2025年3月期 決算短信〔IFRS〕(連結)
基本情報
- 企業名: 帝人株式会社
- 代表者名: 内川 哲茂
- 提出日: 2025年5月12日
- 対象会計期間: 2025年3月期 (連結)
- 決算補足説明資料の有無: 有
- 決算説明会開催の有無: 有 (アナリスト・機関投資家向け)
- 定時株主総会開催予定日: 2025年6月25日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月25日
- 配当支払開始予定日: 2025年6月4日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の要点
- 2025年3月期の連結経営成績
- 売上収益: 1,005,471百万円 (4.7%)
- 事業利益: 27,594百万円 (25.7%)
- 営業利益: Δ71,828百万円
- 税引前利益: Δ4,912百万円
- 当期利益: Δ78,038百万円
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 28,347百万円 (7.9%)
- 当期包括利益合計額: 29,055百万円
- 基本的1株当たり当期利益: 147.15円
- 希薄化後1株当たり当期利益: 147.15円
- 親会社所有者帰属持分当期利益率: 6.7%
- 資産合計: 1,061,272百万円
- 2024年3月期の連結経営成績
- 売上収益: 960,459百万円
- 事業利益: 21,956百万円
- 営業利益: Δ4,912百万円
- 税引前利益: Δ8,635百万円
- 当期利益: Δ11,712百万円
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 26,933百万円
- 当期包括利益合計額: 26,933百万円
- 基本的1株当たり当期利益: -60.86円
- 希薄化後1株当たり当期利益: -60.86円
- 親会社所有者帰属持分当期利益率: -2.9%
- 資産合計: 1,226,616百万円
- 連結財政状態
- 2025年3月期
- 資産合計: 1,061,272百万円
- 資本合計: 438,541百万円
- 親会社の所有者に帰属する持分: 431,378百万円
- 親会社所有者帰属持分比率: 40.6%
- 1株当たり親会社所有者帰属持分: 2,238.40円
- 2024年3月期
- 資産合計: 1,226,616百万円
- 資本合計: 436,759百万円
- 親会社の所有者に帰属する持分: 409,507百万円
- 親会社所有者帰属持分比率: 33.4%
- 1株当たり親会社所有者帰属持分: 2,126.72円
- 連結キャッシュ・フローの状況
- 2025年3月期
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 69,843百万円
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: 52,517百万円
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: Δ134,459百万円
- 現金及び現金同等物の期末残高: 107,538百万円
- 2024年3月期
- 営業活動によるキャッシュ・フロー: 80,595百万円
- 投資活動によるキャッシュ・フロー: Δ56,561百万円
- 財務活動によるキャッシュ・フロー: Δ43,793百万円
- 現金及び現金同等物の期末残高: 123,212百万円
- 収益性:
- 売上高: 上記参照
- 事業利益: 上記参照
- 営業利益: 上記参照
- 純利益: 上記参照
- 1株当たり利益: 上記参照
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 40.6% (2025年3月期), 33.4% (2024年3月期)
- D/Eレシオ: 0.9倍 (2025年3月期), 1.26倍 (2024年3月期)
- 効率性:
- ROE: 6.7% (2025年3月期), -2.9% (2024年3月期)
- ROIC: 2.6% (2025年3月期), -0.4% (2024年3月期)
- セグメント別: 後述
- 財務の解説:
- 2025年3月期の連結経営成績について、売上収益は前期比4.7%増の1兆55億円、事業利益は同25.7%増の276億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は283億円となった。
- 事業利益に関しては、マテリアル事業領域での収益性改善策の効果やアラミド事業、樹脂事業での販売量増加が貢献。
- 繊維・製品事業、ヘルスケア事業も増益。
- 収益性を示すROEは6.7%、ROICは2.6%。
- キャッシュ創出力を示すEBITDAは982億円。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期: 50.00円 (年間)
- 2025年3月期 (予想): 50.00円 (年間)
- 2026年3月期 (予想): 50.00円 (年間)
- 特別配当の有無: 無
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- マテリアル事業領域:
- 売上収益: 4,593億円 (前期比4.6%増)
- 事業利益: 60億円 (前期比78億円増)
- 繊維・製品事業:
- 売上収益: 3,519億円 (前期比9.4%増)
- 事業利益: 178億円 (前期比49億円増)
- ヘルスケア事業:
- 売上収益: 1,370億円 (前期比5.3%減)
- 事業利益: 57億円 (前期比125億円減)
- その他:
- 売上収益: 573億円 (前期比4.4%増)
- 事業利益: 71億円 (前期比60億円増)
- セグメント戦略:
- マテリアル事業領域: 収益性改善効果の発現、減損処理等に伴う償却費減少影響やアラミド事業、樹脂事業での販売量増加が貢献。
- 繊維・製品事業: 衣料繊維分野、産業資材分野とも販売好調。
- ヘルスケア事業: 医薬品の薬価改定および在宅医療機器の新機台投入によるコスト増が収益に影響。
- その他: 電池部材・メンブレン分野は販売好調により収益が伸長。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 中期経営計画2024-2025において、「収益性改善の完遂による基礎収益力の回復」と「事業ポートフォリオ変革」を主要課題に掲げ、各種施策を推進。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社の業績と比較して、相対的な位置付け
- 市場動向:
- 2024年度の世界経済は、ウクライナ情勢の長期化やイスラエルおよび周辺国における紛争の勃発により不安定。
- 中国の不動産市況低迷、インフレ、高金利、外需不振に伴う欧州製造業の不調などが影響し、先行き不透明な状況が継続。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期 (見通し)
- 売上収益: 8,600億円 (Δ14.5%)
- 事業利益: 350億円 (26.8%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益: 120億円 (Δ57.7%)
- ROE: 3%
- ROIC: 3%
- 通期平均の為替レート: 1米ドル=145円、1ユーロ=155円、原油価格(Dubai) バレル当たり73米ドル
- リスク要因:
- 世界経済の動向
- 中国の景気動向
- マテリアル事業領域の需要
- 薬価改定の影響
- 在宅医療機器の新機台投入によるコスト増
重要な注記
- 会計方針: 2023年4月1日を移行日として、当期からIFRSを適用。
- その他:
- 当連結会計年度より、システムの運用・開発・メンテナンス及び電子コミック配信サービス等を行うIT事業を非継続事業に分類。
- IFRS適用に伴う調整については、添付資料を参照。
- 2024年5月に中期経営計画2024-2025を発表。
- 記載されている商品やサービスの名称等は、帝人グループまたは該当する各社の商標もしくは登録商標。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3401 |
企業名 | 帝人 |
URL | http://www.teijin.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 繊維製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (2.1.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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