決算説明：ティーライフ（3172）

2025年７月期　第２四半期（中間期）決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: ティーライフ株式会社
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年3月4日 (火)
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2025年7月期第2四半期(中間期)
• セグメント:
  • ウェルネス事業
  • ロジスティクス事業

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 60.2億円 (前年同期比 △10.7%)
  • 営業利益: 2.2億円 (前年同期比 △9.4%)
  • 経常利益: 2.2億円 (前年同期比 △10.3%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1.7億円 (前年同期比 +23.1%)
  • 前年同期比: 上記参照
• セグメント別状況:
  • ウェルネス事業: 売上高5,570百万円 (△11.5%)、セグメント利益131百万円 (△23.7%)
  • ロジスティクス事業: 売上高454百万円 (+0.8%)、セグメント利益89百万円 (+16.6%)

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高は、ロジスティクス事業が前期並みの水準を維持したものの、ECモール内の競合店増加に伴う競争激化等の要因により小売部門が苦戦を強いられたことに加え、他社の紅麹問題が長期化した影響を受けて、卸売部門におけるサプリメント等の販売が伸び悩んだことにより減収となった。
  • 利益面では、物流センターの運用改善により、ロジスティクス事業のコスト削減に成功したものの、ウェルネス事業において、原材料費や配送費等の上昇による影響を受けたほか、米国向けEC事業等の成長領域に積極的な投資を実施した結果、営業利益・経常利益ともに減益となった。
• 増減要因:
  • 売上高減少要因: 小売部門の苦戦、紅麹問題の影響によるサプリメント等の販売の伸び悩み
  • 利益減少要因: ウェルネス事業における原材料費や配送費等の上昇、米国向けEC事業等への積極的な投資

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 差別化戦略の推進
  • 将来の成長に向けた挑戦
  • 強固な経営基盤の構築
• 進行中の施策:
  • 新たな顧客層の開拓
  • 越境ECの拡大
  • 遊休スペースの収益化
  • 新規収益不動産の取得
  • グループシナジーの創出
• セグメント別施策:
  • ウェルネス事業:
    • 他社の紅麹問題の影響によるサプリメント等の販売の伸び悩み
    • ECモールの競争激化による自社オリジナル商品以外の外部仕入商品の販売低迷
    • 越境EC事業の拡大に伴い、商品発送費及び手数料等が増加
    • 広告宣伝費の適正化を進める一方で、成長領域への投資を積極的に実施
  • ロジスティクス事業:
    • 新規顧客の開拓により、名古屋センターの空床が解消
    • 各センターの運用改善により、コスト削減に成功

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2025年7月期通期業績予想は、2024年9月4日に発表した業績予想を据え置き
  • 売上高: 12,882百万円
  • 営業利益: 667百万円
  • 経常利益: 649百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 423百万円
• 中長期計画:
  • 売上高150億円の早期実現に向けて、今期から新たな取り組みを開始

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 配当性向30%を目途に、毎期安定した配当を継続
• 配当実績:
  • 2024年7月期実績: 中間26円、期末20円、合計46円、配当性向61.3%
• 2025年7月期予想: 中間20円(実績)、期末20円(予想)、合計40円(予想)、配当性向40.2%(予想)

製品やサービス

• 製品:
  • 体にやさしい商品の拡充 (お茶、自然食品、発酵食品など)
  • CHA+OCO (ちゃとこ) こどもの健康応援ブレンド茶
  • めた褒め茶ハレ (食べる和漢茶)
  • 泉州特産の水なす漬
• サービス:
  • KOKORO CARE (ココロケア) (越境EC)
  • GLOCAL DEPOT (グローカルデポ) (越境EC)

重要な注記

• リスク要因:
  • 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではない。
  • 実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性がある。
• その他:
  • 2024年9月4日に発表した業績予想を据え置く。

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