2025年3月期(第73期)決算説明資料(速報版)
基本情報
- 企業概要
- 企業名: 株式会社マキヤ
- 主要事業分野: スーパーマーケット(エスポット、ポテト・マミー、業務スーパー)、リユース(ハードオフ、オフハウス、ホビーオフ)、100円ショップ(ダイソー)、EC事業など。
- 説明会情報
- 説明者
- 報告期間
- 対象会計期間: 2025年3月期(第73期)
- セグメント
- 主要事業セグメント:
- フード(食品)部門: 加工食品、日配食品、生鮮食品。
- 非食品部門: HBC(ヘルス&ビューティーケア)、住関連商品、生活関連商品、その他。
- EC事業: オンラインでの商品販売。
- リユース事業: ハードオフ、オフハウス、ホビーオフ店舗運営。
- 100円ショップ事業: ダイソー店舗運営。
- 主要事業セグメント:
業績サマリー
- 主要指標(連結)
- 営業収益: 89,448百万円(前年同期比 115.7%)
- 売上高: 88,820百万円(前年同期比 115.8%) ※過去最高額
- 売上総利益: 21,088百万円(前年同期比 122.4%)
- 営業利益: 2,266百万円(前年同期比 101.7%)
- 経常利益: 2,366百万円(前年同期比 98.7%)
- 当期純利益: 1,497百万円(前年同期比 103.0%) ※過去最高額
- 1株当たり当期純利益: 149.86円(前年同期比 102.9%)
- 進捗状況
- 2025年3月期の実績として、売上高888億円、経常利益率2.7%、ROE7.5%、年間配当金25.0円(配当性向16.7%、DOE1.2%)を達成。2027年3月期までの売上高1,000億円、経常利益率の改善、ROEの上昇、配当性向・DOEの向上を目指す中期経営計画が進行中。
- セグメント別状況(連結売上分野別内訳)
- 加工食品: 27,824百万円(構成比 31.3%、前年同期比 109.2%)
- 日配食品: 22,514百万円(構成比 25.3%、前年同期比 106.9%)
- 生鮮食品: 15,194百万円(構成比 17.1%、前年同期比 107.2%)
- HBC(ヘルス&ビューティーケア): 5,628百万円(構成比 6.4%、前年同期比 101.5%)
- 住関連商品: 4,369百万円(構成比 4.9%、前年同期比 99.6%)
- 生活関連商品: 2,496百万円(構成比 2.8%、前年同期比 100.0%)
- その他: 3,689百万円(構成比 4.2%、前年同期比 103.4%)
- EC事業: 7,103百万円(構成比 8.0%)
業績の背景分析
- 業績概要
- 売上高及び当期純利益は過去最高額を記録。
- 売上高は「フード(食品)」部門が全業態で好調に推移したことに加え、EC事業の売上連結寄与により増収。
- 営業利益は売上総利益の増加が増加経費を上回ったことにより、前年比1.7%増。
- 増減要因
- 売上高増加要因: 食品部門(生鮮、日配、グロサリー全て)の好調な推移、非食品部門(HBC、リユース事業)の順調な推移、EC事業の連結寄与。
- 営業利益増加要因: 売上総利益の増加。
- 販売費及び一般管理費増加要因: EC事業連結による販売費等の増加、人件費・水道光熱費の増加、エスポット新横浜店の大規模改装に伴う一時的な改装経費の発生と改装休業期間中の逸失利益。
- 経常利益減少要因: 営業外費用の増加などにより前年比1.3%減。
- 当期純利益増加要因: 特別損失(減損損失)の減少により前年比3.0%増。
- 競争環境
- 業界を取り巻く環境として、競合出店の激化、価格競争の激化が認識されている。
- リスク要因
- 消費環境: 可処分所得の減少、インフレ(物価高)による消費マインドの変化。
