決算説明：福井銀行（8362）

2024年度　第2四半期（中間期）決算説明資料

業績サマリー

• 主要指標:
  • Fプロジェクト(連結):
    • コア業務純益(除く投信解約損益): 62.7億円 (前年同期比 +34.5億円)
    • 経常利益: 54.0億円 (前年同期比 +36.4億円)
    • 中間純利益: 54.0億円 (前年同期比 +36.4億円)
  • 福井銀行(単体):
    • コア業務純益(除く投信解約損益): 57.2億円 (前年同期比 +36.6億円)
    • 経常利益: 61.7億円 (前年同期比 +38.9億円)
    • 中間純利益: 55.3億円 (前年同期比 +39.5億円)
  • 福邦銀行(単体):
    • コア業務純益(除く投信解約損益): 0.7億円 (前年同期比 △3.5億円)
    • 経常利益: 0.6億円 (前年同期比 △5.1億円)
    • 中間純利益: 0.1億円 (前年同期比 △3.9億円)
• 進捗状況: 中期経営計画IのKPIは全項目達成見込み。連結当期純利益目標40億円を大幅にクリアする見込み。

業績の背景分析

• 業績概要: グループ一体となった顧客の課題発見・解決や資金繰り支援に注力したことにより、貸出金利息およびコンサルティングによる役務収益・グループ会社における外部売上高が増加。
• 増減要因:
  • Fプロジェクト(連結): 貸出金利息、コンサルティング収益増加
  • 福井銀行(単体): 貸出金利息、コンサルティング収益、手数料収益増加、過去の債権回収による取立益計上、連結子会社からの配当金計上
  • 福邦銀行(単体): 貸出金利回り上昇による利息増加、経営統合を見据えた人事制度改定による人件費増加、経営統合費用計上による物件費増加
• リスク要因: 経営統合に向けたシステム投資による物件費増加、福邦銀行との経営統合費用計上

戦略と施策

• 現在の戦略: 中期経営計画Iに基づき、顧客の課題発見・解決を起点とした値決め力強化、地域価値循環モデルの実現。
• 進行中の施策: FプロジェクトATM稼働、営業店後方事務の効率化、経営統合に向けたシステム構築、店頭タブレット端末導入に向けたシステム構築、生成AI導入に向けた試行開始、グループウェア統合、野村證券との金融商品仲介業務における包括的業務提携。

将来予測と見通し

• 業績予想: 2025年3月期連結: 経常利益83.0億円、当期純利益65.0億円。福井銀行単体: コア業務純益97.0億円、経常利益76.0億円、当期純利益60.0億円。
• 中長期計画: 2025年3月期の期末配当金を1株あたり2.5円増配し27.5円とする見込み。
• マクロ経済の影響: 日銀の金融政策修正による金利上昇は銀行にとって追い風となる一方、保有有価証券の評価損益にはマイナス影響。

配当と株主還元

• 配当方針: 年間50円の安定配当に業績連動配当を加え、配当性向20%を目途。
• 特別配当: 現時点では自社株買いによる株主還元は考えていない。

製品やサービス

• サービス: 野村證券との提携による金融商品仲介業務、地域プロジェクト支援、事業承継支援など。
• 協業・提携: 野村證券との包括的業務提携。

重要な注記

• リスク要因: 日銀の金融政策や市場金利の動向。
• その他: 福邦銀行との経営統合は2026年5月2日を効力発生日とする合併契約を締結。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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