決算説明：MCJ（6670）

2025年3月期第3四半期 決算説明資料

基本情報

• 企業概要: 株式会社MCJ、主要事業分野はパソコン関連事業、総合エンターテインメント事業。代表者は代表取締役会長兼CEO 高島 勇二、代表取締役社長兼COO 安井 元康
• 報告期間: 2025年3月期 第3四半期 (2024年4月～12月)
• セグメント:
  • パソコン関連事業: マウス、iiyama、R-Logic、TEKWIND、UNITCOM
  • 総合エンターテインメント事業: ネットカフェ、24時間フィットネス、接骨院・整体院、ホテル運営事業

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 1,475億円（前年同期比9.5%増）
  • 営業利益: 146億円（同11.8%増）
  • 前年同期比: 売上高と営業利益が第3四半期(4月~12月)として過去最高を更新
• セグメント別状況:
  • パソコン関連事業: 売上高1,410億円（前年同期比8.1%増）、営業利益135億円（同5.4%増）
  • 総合エンターテインメント事業: 売上高48億円（前年同期比13.7%増）、営業利益6億円（同39.7%増）

業績の背景分析

• 業績概要: 売上高及び各利益が第3四半期(4月~12月)としての過去最高を更新。3Q会計期間売上高は3Qとして初の500億円超え。営業利益も48億円超え。
• 増減要因:
  • パソコン関連事業は国内PC事業が3Q業績を牽引。
  • 総合エンターテインメント事業は前年同期比増収増益。
• リスク要因: 円安を含む困難な調達環境の継続

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 国内PC事業: 利益重視スタンスにて手堅く運営しつつも、将来の成長基盤強化に向けた各種施策を着実に実施
  • 海外PC事業: 変わりつつある環境に臨機応変に適応し収益基盤強化
  • 総合エンターテインメント事業: 伸ばせる事業へ注力。黒字化定着図る
• 進行中の施策:
  • ネットカフェ増益基調継続に加え、24時間フィットネス事業が業績を牽引
• セグメント別施策:
  • パソコン関連事業: マウス及びユニットコムが前年同期比で増収増益を達成。iiyama、R-Logic共に前年同期比増収増益。
  • 総合エンターテインメント事業: ネットカフェ事業及び24時間フィットネス事業が引き続き増益。

将来予測と見通し

• 業績予想: 期初予想を上回り推移。現時点においては期初発表の通期業績予想計画は修正せず。
• 中長期計画:
  • 営業利益率: 7%以上 (実績9.9%)
  • ROIC: 15%程度以上 (通期にて開示予定)
  • ROE: 15%程度以上 (通期にて開示予定)
  • 配当性向: 30%以上 (計画31.1%)
  • DOE: 4.5%程度 (通期にて開示予定)
  • 総還元性向: 30～40%程度 (通期にて開示予定)

配当と株主還元

• 配当方針: 前期比での増配継続を前提。
• 配当実績:
  • 2024年3月期: 57円00銭
  • 2025年3月期(予想): 40円00銭
• 特別配当: 記念配当を除く普通配当ベース。

製品やサービス

• 製品: 主要製品はパソコン、PCパーツ、周辺機器、モニター、ゲーミングデバイス、21.5型液晶ディスプレイ、パソコン工房1万円商品券、米沢牛すきやき肉、うなぎ蒲焼、アイスセット、日本酒セットなど。
• サービス: パソコンワンコイン診断サービス

重要な注記

• リスク要因: 円安の継続
• その他:
  • 「東証スタンダード市場TOP20」の構成銘柄に初選出(2024年10月)
  • 2025年3月期も引き続き株主優待制度を実施予定

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