企業情報
- 企業名: ダイセキ環境ソリューション株式会社
- 証券コード: 1712
- 概要: 土壌汚染対策を主要事業とする企業。土壌汚染調査・処理事業と資源リサイクル事業を展開。
- 事業内容: 土壌汚染調査・処理、資源リサイクル（産業廃棄物処理、リサイクル事業など）
- 設立年月日: 1996年11月1日
- 代表者名: 山本 浩也
- 本社所在地: 〒467-0852 名古屋市瑞穂区明前町8-18
- 従業員数: 282人
業界のポジションと市場シェア
- 業界内での競争優位性: 土壌汚染調査・処理の分野で一貫体制を持ち、高付加価値案件への注力により競争優位性を確保。
- 市場シェア: 詳細不明だが、土壌汚染対策の分野では国内トップクラスの企業として知られる。
経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: 土壌汚染調査・処理事業で大規模案件の受注獲得、高付加価値案件への注力。資源リサイクル事業ではPCB事業の需要獲得、廃石膏ボード、杉本商事の貢献を目指す。
- 中期経営計画: 売上高21,000百万円（5.2%増）、営業利益2,380百万円（5.6%増）の見通し。
事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 土壌汚染調査・処理と資源リサイクルを通じた事業収益。
- 市場ニーズへの適応力: 環境規制の厳格化に対応し、市場ニーズの変化に適応。
技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 詳細不明だが、土壌汚染対策技術の継続的な改善と高付加価値案件への対応が期待される。
- 主力製品/サービス: 土壌汚染調査・処理、産業廃棄物処理、リサイクル事業。
株価の評価
- 株価: 1,149円
- EPS（会社予想）: 80.42円
- BPS（実績）: 1,042.65円
- PER（会社予想）: 14.29倍
- PBR（実績）: 1.10倍
テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間の株価は1,060円から1,159円の間で変動。50日移動平均は1,094.44円、200日移動平均は1,183.41円。
- 高値圏/安値圏: 52週高値1,430円、52週安値896円。現在の株価は中間地点付近。
財務諸表分析
- 売上高: 19,944百万円（前年比△17.4%）
- 営業利益: 2,253百万円（前年比△19.3%）
- 経常利益: 2,256百万円（前年比△19.9%）
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,234百万円（前年比△30.7%）
- ROE（実績）: 7.28%
- 自己資本比率（実績）: 60.3%
- キャッシュフロー: 1.85B円（過去12か月）
株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 1.39%
- 1株配当（会社予想）: 16円
- 配当性向: 19.05%
- 自社株買い: 自社（自己株口）保有40,500株
株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近変動: 直近10日間で1,060円から1,159円の間で変動。上昇傾向。
- 影響要因: 業績予想、市場動向、競合状況など。
総評
ダイセキ環境ソリューションは土壌汚染対策を中心とした事業で、競争優位性を持ちながらも市場の減収減益傾向に直面している。中期経営計画では売上高と利益の増加を目指すが、海外経済・情勢の不確実性や国内の物価上昇などリスク要因も存在。株価は52週高値から下落し、現在は中間地点付近。財務面では自己資本比率は健全だが、ROEは業界平均を下回る。株価評価はPERが業界平均より高めだが、PBRは低い。投資判断は慎重に行う必要がある。
企業情報
| 銘柄コード | 1712 |
| 企業名 | ダイセキ環境ソリューション |
| URL | http://www.daiseki-eco.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
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