1. 企業情報
- 事業内容: インターネットメディア事業を展開。主力は店舗情報口コミサイト「エキテン」の運営。その他、システム開発、人材紹介、生活サービスも手掛ける。2024年8月期はインターネットメディア事業が売上の60%、DXソリューション事業が37%、HRソリューション事業が3%を占める。
- 特徴: 口コミに特化した店舗情報サイト「エキテン」が強み。GMOTECHとの経営統合を実施。
- 直近の出来事: 2025年8月期第2四半期決算短信によると、エキテンの不振とグループ再編の影響で売上高が減少。
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界: 情報通信・サービス業。
- 競争優位性: 口コミサイト「エキテン」は、特定のジャンルに特化せず幅広い店舗情報を網羅している点が特徴。
- 課題: 競合他社との差別化、収益性の改善が課題。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営ビジョン: 詳細不明。
- 中期経営計画: 2025年8月期第2四半期決算短信によると、エキテンの新規店舗獲得施策、商品力強化、DXソリューション事業の強化、HRソリューション事業の事業譲渡を実施。
- 重点分野: インターネットメディア事業におけるエキテンの成長戦略、DXソリューション事業の拡大。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: エキテンの広告収入、DXソリューション事業からの収益。
- 市場ニーズへの適応力: 口コミサイトは、ユーザーの検索行動の変化や、競合他社の台頭など、市場ニーズの変化に柔軟に対応する必要がある。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発: 詳細不明。
- 主力製品: 店舗情報口コミサイト「エキテン」。
6. 株価の評価
- 株価: 97.0円（2025年7月4日終値）。
- PER: 予想EPSがマイナスのため算出不可。
- PBR: 0.52倍（実績）。
- 割安/割高の判断: PBRは1倍を大きく下回っており、割安と判断できる。ただし、業績の悪化を反映している可能性もあるため注意が必要。
- 業界平均との比較: 業界平均PERは15.0、PBRは1.2。
7. テクニカル分析
- 株価推移: 直近10日間の株価は、100円前後で推移。年初来高値141円、年初来安値89円。
- 現状: 50日移動平均線111.58円、200日移動平均線113.13円を下回っており、下落トレンド。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 2024年8月期は2428百万円、2025年8月期中間期は764百万円と減少傾向。
- 営業利益: 2024年8月期は25百万円の黒字、2025年8月期中間期は118百万円の赤字。
- 当期純利益: 2024年8月期は27百万円の赤字、2025年8月期中間期は104百万円の赤字。
- ROE: (連)-10.39%
- ROA: (過去12か月) -4.71%
- 自己資本比率: 86.3%と高い。
- キャッシュフロー: 営業CFはマイナス。
9. 株主還元と配当方針
- 配当: 無配。
- 配当利回り: 0.00%。
- 株主還元策: 詳細不明。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価モメンタム: 下落傾向。
- 直近の出来高: 119,500株。
- 信用取引: 信用買い残が増加、信用倍率は44.98倍と高く、需給が悪化している。
- 株価への影響要因: 業績悪化、市場全体の動向、競合他社の動向。
11. 総評
デザインワン・ジャパンは、店舗情報口コミサイト「エキテン」を主力とする企業。業績は低迷しており、売上高、利益ともに減少傾向。株価は低迷しており、テクニカル的にも下落トレンド。PBRは割安水準だが、業績悪化を反映している可能性もある。今後の事業戦略の進捗、特にエキテンの収益性改善、DXソリューション事業の成長が重要。信用買い残が多く、需給が悪化している点も注意が必要。
企業情報
| 銘柄コード | 6048 |
| 企業名 | デザインワン・ジャパン |
| URL | http://www.designone.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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