1. 企業情報
- 事業内容: ロゴスホールディングスは、北海道を地盤とする注文住宅事業を展開しています。デジタルマーケティングを活用した集客や、DX（デジタルトランスフォーメーション）による効率的なオペレーションが特徴です。モジュール住宅の提供も行っています。
- 設立: 2020年7月9日
- 本社所在地: 札幌市中央区
- 従業員数: 531人（平均年齢40.9歳、平均年収458万円）
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界: 建設業、住宅販売
- 競争環境: 住宅業界は競争が激しく、資材価格の高騰や人件費の上昇、金利変動などの影響を受けやすい環境です。
- 強み: デジタルマーケティングとDXを活用した効率的なオペレーション、北海道という地域に特化した事業展開。
- 課題: 住宅市場全体の動向に左右されやすく、資材価格や金利上昇の影響を受けやすい点。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営ビジョン: 詳細なビジョンは公開情報からは不明ですが、デジタルマーケティングとDXを駆使した注文住宅事業の拡大を目指していると考えられます。
- 中期経営計画: 決算短信からは、具体的な中期経営計画の詳細は読み取れません。
- 重点分野: デジタルマーケティング、DX推進、北海道を中心とした地域密着型の事業展開。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 注文住宅販売が主な収益源。
- 市場ニーズへの適応力: デジタルマーケティングやDXの活用により、顧客ニーズへの対応力を高めていると考えられます。
- リスク: 住宅市場の変動、資材価格や金利の変動、競合激化。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発: DX推進、モジュール住宅の開発。
- 主力製品/サービス: 注文住宅販売。
6. 株価の評価
- 株価: 997.0円（2025年5月29日終値）
- PER（会社予想）: 647.40倍 (高水準)
- PBR（実績）: 1.42倍
- EPS（会社予想）: 1.54円
- BPS（実績）: 701.19円
- 割安/割高の判断: PERは非常に高く、割高感があります。PBRは業界平均より低いですが、EPSが低いため、株価の割安性を判断するには注意が必要です。
7. テクニカル分析
- 株価推移:
- 年初来高値: 2,439円
- 年初来安値: 919円
- 直近10日間の株価は、1000円前後で推移しており、下落傾向にあります。
- 移動平均線: 50日移動平均線は1052円、200日移動平均線は1825.93円。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 過去12ヶ月で317億円。
- 営業利益: 過去12ヶ月で13.9億円。
- 当期純利益: 過去12ヶ月で8.9億円。
- ROE（実績）: 28.33% (高い)
- 自己資本比率（実績）: 23.1% (低い)
- 損益計算書（過去12ヶ月）: 売上高は増加傾向にありますが、営業利益率は低い水準です。
- 直近の四半期決算: 2025年5月期第1四半期は、売上高28.9億円、営業損失7.76億円、純損失5.46億円と赤字。
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 4.55%
- 1株配当（会社予想）: 45.33円
- 配当性向: 不明
- その他: 2024年5月期に特別配当を実施。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の変動: 直近10日間は下落傾向。
- 株価への影響要因: 住宅市場の動向、金利変動、業績発表。
- 信用取引: 信用買い残は多く、信用倍率は0.00倍。
11. 総評
ロゴスホールディングスは、北海道を地盤とする注文住宅事業を展開し、デジタルマーケティングとDXを活用している点が特徴です。しかし、直近の四半期決算では赤字を計上しており、PERも非常に高く、株価は割高感があります。配当利回りは4.55%と高めですが、業績の回復と持続的な成長が今後の課題となります。投資を検討する際には、住宅市場の動向、金利変動、今後の業績推移を注視する必要があります。
企業情報
| 銘柄コード | 205A |
| 企業名 | ロゴスホールディングス |
| URL | https://logos-holdings.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
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