1. 企業情報
企業名: パス株式会社
概要:
パスは主に日本のeコマース業界で活動しており、化粧品、美容、健康製品を販売しています。また、微細藻の研究開発、栽培、人由来の化粧品原料の製造販売、ライフスタイル製品や美容・健康関連製品の企画開発、通信販売も行っています。1990年に設立され、東京に本社を置いています。
事業内容:
- 自社開発化粧品・健康器具の通販が主要事業
- 再生医療関連や微細藻培養も手掛ける
- 自社ブランド化粧品・健康器具の通販、再生医療、サスティナ事業が柱
- 新規事業も立ち上げ
設立年月日: 1990年5月2日
代表者名: 松尾 孝之
従業員数: 61人
平均年齢: 49.3歳
平均年収: 5,070千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
- 競争優位性: 自社開発の化粧品や健康器具の強みがある。また、再生医療関連事業の拡大が期待される。
- 課題: 主要事業であるeコマース分野での競争が激しく、収益の成長が停滞している。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- 自社ブランド化粧品・健康器具の通販、再生医療、サスティナ事業の強化
- 新規事業の立ち上げによる多角化
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 再生医療関連事業の拡大
- ライフスタイル製品の企画開発と通信販売の強化
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- 自社ブランド製品の通販が主要収益源だが、再生医療関連事業の成長が期待される。
- 市場ニーズの変化に対応するため、新規事業の開発も進めている。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- 微細藻の研究開発や再生医療技術に注力している。
収益を牽引している製品やサービス:
- 自社開発の化粧品や健康器具
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- 予想EPS: 0.15
- 現在の株価: 109円
- PER: 726.67倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 直近10日間の株価は107円から113円の間で推移しており、52週高値（156円）から大きく下落している。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上: 過去12か月で22.53億円（前年比5.10%増）
- 利益: 過去12か月で-27600万円（前年比-12.25%減）
- ROE: -15.03%
- ROA: -5.30%
- キャッシュフロー: 過去12か月で-53800万円（オペレーティングキャッシュフロー）
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 0.00%
- 配当性向: 0.00%
自社株買いなどの株主還元策:
- 自社株買いの情報は提供されていない。
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間で株価は107円から113円の間で変動しており、上昇傾向にある。
株価への影響を与える要因:
- 業績の悪化や新規事業の進捗状況が主要な要因。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
- パスは自社開発の化粧品や健康器具の通販が主要事業であり、再生医療関連事業の拡大が期待される。しかし、業績は低迷しており、ROEやROAも低い。株価は52週高値から大きく下落しており、投資家関心も低い。中期経営計画では新規事業の開発や再生医療関連事業の強化が掲げられているが、短期的な業績改善には至っていない。投資判断には慎重を期す必要がある。
企業情報
| 銘柄コード | 3840 |
| 企業名 | パス |
| URL | http://www.pathway.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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