1. 企業情報
- 企業名:株式会社ドリームインキュベータ
- 設立:2000年4月20日
- 従業員数:220名(平均年齢36歳、平均年収1,274万円)
- 本社所在地:東京都千代田区霞が関3-2-6
- 事業内容:
- 主に大企業向けの戦略コンサルティング(ビジネスプロデュース事業)
- ベンチャー投資・M&A・事業再編支援
- 新規事業創出や既存事業変革の支援
- 電通グループの持分法適用会社
- 海外展開:中国(上海)、インド(バンガロール)、シンガポール、ベトナム、タイ、インドネシア等アジア各国に拠点
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界分類:サービス業(情報通信・サービスその他)、アセットマネジメント
- 競争優位性:
- 大企業向けの新規事業創出・既存事業変革支援に強み
- ベンチャー投資事業を通じて、成長企業とのネットワークを構築
- 電通グループとの連携によるシナジー
- 課題:
- ベンチャー投資事業は市況の影響を強く受けるため、業績の振れ幅が大きい
- 競合には大手コンサルファームや他のVC/PEファンドなどが存在
3. 経営戦略と重点分野
- 経営ビジョン:
- 「事業プロデュース力で、社会の変革をリードする」
- 中期経営計画:
- 2026年3月期にビジネスプロデュースセグメント売上高62億円を目標
- 以降5年間で年平均15%成長を目指す
- 重点施策:
- クライアントの包括支援(新規事業創造+既存事業変革)
- ベンチャー投資セグメントの選択と集中
- アジアを中心としたグローバル展開強化
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル:
- コンサルティングフィー、ベンチャー投資のキャピタルゲイン
- 持続性評価:
- ビジネスプロデュースは継続的な企業ニーズが見込まれる
- ベンチャー投資は市況変動リスクが高く、収益の安定性には課題
- 市場ニーズ適応力:
- 新規事業・DX・事業再編など、企業の変革ニーズに対応
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発・独自性:
- 独自の事業創出ノウハウと、コンサルティング手法
- ベンチャー投資先との協業による新規ビジネスモデルの創出
- 主力サービス:
- ビジネスプロデュース(戦略コンサルティング、事業開発支援)
- ベンチャー投資(主にアジア地域の成長企業)
6. 株価の評価
- 株価:2,605円(2025/5/29時点)
- BPS(実績):1,479.24円
- PBR(実績):1.76倍(業界平均1.8倍と同水準)
- PER(会社予想):算出不可(EPSマイナスまたは未開示)
- EPS(直近12か月):-149.62円
- 評価:
- PBRは業界平均並み
- EPSがマイナスのためPERは参考にならず
7. テクニカル分析
- 年初来高値:4,570円
- 年初来安値:2,224円
- 直近株価推移:
- 直近10日で下落基調(高値3,250円→2,605円)
- 50日・200日移動平均(3,119.82円・3,043.25円)を大きく下回る
- 現在の株価水準:
- 年初来安値圏に近い水準
- モメンタムは下降傾向
8. 財務諸表分析
- 売上高:6,183百万円(+15.0%増収)
- 営業利益:257百万円
- 純利益:170百万円
- ROE:1.21%(実績)
- ROA:0.97%(過去12か月)
- 自己資本比率:82.1%(高水準)
- キャッシュフロー:
- 営業CF:12.3億円
- フリーCF:3.09億円
- 過去数年の傾向:
- 2024年3月期はベンチャー投資の減損で大幅減益
- 2025年3月期は回復傾向だが、利益水準は低い
- 財務安全性:
- 流動比率12.1、現金保有多く財務は極めて健全
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り(会社予想):4.06%
- 1株配当(会社予想):106円
- 配当実績:
- 2024年3月期:128円(特別配当含む)
- 2025年3月期:423円(特別配当含む)
- 2026年3月期(予想):106円
- 配当性向:算出不可(EPSマイナス・未開示)
- 自社株買い:特記事項なし
- 配当方針:
- 特別配当を含めた株主還元策を実施
- 通常配当は安定的な水準を維持
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価変動傾向:
- 直近で大幅な下落
- 出来高はやや減少傾向
- 信用取引状況:
- 信用買残増加、信用倍率2.87倍
- 信用売残も増加
- 株価への影響要因:
- ベンチャー投資の評価損益が業績・株価に大きく影響
- 特別配当の有無や業績見通しの不透明感も影響
11. 総評
- 事業構造:
- 大企業向けの事業創出・変革支援とベンチャー投資を両輪とする独自モデル
- 電通グループとの連携、アジア展開など成長余地あり
- 業績・財務:
- 2025年3月期は増収増益で回復傾向だが、利益水準は限定的
- 財務体質は極めて健全
- 株価水準:
- 年初来安値圏で推移、モメンタムは下降
- PBRは業界平均並み、EPSマイナスでPER算出不可
- 株主還元:
- 特別配当を含めた高配当実績
- 今後は通常配当水準に戻る見通し
- リスク要因:
- ベンチャー投資の市況依存度が高く、業績・株価の変動要因となる
- 今後の注目点:
- ビジネスプロデュース事業の成長持続性
- ベンチャー投資セグメントの市況・評価損益動向
- 中期経営計画の進捗
企業情報
銘柄コード | 4310 |
企業名 | ドリームインキュベータ |
URL | http://www.dreamincubator.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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