決算説明：日揮ホールディングス（1963）

2024年度 決算説明会 事業概況

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 日揮ホールディングス株式会社
  • 主要事業分野: 総合エンジニアリング事業、機能材製造事業
  • 代表者名: 代表取締役会長兼社長CEO 佐藤 雅之
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年5月14日
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 説明者:
  • 発表者: 代表取締役会長兼社長CEO 佐藤 雅之
  • 発言概要: 事業概況の説明
• 報告期間: 2024年度
• セグメント:
  • 総合エンジニアリング事業: マーケット環境、受注目標、主要プロジェクト、海外EPC遂行体制の強化
  • 機能材製造事業: 2024年度実績と2025年度目標、生産能力強化に向けた設備投資の推進

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 546億円 (2024年度実績) / 540億円 (2025年度目標)
• 進捗状況:
  • 中期経営計画の財務目標に対し、売上高は概ね達成。利益項目およびROEは未達の見通し。
• セグメント別状況:
  • 機能材製造事業: 半導体関連市場の需要は回復基調。

業績の背景分析

• 業績概要:
  • LNG案件が豊富。
  • 半導体関連市場の需要回復。
• 増減要因:
  • 総合エンジニアリング事業における追加費用の計上による粗利益の低下。
  • 半導体関連市場の回復。
• リスク要因:
  • 米国による関税政策等の影響。
  • 半導体関連市場の需要変動。

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 「利益確保と実現可能性」「リソース配置」「将来の糧」を軸に判断。
  • EPC事業の収益力の強化と安定化。
  • 成長分野である機能材製造事業のさらなる拡大。
  • バイオものづくりをはじめとする将来の成長事業への積極的な取り組み。
  • 「資本コストや株価を意識した経営」を念頭に置いた事業戦略の策定。
  • 成長戦略投資の早期利益貢献に向けた取り組みの継続。
• 進行中の施策:
  • 海外EPC遂行体制の強化。
  • 生産能力強化に向けた設備投資の推進。
• セグメント別施策:
  • 総合エンジニアリング事業: EPC遂行体制の立て直し、人材リソースマネジメントの強化、リージョナル経営体制の強化、EPC遂行力の組織的強化。
  • 機能材製造事業: 触媒・ファインケミカル分野の海外顧客への拡販、低・脱炭素分野向け製品の展開、シリカゾルなど高需要製品の増産と販路拡大。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2025年度連結受注目標: 6,500億円
• 中長期計画:
  • 中期経営計画の財務目標に対し、売上高は概ね達成。
• マクロ経済の影響:
  • 米国による関税政策等の影響。

製品やサービス

• 製品:
  • LNGプラント、エチレン増設、原油ガス分離設備、バイオマス発電所、シリカゾル、窒化ケイ素基板

重要な注記

• リスク要因:
  • 米国による関税政策等の影響。
  • 半導体関連市場の需要変動。
• その他:
  • 本資料に開示されているデータや将来予測は、発表日現在の判断や入手可能な情報に基づくものであり、種々の要因により変化することがある。

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