2025年2月期 決算説明会

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: J.フロント リテイリング株式会社
    • 主要事業分野: 百貨店、SC事業
    • 代表者名: 小野 圭一(取締役兼代表執行役社長)
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年4月14日
    • 参加対象: 個人投資家向け
  • 説明者:
    • 発表者: 長峯 崇公(執行役 財務戦略統括部長)、小野 圭一(取締役兼代表執行役社長)
    • 発言概要: 2024年度実績と2025年度見通し、2024~26年度中期経営計画の進捗について説明
  • 報告期間: 2025年2月期
  • セグメント:
    • 百貨店
    • SC
    • デベロッパー
    • 決済・金融
    • その他

業績サマリー

  • 主要指標: (2025年2月期/対前年増減率)
    • 総額売上高: 12,683億円 / 10.1%
    • 売上収益: 4,418億円 / 8.6%
    • 売上総利益: 2,125億円 / 8.7%
    • 営業利益: 581億円 / 35.2%
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益: 414億円 / 38.5%
    • 1株当たり配当: 52円(年間)
  • 進捗状況:
    • 事業利益は中期目標520億円を2年前倒しで達成
  • セグメント別状況:
    • 百貨店: 売上収益2,636億円 / 10.3%増、事業利益339億円 / 30.2%増
    • SC: 売上収益644億円 / 9.7%増、事業利益127億円 / 51.3%増
    • デベロッパー: 売上収益906億円 / 11.5%増、事業利益83億円 / 7.4%増
    • 決済・金融: 売上収益131億円 / 0.1%増、事業利益16億円 / -41.0%
    • その他: 売上収益507億円 / 7.1%増、事業利益8億円 / -1.3%

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 国内外需要をとらえた百貨店、SC事業のトップライン成長が大幅増益に貢献
    • 各利益段階で過去最高益を達成
    • 期末配当は10月公表から8円増配、年間配当は前年同期比16円増配
  • 増減要因:
    • 百貨店事業: ラグジュアリー商品中心に売上伸長、外商売上5%成長、インバウンド倍増
    • SC事業: 渋谷PARCO、心斎橋PARCOを中心に賃料収入増加、PARCO独自のエンタメも盛況
    • デベロッパー事業: J.フロント建装の受注増加、J.フロント都市開発の不動産売却益
    • 決済・金融事業: 加盟店手数料収入の増加
    • その他: 大丸興業は自動車部門などの苦戦により減益
  • リスク要因:
    • 2025年度の経営環境認識として、物価上昇、特に日常品の高止まりによる消費マインド低下の恐れ

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 将来の成長に向けた変革を推進(感動共創、地域共栄、環境共生、顧客、エリア、コンテンツ、グループの真の「融合」)
    • 名古屋・栄、大阪・心斎橋での「圧倒的プレゼンス」確立
    • グループ顧客資産の更なる拡充
    • “目指す姿への解像度”を上げる(リテールの深化、シナジーの進化、経営基盤の強化)
  • 進行中の施策:
    • 名古屋店は25年秋完成に向けた8フロアに渡る大型改装工事が進行中
    • インバウンドCRM本格稼働
    • パルコ、GINZA SIX 新カード発行
    • 事業承継ファンド設立、リユース事業参入、IP自主事業展開開始
  • セグメント別施策:
    • 百貨店事業: 富裕層マーケットへの注力、免税売上の拡大、外商の広域化
    • SC事業: 重点店舗のビルフレーム改革推進、国内外顧客の需要獲得
    • デベロッパー事業: J.フロント都市開発は、前年度の資産売却益25億円の反動減、専門人財採用増などで減収減益
    • 決済・金融事業: グループカード集約化を通じた取扱高拡大による加盟店手数料収入の増加

将来予測と見通し

  • 業績予想: (2026年2月期)
    • 総額売上高: 13,160億円 / 3.8%増
    • 売上収益: 4,590億円 / 3.9%増
    • 営業利益: 500億円 / -14.1%
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益: 300億円 / -27.6%
    • 1株当たり配当: 54円(年間)
  • 中長期計画:
    • 中期経営計画の数値目標を上方修正(事業利益560億円、ROIC6.0%以上)
    • キャッシュイン増加は、事業成長・人財への積極投資に
  • マクロ経済の影響:
    • 雇用環境良好、高水準な賃上げの広がりへの期待
    • 資産効果や資産移転を背景とした、富裕層マーケットの拡大
    • インバウンドは足元不透明も、中長期ポテンシャルへの見方は不変
    • 米国の新たな関税政策、財政政策による世界経済への先行き懸念
    • 物価上昇、特に日常品の高止まりによる消費マインド低下の恐れ

配当と株主還元

  • 配当方針: 配当性向40%以上に基づき増配
  • 配当実績: 24年度年間配当52円、25年度は同54円予想

製品やサービス

  • サービス: インバウンドCRM、タイ セントラル社との相互送客

重要な注記

  • リスク要因: 本資料における業績予測や将来の予測に関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想であり、潜在的なリスクや不確実性その他の要因が内包されている。
  • その他: 2025年4月15日~2025年8月29日の期間で自己株式の取得を実施

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3086
企業名 J.フロント リテイリング
URL http://www.j-front-retailing.com/index.php
市場区分 プライム市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.1.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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