決算説明：RS Technologies（3445）

2025年12月期第１四半期 決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社 RS Technologies
  • 主要事業分野: 半導体ウェーハ再生事業、プライムウェーハ製造販売事業、半導体関連装置・部材等事業
  • 代表者名: 方 永義
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年5月13日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2025年12月期 第1四半期
• セグメント:
  • ウェーハ再生事業: ウェーハの再生加工・販売
  • プライムウェーハ製造販売事業: プライムウェーハの製造・販売
  • 半導体関連装置・部材等事業: 半導体製造装置向け消耗部材の製造・販売、新規事業RSPDHとLEシステムの売上高

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 17,616百万円（前年同期比+14.7%）
  • 営業利益: 3,001百万円（前年同期比+14.0%）
  • 経常利益: 3,252百万円（前年同期比-9.4%）
  • 純利益: 1,717百万円（前年同期比-3.6%）
  • 1株当たり利益: 65.02円（前年同期比-3.8%）
• セグメント別状況:
  • ウェーハ再生事業: 売上高6,612百万円（前年同期比+26.4%）、営業利益2,378百万円（前年同期比+14.9%）
  • プライムウェーハ製造販売事業: 売上高4,814百万円（前年同期比+6.2%）、営業利益1,090百万円（前年同期比+30.7%）
  • 半導体関連装置・部材等事業: 売上高6,463百万円（前年同期比+12.3%）、営業利益8百万円（前年同期比-92.7%）

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高は前年同期比14.7%増、営業利益は前年同期比14.0%増。
  • ウェーハ再生事業は増産設備投資により増収増益。
  • プライムウェーハ事業は生産数量増加と効率化により売上高、営業利益率が上昇。
  • 半導体関連装置・部材等事業は新規事業RSPDHとLEシステムの売上高が加わり増収。
• 増減要因:
  • ウェーハ再生事業: 増産設備投資による生産数量増加
  • プライムウェーハ事業: 生産数量増加、生産効率向上
  • 半導体関連装置・部材等事業: 新規事業RSPDHとLEシステムの売上高計上
• 競争環境:
  • ウェーハ再生事業: 世界市場シェア33%でトップ企業
  • プライムウェーハ事業: 中国12インチへの投資を本格化

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 主要事業（再生ウェーハ＆プライムウェーハ事業）を中心に、継続的な設備投資を実施し、収益性及び効率性の向上を図る
  • M&Aによる事業規模拡大
• 進行中の施策:
  • ウェーハ再生事業: 日本・台湾・中国での増産
  • プライムウェーハ事業: 中国12インチへの投資
  • 新規事業: LEシステムによるトータルエネルギーソリューション事業への参入
• セグメント別施策:
  • ウェーハ再生事業: 高収益体質の事業を確立
  • プライムウェーハ事業: 中国12インチへの投資を本格化
  • 半導体関連装置・部材等事業: 商社機能はCCCの改善、DG Technologiesの収益性改善、LEシステムのビジネスモデルの微修正

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2025年12月期: 売上高75,000百万円、営業利益15,100百万円、親会社に帰属する当期純利益8,760百万円
  • 2026年12月期: 売上高88,000百万円、営業利益17,700百万円、親会社に帰属する当期純利益10,270百万円
  • 2027年12月期: 売上高100,000百万円、営業利益21,900百万円、親会社に帰属する当期純利益12,700百万円
• 中長期計画: 2025年～2027年の中期経営計画
• マクロ経済の影響: 半導体市場の成長、為替変動、中国経済の動向

配当と株主還元

• 配当方針: 増配を継続、直近は設備投資やM&Aへの成長投資を優先
• 配当実績:
  • 2020年: 10.0円
  • 2021年: 12.5円
  • 2022年: 17.5円
  • 2023年: 30.0円
  • 2024年: 35.0円
  • 2025年(予想): 40.0円

製品やサービス

• 製品:
  • ウェーハ再生ウェーハ
  • プライムウェーハ
  • 半導体製造装置向け消耗部材
  • 光学ピックアップモジュール・車載カメラモジュール
  • バナジウムレドックスフロー電池(VRFB)用電解液
• サービス:
  • ウェーハ再生加工
  • トータルエネルギーソリューション
• 協業・提携:
  • 有研科技集团有限公司(Grinm)との協業

重要な注記

• リスク要因:
  • 半導体市場の変動
  • 中国経済の動向
  • 為替変動
• その他:
  • 2024年12月、M&Aにより光学ピックアップモジュール・車載カメラモジュールの製造販売事業を承継
  • 2025年5月に中国のエネルギー関連孫会社「艾斯能源有限公司(仮称)」(RS Energy Co., Ltd.)を設立予定
  • 2024年1月1日株式2分割

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