決算説明：スマレジ（4431）

2025年4月期第2四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要: 株式会社スマレジ、クラウドPOSシステムを中心とした事業、宮崎龍平 (代表取締役CEO)
• セグメント: クラウドサービス（スマレジ(POS)、決済サービス、タイムカード(HR)）、その他（機器販売、SES、CVC、店舗経営支援）

業績サマリー

• 主要指標:
  • 営業収益: 51億5千2百万円 (YoY +30.5%) ※過去最高
  • 営業利益: 11億9千5百万円 (YoY +43.1%) ※過去最高
  • 経常利益: 11億8千4百万円 (YoY +41.9%)
  • 純利益: 7億9千2百万円 (YoY +41.9%)
  • ARR: 69億9千8百万円 (YoY +37.5%) ※過去最高
• 進捗状況: 売上高進捗率48.2%、営業利益進捗率58.8% (通期計画に対して)
• セグメント別状況:
  • 機器販売等: 35.6%
  • 月額利用料等: 61.9% (スマレジPOS利用料 72.7%、キャッシュレス決済 17.8%、タイムカード 9.5%)
  • その他: 2.5%

業績の背景分析

• 業績概要: 堅調な業績により売上高、営業利益ともに成長。有料店舗数の増加、キャッシュレス決済サービスの好調、低解約率の維持が寄与。
• 増減要因: 売上高増加は新規有料契約の増加、ストック売上高の積上げ、決済関連事業の拡大による。売上原価増加は売上増加に伴う機器仕入、製造原価の増加による。販管費増加は従業員増加による人件費増加、事業拡大に伴う経費増加、事業買収によるのれん償却額計上による。
• 競争環境: POSレジ市場は競争が激しい市場。従来型POSからクラウド型への移行が進み、各社がシェアを競っている。スマレジは小売業と中規模で強みを発揮。

戦略と施策

• 現在の戦略: 店舗とECを繋ぐソリューション提供、EC事業者へのアプローチ、オンラインとオフラインの垣根を超えた店舗経営課題の解決、小売市場における競争優位性の強化。
• 進行中の施策: リード獲得施策(主にウェブマーケティング)では費用対効果を重視した効率的な広告投資を継続、TVCM継続展開、潜在顧客層へのアプローチ、オンボーディング強化、サービス品質向上施策、中大型案件向けカスタマーサクセス拡充。

将来予測と見通し

• 業績予想: 通期計画：売上高 106億8千8百万円、営業利益 20億3千3百万円、経常利益 20億3千3百万円、純利益 14億1千4百万円
• 中長期計画: ARR 300億円を目指す (VISION 2031)。

配当と株主還元

• 配当方針: 成長過程において内部留保を優先してきたが、業績の安定と内部留保の蓄積により、株主還元を実施。20%程度の配当性向を基準に年1回期末配当を予定。
• 配当実績: 今回修正予想：年間15円。前期実績：0円。

製品やサービス

• 製品: スマレジ(POS)、決済サービス、タイムカード(HR) 等
• サービス: クラウド型POSレジシステム、マルチ決済サービス、勤怠管理、給与計算、休暇管理、シフト管理、日報、プロジェクト管理、ワークフロー 等

重要な注記

• リスク要因: 将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づくものであり、市況や政治・経済状況など様々な不確実性を含むため、実際の業績とは異なる場合がある。
• その他: 株式会社ネットショップ支援室の全株式を取得し子会社化 (EC事業者支援サービスを提供)。

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