1. 企業情報

FPパートナーは、主に個人向けの保険サービスを提供する企業です。保険代理店事業を全国展開しており、訪問販売と来店型店舗の両方でサービスを提供しています。金融商品仲介業も手掛けており、顧客のライフプランに合わせた保険商品の提案を行っています。

2. 業界のポジションと市場シェア

FPパートナーは、訪問販売を主軸とした乗合代理店として事業を展開しています。競合他社との差別化としては、集客と営業を分業する体制を構築している点が挙げられます。

競争優位性:

  • 集客と営業の分業体制
  • 訪問販売と来店型店舗の両方でのサービス提供

課題:

  • 保険業界は競争が激しく、顧客獲得競争が激化している。
  • 少子高齢化による労働人口の減少は、営業人員の確保に影響を与える可能性がある。

3. 経営戦略と重点分野

経営ビジョン:

  • 2026年11月期末までに50店舗の開設を目標としています。

中期経営計画の重点分野:

  • 営業社員数と保険契約見込み顧客数の拡大
  • 契約譲受ビジネスの拡大
  • マネードクタープレミアビジネスの展開
  • 損害保険ビジネスの強化
  • 新規事業領域の拡大

4. 事業モデルの持続可能性

収益モデル:

  • 保険契約の仲介手数料が主な収益源です。
  • 金融商品仲介業からの手数料収入も得ています。

市場ニーズの変化への適応力:

  • 「貯蓄から投資へ」の流れを受け、金融商品仲介業を強化することで、顧客のニーズに対応しています。
  • オンライン相談など、多様な顧客ニーズに対応できる体制を構築する必要があります。

5. 技術革新と主力製品

技術開発の動向と独自性:

  • 具体的な技術開発に関する情報は開示されていません。
  • 対面でのコンサルティングを重視しており、顧客との信頼関係構築に注力しています。

収益を牽引している製品やサービス:

  • 生命保険、損害保険などの保険商品
  • 金融商品仲介サービス

6. 株価の評価

  • 株価: 2,127.0円(2025年7月9日終値)
  • EPS(会社予想): 176.18円
  • PER(会社予想): 12.07倍 (業界平均:13.7倍)
  • BPS(実績): 492.12円
  • PBR(実績): 4.32倍 (業界平均:1.0倍)

評価:

  • PERは業界平均を下回っており、割安感があります。
  • PBRは業界平均を大きく上回っており、割高感があります。
  • ROEは31.90%と高く、資本効率が良いことを示しています。

7. テクニカル分析

  • 直近10日間の株価推移: 株価は下落傾向にあります。
  • 年初来高値: 2,693円
  • 年初来安値: 2,076円
  • 50日移動平均: 2342.82円
  • 200日移動平均: 2456.34円

評価:

  • 現在の株価は年初来安値に近い水準にあり、割安感があります。
  • 50日、200日移動平均線を下回っており、下落トレンドを示唆しています。

8. 財務諸表分析

売上高:

  • 過去12ヶ月:35,617百万円
  • 2023年11月期:30,559百万円
  • 増収傾向にあります。

営業利益:

  • 過去12ヶ月:5,330百万円
  • 2023年11月期:5,554百万円
  • 2024年11月期第1四半期は減少しています。

純利益:

  • 過去12ヶ月:3,903百万円
  • 2023年11月期:3,953百万円
  • 2024年11月期第1四半期は減少しています。

ROE: 31.90%と高い水準を維持しています。
自己資本比率: 63.8%と高く、財務体質は良好です。

9. 株主還元と配当方針

  • 配当利回り(会社予想): 4.42%
  • 1株配当(会社予想): 94.00円
  • 配当性向: 62.94%
  • 自社株買い: 実施に関する情報は開示されていません。

評価:

  • 配当利回りは比較的高く、株主還元に積極的な姿勢を示しています。

10. 株価モメンタムと投資家関心

  • 直近の株価変動: 下落傾向にあります。
  • 信用取引: 信用買い残は増加、信用売り残も増加しており、売り買い両方の圧力がかかっている状況です。
  • 株価への影響要因:
    • 業績の動向(特に営業利益と純利益)
    • 今後の店舗展開の進捗
    • 金融市場全体の動向

11. 総評

FPパートナーは、保険代理店事業を展開し、高いROEと良好な財務体質を持つ企業です。配当利回りも高く、株主還元にも積極的です。

ポジティブな点:

  • 高いROEと自己資本比率
  • 配当利回りの高さ
  • 集客と営業の分業体制

ネガティブな点:

  • 直近の業績(営業利益、純利益)の減少
  • 株価の下落傾向
  • PBRは高い

総合的な見解:

現在の株価は割安感があるものの、業績の減速や株価の下落傾向には注意が必要です。今後の店舗展開の進捗や、金融市場全体の動向を注視しながら、投資判断を行う必要があります。


企業情報

銘柄コード 7388
企業名 FPパートナー
URL https://fpp.jp/
市場区分 プライム市場
業種 金融(除く銀行) – 保険業

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