPS（実績）: 1,119.00
- PER（会社予想）: 120.75倍
- PBR（実績）: 0.51倍
- 現在の株価との比較: 株価576円に対して、BPSは1,119円と高く、PERは業界平均の10倍を超える高倍率。
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間の株価は571円から580円の間で推移。50日移動平均589.60円、200日移動平均607.27円。
- 高値圏か安値圏か: 現在の株価は50日MAと200日MAより低いため、安値圏に位置している。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 過去12か月で31,460百万円（前年比-1.40%）
- 利益: 営業利益164百万円（前年比-84.6%）、経常利益△90百万円（前年比-92.3%）
- ROE（過去12か月）: -5.50%
- ROA（過去12か月）: 0.36%
- キャッシュフロー: 総キャッシュ5,860百万円、総負債10,690百万円、総負債/総資産比率89.04%
- 過去数年分の傾向: 売上高は減少傾向、利益は赤字が続いている。
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 4.69%
- 1株配当（会社予想）: 27.00円
- 配当性向: 285.71%
- 自社株買い: 8.57%の自己株式を保有
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近の変動傾向: 直近10日間で571円から580円の間で推移。
- 株価への影響を与える要因: 厳しい小売業界環境、資源価格や原材料価格の高騰、円安、中国経済の減速など。
11. 総評
- 各分析結果のまとめ: エステールホールディングスは宝飾品、眼鏡、食品販売・飲食店を主要事業とする企業で、厳しい小売業界環境下で業績を維持することが課題。経営陣は顧客とのコミュニケーション強化、人材育成、海外事業拡大を掲げている。しかし、売上高と利益は減少傾向にあり、ROEも負の数値。株価は安値圏に位置し、高PERを示す。配当性向は高く、株主還元は積極的である。
企業情報
| 銘柄コード | 7872 |
| 企業名 | エステールホールディングス |
| URL | http://www.as-estelle.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
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