決算説明：フジ・メディア・ホールディングス（4676）

2025年３月期第２四半期（中間期）決算説明会資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: フジ・メディア・ホールディングス
  • 主要事業分野: メディア・コンテンツ、都市開発・観光
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月18日
• 報告期間: 2025年3月期 第2四半期(中間期)
• セグメント:
  • メディア・コンテンツ事業: フジテレビジョン、ビーエスフジ、ニッポン放送、仙台放送、フジクリエイティブコーポレーション、共同テレビジョン、ポニーキャニオン、フジパシフィックミュージック、DINOS CORPORATION、クオラス、扶桑社など
  • 都市開発・観光事業: サンケイビル、グランビスタ ホテル&リゾートなど

業績サマリー

• 主要指標 (単位:百万円):

• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は概ね予想通り。通期予想に変更なし。
• セグメント別状況:
  • メディア・コンテンツ事業: 売上高減収増益、配信関連ビジネス好調。
  • 都市開発・観光事業: 売上高増収増益、ホテル事業好調。

業績の背景分析

• 業績概要: 連結売上高は0.2%増収、連結営業利益は6.6%増益、親会社株主に帰属する中間純利益は25.4%増益。
• 増減要因: メディア・コンテンツ事業は、フジテレビの放送収入増収と配信関連ビジネスの成長が寄与。都市開発・観光事業は、インバウンド需要の回復や「神戸須磨シーワールド」の開業が寄与。
• リスク要因: 為替変動、規制変更、サプライチェーン問題など。

戦略と施策

• 現在の戦略: 中期グループビジョンに基づき、資本収益性の向上、株主還元、サステナビリティの推進に取り組む。
• 進行中の施策: 自己株式取得（今期150億円予定）、設備投資（今期300億円予定）。
• セグメント別施策: メディア・コンテンツ事業ではコンテンツ制作体制の強化、配信関連ビジネスの拡大。都市開発・観光事業では、ホテル事業の強化、新規物件の開発など。

将来予測と見通し

• 業績予想 (単位:百万円):

• 中長期計画: 中期グループビジョンに基づき、2025年度に連結営業利益400億円を目指す。

配当と株主還元

• 配当方針: 2025年3月期は年間配当50円（見込み）。連結ベースの配当性向40%を基本に、配当の安定性等を考慮して決定。

製品やサービス

• サービス: メディアコンテンツ、ホテル、賃貸物件など。
• 協業・提携: テックマヒンドラ社との戦略的パートナーシップ締結など。

まとめ

フジ・メディア・ホールディングスは、2024年度第2四半期において、連結売上高は微増、営業利益は増加し、堅調な業績を示しました。中期グループビジョンに基づき、資本収益性の向上、株主還元、サステナビリティの推進に取り組んでおり、今後の成長が期待されます。しかしながら、為替変動や市場環境の変化などのリスク要因にも注意が必要です。

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