1. 企業情報
企業名: アースインフィニティ
概要: アースインフィニティは、日本の電力・ガス小売事業および電子機器（インバーター、ブレーカーなど）の製造・販売・卸売を手掛ける企業です。太陽光パネルや蓄電池の販売も行っています。2002年7月に設立され、大阪市に本社を置いています。
事業内容:
- 単独事業: エネルギー事業97%、電子機器事業3%（2024年7月）
市場区分: スタンダード（内国株式）
17業種区分: 電力・ガス
33業種区分: 電気・ガス業
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性:
- エネルギー事業では、新電力として市場に参入し、顧客獲得に力を入れている。
- 電子機器事業では、インバーターやブレーカーなどの製品を幅広く提供している。
課題:
- エネルギー事業において、競合他社との価格競争が激しい。
- 電子機器事業では、技術革新の追随が求められる。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- エネルギー事業の拡大と顧客基盤の強化。
- 電子機器事業における既存顧客のリプレイス販売の推進。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 代理店による顧客獲得強化。
- 電力・ガスの営業活動の強化。
- 燃料費調整額の導入。
- 既存顧客のリプレイス販売を中心とした営業活動。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- エネルギー事業では、新電力として市場ニーズに応え、持続可能な事業モデルを構築。
- 電子機器事業では、既存顧客のリプレイス販売により収益を維持。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- 技術革新については詳細な情報が提供されていない。
収益を牽引している製品やサービス:
- エネルギー事業における電力・ガスの小売。
- 電子機器事業におけるインバーター、ブレーカー、太陽光パネル、蓄電池。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- 予想EPS: 3.04
- 実績BPS: 8.32
- 現在の株価: 119円
- PER（会社予想）: 39.14倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 直近10日間の株価は110円から125円の間で変動しており、50日移動平均線（101.62円）を上回る水準で推移している。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高: 過去12か月で60.2億円（前年比45.80%増）
- 利益: 営業利益12.51%、ROE41.00%、ROA14.09%
- キャッシュフロー: オペレーティングキャッシュフロー23600万、レバレッジドフリーキャッシュフロー14612万
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
- 売上高は増加傾向にあり、利益率も改善している。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 1.09%
- 1株配当（会社予想）: 1.30円
- 配当性向: 42.62%
自社株買いなどの株主還元策:
- 詳細な情報が提供されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間で110円から125円の間で変動しており、上昇傾向にある。
株価への影響を与える要因:
- エネルギー事業の成長と、電子機器事業の安定が主な要因。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
アースインフィニティは、エネルギー事業と電子機器事業を主力として事業を展開しており、特にエネルギー事業において成長が見込まれる。財務面では、売上高と利益が増加傾向にあり、ROE、ROAも高い水準を維持している。株価は上昇傾向にあり、投資家からの関心も高め。中長期的には持続可能な成長が見込めるが、競合他社との競争や技術革新への対応が課題となる。
企業情報
| 銘柄コード | 7692 |
| 企業名 | アースインフィニティ |
| URL | https://www.earth-infinity.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電力・ガス – 電気・ガス業 |
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