決算説明：ツバキ・ナカシマ（6464）

2024年12月期　第３四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要: 株式会社ツバキ・ナカシマ、動力伝達機器、搬送用機械器具製造業、松山達
• セグメント: プレシジョン・コンポーネント、その他

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上収益：583.2億円（前年同期比+3.1%、除為替影響-4.7%）
  • 営業利益：25.7億円（前年同期比-7.4%、除為替影響-13.5%）
  • 純利益：7.4億円（前年同期比-47.0%、除為替影響-5.6億円）
• セグメント別状況:
  • プレシジョン・コンポーネント：576.9億円（前年同期比+5.0%、除為替影響-27.9億円）
  • その他：6.3億円（前年同期比+30.8%、除為替影響-1.5億円）

業績の背景分析

• 業績概要: 売上収益は日本における一部自動車メーカーの生産・出荷の停止や、グローバルにわたる一般産業機器、工作機械の需要回復の遅れにより数量ベースでは減少も、円安寄与により前年同期比で3.1%増。営業利益は前期に計上した工場閉鎖費用が無くなったことや、コスト改善の効果が見られた一方、為替影響を除いた売上収益の減収、及び上期に続けて資産効率化に向けて棚卸資産の評価損等を計上したことから、前年同期比で7.4%減。
• 増減要因: 円安、一部自動車メーカーの生産・出荷停止、一般産業機器・工作機械の需要回復の遅れ、工場閉鎖費用の計上なし、コスト改善効果、棚卸資産評価損
• リスク要因: 需要回復の遅れ

戦略と施策

• 現在の戦略: 成長戦略として、セラミックボール、メディカルデバイス、アジア地域の拡販を掲げている。
• 進行中の施策: 資産効率化に向けて棚卸資産の評価損を計上。

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 売上高：750億円（前回予想比-3.0%）
  • 営業利益：5億円（前回予想比-92.7%）
• 中長期計画: 次期中期経営計画は来年2月に発表予定。
• マクロ経済の影響: 欧州の自動車生産の回復の遅れや、グローバルにわたる一般産業機器、工作機械の需要回復の遅れ

配当と株主還元

• 配当方針: 期末配当予想を10円/株、年間配当25円/株に修正。
• 配当実績: 中間配当15円/株

製品やサービス

• 製品: セラミックボール、メディカルデバイス等

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