1. 企業情報
企業名: エキサイトホールディングス株式会社
概要: Excite Holdings Co., Ltd.は、日本のプラットフォーム、ブロードバンド、SaaS/DX事業を展開する企業です。主なサービスには、女性向けメディアプラットフォーム「woman excite」、ニュースメディアプラットフォーム「excite news」、電話占いサービス「Excite phone fortune telling」、オンラインカウンセリングサービス「Excite trouble consultation room」、補聴器用オーソドンティックシステム「EMININAL」、M&A支援プラットフォーム「M&A BASE」、子供向けサプリメント「SENOBAS+」、インターネットサービス（光回線、SIM、スマートフォンなど）「BB Excite」、「excite mobile」ブランド、ビジネス管理クラウドソリューション「KUROTEN」、ウェビナーPDCAクラウドプラットフォーム「FanGrowth」、BtoB向け決済サービス「SAISON INVOICE」、サブスクリプションサービス導入支援ツール「sub」などがあります。
設立年月日: 2018年7月18日
住所: 〒106-0041 東京都港区麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー
代表者名: 西條 晋一
従業員数: 173人
2. 業界のポジションと市場シェア
業界: ソフトウェア – アプリケーション
市場区分: スタンダード（内国株式）
業種: 情報・通信業
競争優位性: 多様なサービスを提供し、特に占いサービスやカウンセリングサービスにおいて高い顧客ロイヤルティを持ち、プラットフォーム事業での新規会員獲得に注力している。
課題: メディアサービスの減益が見込まれており、広告単価の下落に対応する必要がある。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣のビジョン: 2028年3月期の売上高150億円、EBITDA23億円、営業利益16億円、親会社株主に帰属する当期純利益10億円、時価総額300億円を目指す「中期経営計画 EXCITE300」の達成。
中期経営計画の具体的な施策:
- プラットフォーム事業: カウンセリングサービスへの投資により新規会員の獲得。
- SaaS・DX事業: SaaS事業の成長。
- オンライン診療サービス: 診療科目及び提携クリニックの拡大。
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデル: 多様なサービスを通じて収益を生み出しており、特に占いサービスやオンラインカウンセリングが主要な収益源。
市場ニーズへの適応力: オンライン診療サービスの拡大により、市場ニーズの変化に対応している。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向: 補聴器用オーソドンティックシステム「EMININAL」の開発など、技術革新に取り組んでいる。
主力製品: 占いサービス、オンラインカウンセリングサービス、補聴器用オーソドンティックシステム「EMININAL」。
6. 株価の評価
株価: 1,184円
EPS（会社予想）: 65.86円
BPS（実績）: 720.24円
PER（会社予想）: 17.98倍
PBR（実績）: 1.64倍
配当利回り（会社予想）: 2.66%
株価とEPSの比較: 現在の株価はEPSをわずかに下回っており、割安な水準にある。
7. テクニカル分析
株価推移: 直近10日間の株価は1,171円から1,190円の間で変動しており、上昇傾向にある。
移動平均線: 50日移動平均線は1,206.66円、200日移動平均線は1,053.92円。現在の株価は50日移動平均線を上回っており、上昇トレンドにある。
8. 財務諸表分析
売上高: 過去12か月で909.2億円（前年比24.8%増）
利益: 営業利益465百万円、経常利益354百万円、親会社株主に帰属する当期純利益184百万円
ROE（実績）: 5.17%
ROA（実績）: 3.49%
キャッシュフロー: 営業活動によるキャッシュフローは-242百万円（前年比864百万円）、投資活動によるキャッシュフローは-3,453百万円、財務活動によるキャッシュフローは3,861百万円
9. 株主還元と配当方針
配当利回り（会社予想）: 2.66%
1株配当（会社予想）: 31.50円
配当性向: 34.57%
自社株買い: 情報なし
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向: 直近10日間で上昇トレンドを示している。
株価への影響を与える要因: 広告単価の下落によるメディアサービスの減益見込み。
11. 総評
エキサイトホールディングスは、多様なサービスを通じて収益を生み出す事業モデルを持ち、特に占いサービスやオンラインカウンセリングサービスが主力となっています。中期経営計画「EXCITE300」の達成に向けて、プラットフォーム事業とSaaS・DX事業の成長に注力しています。株価はEPSをわずかに下回っており、割安な水準にあると評価できます。直近の株価は上昇トレンドを示しており、投資家関心も高まっています。ただし、広告単価の下落によるメディアサービスの減益見込みは注意が必要です。
企業情報
| 銘柄コード | 5571 |
| 企業名 | エキサイトホールディングス |
| URL | https://www.excite-holdings.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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