アイビーシー (3920) 銘柄分析 (2024/12/18 08:40)
現在の株価の評価
- EPSに基づく評価: 会社予想EPS (64.74円) と現在の株価 (662円) から、PERは10.23倍と算出されます。業界平均PER (17.6倍) と比較すると低い水準です。
- BPSに基づく評価: BPS (360.21円) と現在の株価 (662円) から、PBRは1.84倍と算出されます。業界平均PBR (1.6倍) と比較すると高い水準です。
テクニカル分析
- 株価は年初来高値 (723円) から下落し、年初来安値 (403円) よりは高い水準にあります。直近の株価は下降傾向にあり、12/13に年初来高値を更新後、下落しています。50日移動平均線 (562.80円) と200日移動平均線 (503.92円) を上回っています。
財務諸表分析
- 2023年9月期は増収増益となっています。売上高は前期比で増加、営業利益も黒字転換しています。
- 過去数年の業績は変動が大きく、安定性に欠ける傾向が見られます。
- 自己資本比率は59.8%と比較的健全な水準です。
- 現金及び現金同等物は豊富に保有しており、短期的な債務返済能力は高いと考えられます。
業界のポジションと市場シェア
- ICTインフラ性能監視のパイオニアとされていますが、具体的な市場シェアの情報は提供されていません。
経営戦略と重点分野
- 社内システムの性能監視ソフトの開発と販売、ICTインフラ管理支援サービスに注力しています。
- 分析サービス、プロダクト販売・導入、コンサルの3本柱で事業を展開しています。
事業モデルの持続可能性
- ICTインフラの需要は今後も継続的に見込まれるため、事業の持続可能性は高いと考えられます。しかし、競争環境の変化や技術革新への対応が重要となります。
技術革新と主力製品
- 主力製品は社内システムの性能監視ツールです。IoTシステムインフラサービスの開発にも取り組んでいます。具体的な技術革新に関する情報は提供されていません。
株主還元と配当方針
- 会社予想配当利回りは1.81%、1株配当は12.00円です。配当性向は高く、安定的な配当を実施しています。
株価モメンタムと投資家関心
- 直近の信用買残は増加傾向にあり、投資家の関心が高まっている可能性があります。しかし、信用売残も増加しており、今後の株価動向には注意が必要です。
総評
アイビーシーはICTインフラ管理支援サービスに注力する企業です。業績は回復傾向にありますが、変動も大きいため、今後の動向に注目する必要があります。財務状況は比較的健全で、配当利回りも魅力的です。しかし、市場シェアや技術革新に関する情報が不足しているため、更なる調査が必要です。
企業情報
| 銘柄コード | 3920 |
| 企業名 | アイビーシー |
| URL | http://www.ibc21.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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