1. 企業情報
- 企業名: 遠藤照明株式会社
- 概要: 照明器具、インテリア家具の設計、製造、販売を行う企業。商業施設用照明器具で国内首位級であり、LED照明に積極的に取り組んでいる。
- 事業内容:
- 照明器具関連事業: ダウンライト、スポットライト、リニアライトなど
- 環境関連事業: 省エネソリューション
- インテリア家具事業: インテリア家具の販売
- 設立年月日: 1967年
- 本社所在地: 大阪府大阪市中央区備後町1-7-3 ENDO堺筋ビル
- 代表者名: 後藤 修二 (代表取締役社長)
- 従業員数: 1,615人
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内でのポジション: 照明器具関連事業で国内首位級。演出照明に強みを持つ。
- 市場シェア: 国内市場でトップクラスのシェアを有する。
- 競争優位性: LED照明の積極的な展開、商業施設・店舗のデジタルトランスフォーメーションへの対応。
- 課題: 省エネニーズの高まりに対応するための新製品開発、競合他社との差別化。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: LED照明の積極的な展開、商業施設・店舗のデジタルトランスフォーメーションへの対応。
- 中期経営計画: 中期経営計画の詳細は不明。
- 重点分野:
- 照明器具関連事業: 業務用LED照明器具の品揃え強化、新製品投入、商業施設・店舗DXへの取り組み。
- 環境関連事業: レンタル契約の拡大、省エネと快適性の向上につながる提案。
- インテリア家具事業: オフィス緑化を取り入れた休憩スペース等の提案、AbitaStyleの認知拡大。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 照明器具、インテリア家具の販売による収益。
- 市場ニーズの変化への適応力: LED照明の需要増加に対応、省エネニーズの高まりに対応。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: LED照明の技術革新に積極的に取り組む。
- 主力製品: 業務用LED照明器具。
6. 株価の評価
- EPS（会社予想）: 277.47円
- BPS（実績）: 2,981.30円
- PER（会社予想）: 7.55倍
- PBR（実績）: 0.70倍
- 現在の株価との比較: 株価2094円に対して、PER 7.55倍、PBR 0.70倍と比較的割安な水準にある。
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間の株価は2000円台で推移しており、50日移動平均線1637.34円、200日移動平均線1438.77円を上回る高値圏にあり、上昇トレンドが続いている。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 過去12か月で53,735百万円（前年同期比3.9%増）
- 利益:
- 営業利益: 4,930百万円（前年同期比△5.3%減）
- 経常利益: 5,411百万円（前年同期比△5.5%減）
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 4,799百万円（前年同期比3.2%増）
- ROE（実績）: 11.62%
- 自己資本比率（実績）: 65.1%
- キャッシュフロー: 営業活動によるキャッシュ・フロー2,916百万円
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 4.01%
- 1株配当（会社予想）: 84.00円
- 配当性向: 15.24%
- 自社株買い: 自己株式取得に関する決議あり。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の変動傾向: 直近10日間の株価は上昇トレンドが続いており、売買代金も増加傾向にある。
- 影響を与える要因: 業績予想、市場動向、競合他社との比較、経済状況。
11. 総評
遠藤照明は照明器具関連事業で国内首位級の企業であり、LED照明の積極的な展開により市場ニーズに対応している。中期経営計画の詳細は不明だが、照明器具関連事業の品揃え強化、新製品投入、商業施設・店舗DXへの取り組みを重点に掲げている。財務面では自己資本比率が65.1%と健全であり、ROEも11.62%と高い。株価はPER 7.55倍、PBR 0.70倍と比較的割安な水準にあり、テクニカル分析では高値圏にあり上昇トレンドが続いている。全体的に、持続可能な成長が見込める企業である。
企業情報
| 銘柄コード | 6932 |
| 企業名 | 遠藤照明 |
| URL | http://www.endo-lighting.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
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