決算説明：プラスアルファ・コンサルティング（4071）

2025年９月期 第２四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要: 株式会社プラスアルファ・コンサルティング (東証プライム 4071)
• 主要事業分野: データ分析プラットフォームのクラウドサービスの提供
• 代表者名: 三室 克哉
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2025年5月15日
  • 参加対象: 個人投資家
• 報告期間: 2025年9月期 第2四半期(累計)
• セグメント:
  • HRソリューション: タレントパレット(TP)・ヨリソル(YS)・Attack・D4DRの合算値。

業績サマリー

• 主要指標 (2025年9月期 第2四半期 累計):
  • 営業収益: 8,178百万円 (前年同期比 +26.5%)
  • 営業利益: 2,792百万円 (前年同期比 +28.9%)
  • 経常利益: 2,735百万円 (前年同期比 +26.1%)
  • 当期純利益: 1,851百万円 (前年同期比 +25.8%)
  • 営業利益率: 34.1% (前年同期比 +0.6point)
• 進捗状況:
  • 2Q業績(累計)の年間計画に対する売上高の進捗率は46.1%と前年と同水準
  • 営業利益の進捗率は49.9%となり、前年を上回って推移
• セグメント別状況 (2025年9月期 第2四半期 累計):
  • HRソリューション: 売上高 5,451百万円 (前年同期比 +31.3%)、営業利益 2,674百万円 (前年同期比 +30.2%)、営業利益率 49.0%
  • マーケティングソリューション: 売上高 4,284百万円 (前年同期比 +25.9%)、営業利益 1,671百万円 (前年同期比 +46.8%)、営業利益率 39.0%

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 2025年9月期2Q(累計)の売上高は26.5%増収、営業利益は28.9%の増益
  • 売上高の継続拡大とともに、エンタープライズ獲得へシフトすることでマーケティング費が抑制され、2Qの増益率や利益率などが大幅に改善
• 増減要因:
  • HRソリューションは、売上高は31.3%増収、営業利益は30.2%増益と好調を継続。ARPUが6.7%上昇し、MRRは30.9%成長、営業利益率は49.0%と高水準を維持
  • HRSのリカーリング収入が大きく伸び、2,427百万円(前年比31.9%増)へと拡大
  • MSは、見える化エンジンおよびカスタマーリングスともに安定的な売上成長を維持
  • 売上高については、MS、HRSともに順調に拡大
  • 利益面もマーケティング費用圧縮や子会社のコスト見直しなどの効果で大きく改善

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • HRソリューションの継続拡大とともに人事周辺領域や新規事業の展開を想定
  • 中期的には、売上高300億円、営業利益100億円以上を目指す
• 進行中の施策:
  • HRソリューション(HRS)は、引き続き売上高が順調に拡大し、加えてマーケティング費用が抑制
  • タレントパレットの顧客数増に加え、価格改定や有償オプション導入が順調に進んでおり、ARPU上昇によりリカーリング売上が大きく増加
  • ヨリソルは先行投資期間ではあるが順調な立ち上がりを継続。グローアップは受注が弱い状況が継続しているものの、コスト圧縮などを進めており、赤字幅は大きく縮小
  • OMN社のシフト管理R-Shiftは、エンプラ企業を中心に導入が進み、売上高・利益ともに好調で計画を上回って達成
  • マーケティングソリューション(MS)では、見える化エンジンの解約が高水準ではあるものの、価格改定やアップセルの寄与で顧客単価は高水準で推移し、売上高・利益の拡大に寄与
• セグメント別施策:
  • HRソリューション(HRS)は、引き続き売上高が順調に拡大し、加えてマーケティング費用が抑制されており、増益率、利益率ともに大幅に改善
  • マーケティングソリューション(MS)では、見える化エンジンの解約が高水準ではあるものの、価格改定やアップセルの寄与で顧客単価は高水準で推移し、売上高・利益の拡大に寄与

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高 17,730百万円(前年比27.4%増)
  • 営業利益 5,600百万円(営業利益率31.6%)
  • HRSとMSの顧客数の増加に加え、前期M&Aの子会社の通期寄与を見込む
• 中長期計画: 中期的に売上高300億円、営業利益100億円以上を目指す

配当と株主還元

• 配当方針:
  • 資本の効率活用指標をROEとして設定し、収益性向上とともに株主還元の施策を通じて、中期的に高水準を維持していく方針
  • 株主還元方針: 必要な内部留保を確保しつつ、安定した配当を継続実施(配当性向は20%を目途)
  • 資本収益性: ROEを重要指標と認識し、20%以上の水準を目標

製品やサービス

• サービス:
  • HRソリューション: タレントパレット、ヨリソル
  • マーケティングソリューション: 見える化エンジン、CustomerRings
• 協業・提携:
  • マイナビとの包括的業務提携の開始
  • プロゴルファー臼井麗香選手アンバサダーとして起用

重要な注記

• 会計方針: 2025年9月期第1四半期連結会計期間において、企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、2024年9月期に係る各数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映

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