2025年3月期決算説明資料

基本情報

  • 説明会情報: 開催日時: 2025年5月12日、説明会形式: –、参加対象: 個人投資家向け
  • セグメント:
    • 機械関連事業: 舶用機器の設計・製作、空気予熱器ほかの一般産業機械等の設計・製作、プラント関連機器の製作及び機械装置の据付・施工・監理
    • 資源関連事業: ハイシリカ(精製珪石粉等)の製造・仕入・販売
    • 不動産関連事業: オフィスビルの賃貸
    • 素材関連事業: 耐熱塗料の製造・販売及びライナテックス(高純度天然ゴム)の仕入・加工・販売

業績サマリー

  • 主要指標 (2025年3月期実績):
    • 営業収益: 9,850百万円(前期比+18.9%)
    • 営業利益: 270百万円(前期比▲17.2%)
    • 経常利益: 216百万円(前期比+13.0%)
    • 純利益: 241百万円(前期比▲2.3%)
    • 前年同期比: 上記参照
  • セグメント別状況:
    • 機械関連事業: 売上高6,523百万円(前期比+23.7%)、営業利益212百万円(前期比+63.4%)
    • 資源関連事業: 売上高2,062百万円(前期比▲6.2%)、営業損失15百万円
    • 不動産関連事業: 売上高140百万円(前期比+0.2%)、営業利益34百万円(前期比+6.4%)
    • 素材関連事業: 売上高1,125百万円(前期比+67.0%)、営業利益33百万円(前期比+61.7%)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 売上高は、機械関連事業の増収により増加。
    • 営業利益は、機械関連事業は好調に推移するも、資源関連事業の採算悪化・赤字転落により減益。
    • 当期純利益は、政策保有株式売却益の計上により、前期並みを確保。
  • 増減要因:
    • 売上高増加要因: 機械関連事業の増収
    • 営業利益減少要因: 資源関連事業の採算悪化・赤字転落
    • 当期純利益への影響: 政策保有株式売却益の計上
  • リスク要因: 半導体市場の低迷長期化による資源関連事業の減収、資源関連事業における半導体市場の回復の遅れ

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 戦略I: 生産設備への積極投資による安全性・生産性の向上、現業の競争力強化
    • 戦略II: 人財への投資による社員の働きがい向上とグループの競争力向上
    • 戦略III: 脱炭素・環境への取り組み等、新たなビジネス領域への挑戦
  • 進行中の施策:
    • 松浦、鹿町、江迎の各工場における積極投資(60ジブクレーン更新、プラズマ切断機更新、新事務所建設、鋼材自動加工ライン新設など)
    • 新事務所棟(松浦工場)の建設
    • 当社紹介ツールの拡充(コーポレートサイト改修、Instagram、Youtubeの運用、CM制作・放映開始)
    • 採用体制の拡充および福利厚生制度の充実
    • 経営の透明性・監督機能の強化
  • セグメント別施策:
    • 機械関連事業: 舶用機器部門におけるハッチカバーの売上伸長、船殻ブロックの堅調推移、産業機器部門における水力発電等電力関連及び空気予熱機部品の売上増加、大型工事の売上計上
    • 資源関連事業: ハイシリカ(精製珪石粉等)部門における特殊ガラス関連及び海外需要の取り込み
    • 不動産関連事業: 賃貸ビルの稼働状況が順調に推移
    • 素材関連事業: 耐熱塗料部門の工業用の好調に加え、輸出も回復、ライナテックス(高純度天然ゴム)関連部門における大型案件の売上計上

将来予測と見通し

  • 業績予想 (2026年3月期):
    • 売上高: 9,050百万円
    • 営業利益: 400百万円
    • 当期純利益: 200百万円
  • 中長期計画: 中計「シン・ニッチツ2025」の当初計画には届かないものの、2017年度以降で最高水準
  • マクロ経済の影響: 資源関連事業における半導体関連用途及び半導体関連向けガラスの需要回復の遅れ

配当と株主還元

  • 配当方針: 配当による株主還元を基本とし、配当水準の安定的向上を図る。配当性向40%を目安とし、中期的なFCFの見通しから、株主還元水準を判断する。自己株取得は投資案件や株価の状況等を総合的に勘案する。
  • 配当実績: 24年度年間配当35円(前期比+5円)、25年度年間配当予想35円

製品やサービス

  • 製品: 主要製品: 舶用機器、ハイシリカ、耐熱塗料、ライナテックス
  • サービス: オフィスビルの賃貸

重要な注記

  • リスク要因: 半導体市場の低迷長期化による資源関連事業の減収、資源関連事業における半導体市場の回復の遅れ、鋼材の自動加工ライン新設に伴う損失計上、前期の政策保有株式売却益剥落
  • その他:
    • 2024年11月11日公表の株主還元強化、株主優待制度の導入
    • 2024年5月公表の従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブ制度導入
    • 2023年度実績:ROE 2.4% (ROIC 2.6%)、2024年度業績:ROE 2.2% (ROIC 1.7%)
    • 2023年6月第98回定時株主総会決議による株式報酬制度の変更
    • ホームページの改修、インスタグラムの開設

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7021
企業名 ニッチツ
URL http://www.nitchitsu.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.1.1)」によって自動生成されました。

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