2025年3月期 決算説明資料
基本情報
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年5月9日
- 参加対象: 個人投資家向け
- 報告期間: 2025年3月期
- セグメント:
- 証券事業: 総合的な投資サービスを提供するオンライン証券
- クリプトアセット事業: 暗号資産取引サービス提供
- アセットマネジメント: ロボアド/機関投資家運用サービスの提供
- 投資事業: ベンチャーキャピタル事業
- その他: 能力開発支援、生成AI事業、ゲノム・健康
業績サマリー
- 主要指標:
- 純利益: 2025年3月期は△51億円 (連結当期利益)
- 前年同期比: 2024年1月開始のNTTドコモとの資本業務提携によりマネックス証券による利益貢献は減少するも、トレードステーションは当社グループ入り後最高利益を記録。+8%(YoY)
- 進捗状況:
- 2025年3月期のコミットメントの振り返り: 各グループ会社の成長戦略の推進、成長領域への投資、資本コストおよび株価を意識した経営を着実に実施。今後の更なる成長のための礎を築いた一年となった。
- 2026年3月期のコミットメント: 2025年3月期のコミットメントに加えて、2026年3月期は「グループ内シナジーの追求」も推進していくことで、企業価値の更なる向上を目指す。
- セグメント別状況:
- 日本: 2025年3月期はマネックス証券による利益が年間を通じて持分法投資利益に移行。国内運用事業の着実な成長に加え、3iQのグループ入りによる収益貢献の結果、当期利益は△0億円。
- 米国: 株式、オプション取引が増加しその他受入手数料が大きく増加。金融収支も大幅に増加したことにより、営業収益は過去最高を記録。当期利益もグループ入り後最高となる71億円。
- クリプトアセット: 暗号資産市場の活況に加え、当期第1四半期でIEO実施に伴う収益を計上した結果、増収。また、当期はDe-SPAC上場に係る一過性費用を計上した結果、当期利益は△123億円。
- 投資: 複数の投資先で株式評価・売却損益を計上し、当期利益は△6億円。
業績の背景分析
- 業績概要:
- 2025年3月期 第4四半期(3ヶ月): 米国証券事業の営業収益が米ドルベースで過去最高を記録。一方で、コインチェックグループのDe-SPAC上場のための一過性費用を当四半期で追加計上し、連結四半期利益は8億円。一過性費用を除いた実力値税引前利益は35億円。
- 2025年3月期(12ヶ月): 日米証券事業の安定推移に加え、コインチェックが大幅増収。一方でコインチェックグループのDe-SPAC上場に係る一過性費用を計上し、連結当期利益は△51億円。一過性要因を除いた実力値税引前利益は136億円、実力値当期利益は94億円。
- 増減要因:
- 2025年3月期 第4四半期(3ヶ月):
- 日本: 市場環境が厳しい中、マネックス証券ではアセマネモデルを推進し収益確保に努め、持分法投資利益2億円。税効果会計の影響もあり四半期利益は△11億円。
- 米国: 顧客取引の増加により手数料収益が増加。金融収支も安定的に推移しており、営業収益は米ドルベースで過去最高を記録。費用も適正水準を維持した結果、四半期利益は18億円。
- クリプトアセット: 販売所の取引高の減少により前四半期比減収。当四半期でDe-SPAC上場のための一過性費用を追加計上した一方、ワラントの評価益を計上した結果、四半期利益は4億円。一過性費用を除いた実力値税引前利益は19億円。
- 投資: 複数の投資先で株式評価・売却損益を計上し、四半期損益は△4億円。
- 2025年3月期(12ヶ月):
- 日本: マネックス証券による利益が年間を通じて持分法投資利益に移行。国内運用事業の着実な成長に加え、3iQのグループ入りによる収益貢献の結果、当期利益は△0億円。
- 米国: 株式、オプション取引が増加しその他受入手数料が大きく増加。金融収支も大幅に増加したことにより、営業収益は過去最高を記録。当期利益もグループ入り後最高となる71億円。
- クリプトアセット: 暗号資産市場の活況に加え、当期第1四半期でIEO実施に伴う収益を計上した結果、増収。また、当期はDe-SPAC上場に係る一過性費用を計上した結果、当期利益は△123億円。
- 投資: 複数の投資先で株式評価・売却損益を計上し、当期利益は△6億円。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 成長戦略の追求と利益成長
- 成長領域への投資
- 資本コストおよび株価をより一層意識した経営
- グループ内シナジーの追求
- 進行中の施策:
- 成長領域への投資:
- Westfield Capital Management Company, L.P. への投資実行
- Coincheck GroupによるNext Finance Tech買収
- 資産運用ビジネス強化に向けた成長投資
- グループ間シナジーの追求: 各社のオーガニックでの成長に加えて、セグメントを超えてシナジーを創出することで新たな価値を創造し、企業価値のさらなる向上を目指す。
- セグメント別施策:
- マネックス証券:
- NTTドコモ、イオン銀行等とのアライアンス推進
- アセマネモデルの推進
- Coincheck:
- M&A
- 顧客基盤の拡大
- BtoBビジネス拡大
- TradeStation:
- アクティブトレーダー向けの洗練されたツールの開発・提供
- サードパーティーとのAPI連携
将来予測と見通し
- 中長期計画:
- 2026年3月期のコミットメント: 2025年3月期のコミットメントに加えて、2026年3月期は「グループ内シナジーの追求」も推進していくことで、企業価値の更なる向上を目指す。
配当と株主還元
- 配当方針: 資本コストおよび株価を意識した経営のもと、2024年10月に資本政策を強化。今後も規律ある運営を行っていく。
- 配当実績:
- 当期期末配当の予想額: 1株あたり25.2円 (普通配当15.2円、特別配当10円)
- 特別配当: マネックスBoom証券などの売却により得た資金を原資とし、2025年3月31日を基準日とする特別配当。1株あたり特別配当10.0円、総額約25億円の特別配当を実施予定。
製品やサービス
- 製品:
- サービス:
- マネックス証券: NTTドコモとの協業を通じて、これまでにdカード®積立やdアカウント連携等をローンチ。ドコモ経済圏ユーザーがマネックス証券を利用するメリットを引き続き拡大。
- トレードステーション: アクティブトレーダー向けの洗練されたツール、コンシェルジュサービス、顧客の取引体験を向上させることで、収益の拡大を目指す。
- Coincheck: 国内最多のIEO実施実績があり、現在は4号案件となるFanpla社のIEO実施に向けて準備中。
- 3iQ Digital Holdings Inc.: カナダの暗号資産運用会社3iQ Digital Holdings Inc. は、今後増大が予想される世界の機関投資家や取引所における暗号資産運用ニーズの取り込みを目指す。
- 株式会社ヴィリング: STEAM ※教育・バイリンガル教育・発達支援事業を展開。
- マネックスライフセトルメント: 「マネックスの保険買取」サービスの提供を展開。
- 協業・提携: NTTドコモ、イオン銀行
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 8698 |
企業名 | マネックスグループ |
URL | http://www.monexgroup.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.1.1)」によって自動生成されました。
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