概要
- 企業名: 株式会社IC
- 事業内容: システム開発と運用が主力の独立系システムインテグレーター (SI)。主に日立グループ向けの客先常駐型システム開発を行っている。
- 設立年月日: 1978年2月20日
- 代表者名: 齋藤 良二
- 従業員数: 738人
- 平均年齢: 38.7歳
- 平均年収: 5,960千円
- 住所: 〒108-6207 東京都港区港南2-15-3 品川インターシティC棟
業界内での競争優位性や課題
- 競争優位性: 主に日立グループ向けのシステム開発と運用で高いシェアを持ち、長年の信頼関係が競争優位性となっている。
- 課題: 業界全体の成熟化に伴い、新規事業の獲得や技術革新への対応が課題となっている。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- 中期経営計画: 「co-creation Value 2025」の3年目。主にDX推進と新規事業の開拓を重点分野としている。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野
- DX推進: デジタルトランスフォーメーションの推進と新規事業の開発。
- 新規事業: 新しいサービスやソリューションの開発と市場投入。
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力など
- 収益モデル: 主にシステム開発と運用のサービス提供による収益モデル。
- 適応力: デジタルトランスフォーメーションのニーズに対応するため、技術革新や新規事業の開発に注力している。
技術開発の動向や独自性
- 技術開発: 継続的な技術革新に取り組んでおり、特にDX関連技術の開発に注力している。
- 独自性: 日立グループとの長年の関係を活かした独自のソリューションを提供している。
収益を牽引している製品やサービス
- 主力製品: 主にシステム開発と運用サービス。特に日立グループ向けのソリューションが主力。
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較など
- 株価: 1,000円
- EPS（会社予想）: 58.64円
- BPS（実績）: 827.44円
- PER（会社予想）: 17.05倍
- PBR（実績）: 1.21倍
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か
- 52週高値: 1,146円
- 52週安値: 860円
- 現在の株価: 1,000円
- 分析: 現在の株価は52週高値と52週安値の中間に位置しており、安値圏に近い。
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価
- 売上高: 過去12か月で9,640億円（前年比6.8%増）
- 利益: 営業利益443,085万円（前年比6.4%増）、経常利益485,000万円（前年比3.8%減）
- キャッシュフロー: 営業キャッシュフロー -62,000万円（前年比-10.3%減）
- ROE（過去12か月）: 7.96%
- ROA（過去12か月）: 3.56%
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り（会社予想）: 3.40%
- 1株配当（会社予想）: 34.00円
- 配当性向: 51.90%
自社株買いなどの株主還元策
- 自社株買い: 3.84%の自社従業員持株会が保有する297,300株を自己株式として保有。
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）
- 直近10日間の株価推移: 横ばいからわずかな上昇傾向。
- 影響要因: 業績予想の変更なし、市場動向の活発化による投資家関心の向上。
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理
- 全体的な見解: システム開発と運用のサービス提供による収益モデルが安定しており、特に日立グループとの長年の関係を活かしたソリューションが強み。技術革新と新規事業開発により市場ニーズの変化に適応できる可能性が高い。しかし、業界の成熟化に伴い、新規事業の獲得と技術革新への対応が重要。株価は安値圏に近い水準であり、投資機会が考えられる。
企業情報
| 銘柄コード | 4769 |
| 企業名 | IC |
| URL | https://www.ic-net.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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