決算説明：森六（4249）

第14次中期経営計画・2025年３月期決算説明会

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 森六株式会社 (MORIROKU)
  • 主要事業分野: 樹脂加工製品事業、ケミカル事業
• 説明会情報:
  • 参加対象: 個人投資家向け
• 報告期間: 2025年3月期
• セグメント:
  • 樹脂加工製品事業: 生産効率の向上やコスト改善成果を積み上げたものの、中国とアジアの減産が響き減益
  • ケミカル事業: 電機・電子分野は好調に推移したが、自動車分野を中心に中国の需要低迷の影響を受ける

業績サマリー

• 主要指標:
  • 売上高: 1,461億円 (前年同期比0.4%増)
  • 営業利益: 41億円 (前年同期比27.5%減)
  • 経常利益: 22億円 (前年同期比64.4%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △78億円 (前年同期比108億円減)
  • 1株当たり配当: 105.0円 (前年同期比5.0円増)
  • 営業利益率: 2.8% (前年同期比1.1pt減)
• セグメント別状況:
  • 樹脂加工製品事業: 売上高1,201億円、営業利益34億円
  • ケミカル事業: 売上高260億円、営業利益12億円

業績の背景分析

• 業績概要:
  • 売上高は、中国とアジアの減産はあったものの、北米の増産と為替の影響により増収
  • 営業利益は、生産効率の向上やコスト改善成果を積み上げたものの、中国とアジアの減産が響き減益
  • メキシコ子会社の譲渡に伴う損失と減損損失を特別損失に計上
• 増減要因:
  • 売上高: 北米の増産、為替の影響
  • 営業利益: 生産効率の向上、コスト改善成果、中国とアジアの減産
• リスク要因: 為替変動

戦略と施策

• 現在の戦略:
  • 2025年4月: 森六ホールディングスのもと、森六テクノロジーと森六ケミカルズを統合し、「森六株式会社」へ一社化
  • 2035年長期ビジョン: CREATE THE NEW VALUE
• 進行中の施策:
  • 樹脂加工製品事業: 生産効率の向上やコスト改善成果、中国とアジアの減産
  • ケミカル事業: 電機・電子分野は好調、自動車分野を中心に中国の需要低迷の影響
• セグメント別施策:
  • 樹脂加工製品事業: 生産効率の向上、コスト改善成果
  • ケミカル事業: 電機・電子分野は好調に推移、自動車分野を中心に中国の需要低迷の影響

将来予測と見通し

• 業績予想:
  • 2026年3月期:
    • 売上高: 1,370億円 (前年同期比6.3%減)
    • 営業利益: 50億円 (前年同期比20.9%増)
    • 経常利益: 49億円 (前年同期比122.3%増)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 32億円
    • 1株配当: 115.0円 (前年同期比9.5%増)
• 中長期計画:
  • 第14次中期経営計画 (2026年3月期～2028年3月期)
  • 2035年への事業成長ロードマップ: モビリティ分野の未来に貢献する技術力と、「ものづくり×商社」の強みを活かして、2035年のビジョン達成に向けて「稼ぐ力」を高めていく
• マクロ経済の影響:
  • 為替: 米ドル140.0円、中国元19.6円を想定
  • 自動車生産: 中国・アジアの苦戦は続くが、堅調な日本と北米でカバーし、全体では前期(2025年3月期)より微減となる見込み
  • 関税影響: 先行きが不透明ではあるものの、現時点では、26.3月期の業績予想に織り込むほどの影響は想定せず

配当と株主還元

• 配当方針: 年間配当は10円増配となる115円、DOE2.7%を予想
• 配当実績:
  • 2025年3月期: 105.0円

製品やサービス

• 製品: 樹脂加工製品、ケミカル製品

重要な注記

• リスク要因: 為替変動
• その他:
  • 2025年4月: 森六ホールディングスのもと、森六テクノロジーと森六ケミカルズを統合し、「森六株式会社」へ一社化
  • 第14次中期経営計画 (2026年3月期～2028年3月期)
  • 2035年長期ビジョン: CREATE THE NEW VALUE

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