- 社会環境: 気候変動・自然災害、少子高齢化・人口減少。
- 経済環境: 仕入原価コストの上昇(円安)、エネルギーコストの上昇、人件費コスト(賃金)の上昇、建設コストの大幅な上昇。
戦略と施策
- 現在の戦略
- 中期経営計画(2025年3月期〜2027年3月期)として「収益性の拡大」「資本効率の向上」「株主還元の充実」「サステナビリティ経営」を重点施策とする。
- 進行中の施策
- 収益性の拡大:
- EDLP(エブリディロープライス)の徹底と地域特性に応じた集客施策。
- 値引・廃棄ロス率の削減(前年比約9%改善)、棚卸ロス額の削減(前年比約7%改善)。
- 「品切れ」撲滅とフェイスUP・ボリューム陳列の徹底。
- エスポット新横浜店内のダイソー店舗増床、エスポット店内に2店舗出店。
- マキヤプリカの推進(マキヤポイント付与制度改定、ポイントチャージ導入、アプリ特典強化)。
- EC事業のグループシナジー最大化への取り組み。
- 人材投資・働き方改革:
- 新卒社員の初任給大幅UP、正社員賃上げ率6.9%UP。
- 作業改革と生産性の改善。
- サステナビリティ経営:
- 公益財団法人マキヤ奨学会の奨学生募集増員(2024年度奨学生実績25名、対前年13名増)。
- 災害発生時の本部を拠点とした地域住民への支援体制整備の検討開始。
- 岩手県大船渡市林野火災等への寄付。
- 太陽光パネルの設置(新規3店舗、全11店舗)による電力使用量の削減(既存店前年比約7%削減)。
- 収益性の拡大:
- セグメント別施策とその成果
- リユース事業(ハードオフ・オフハウス・ホビーオフ): 拡大(前年比19.8%増)。
- EC事業: 「売れ筋」商品の共同開拓・共同仕入・共同販売を通じた売上拡大を目指す。
将来予測と見通し
- 業績予想(連結)
- 2026年3月期通期(計画):
- 売上高: 93,800百万円(前年比 105.6%)
- 営業利益: 2,330百万円(前年比 102.8%)
- 経常利益: 2,420百万円(前年比 102.3%)
- 当期純利益: 1,520百万円(前年比 101.5%)
- 根拠:
- 新店(ダイソー・業務スーパー・ハードオフ)の売上高寄与。
- EDLPの徹底等の収益性拡大施策による売上最大化。
- EC事業の売上拡大。
- 販売費及び一般管理費増加(人件費上昇、電気料金単価上昇)。
- 2026年3月期通期(計画):
- 中長期計画
- 2027年3月期までの売上高1,000億円を目指す。経常利益率、ROE、配当性向・DOEの改善・向上に取り組む。
- マクロ経済の影響:
- 消費環境、社会環境、業界環境、経済環境の変化が業績に影響を与える可能性がある。特に物価高による消費マインドの変化、各種コスト(仕入原価、エネルギー、人件費、建設)の上昇などに注意。
配当と株主還元
- 配当方針
- 資本効率の向上、株主還元の充実を中期経営計画の柱の一つと位置付けている。
- 配当実績
- 第73期(2025年3月期)1株当たり年間配当金: 25円。
製品やサービス
- 店舗展開と主要業態:
- スーパーマーケット: エスポット(21店舗)、ポテト・マミー(14店舗)、業務スーパー(52店舗)。
- リユース: ハードオフ等(6店舗)。
- 100円ショップ: ダイソー(10店舗)。
- その他、エ・コモード(3店舗)。
- 店舗政策:
- 年間複数店舗の新規出店(ハードオフ・ホビーオフ御殿場店、業務スーパー焼津小川店)。
- 大規模改装・売場最新化(エスポット新横浜店、マミー原町店、エスポット富士松岡店、エスポット湯河原店)。
- 移転(ハードオフ富士店)。
- サービス: マキヤプリカ(ポイント付与制度改定、ポイントチャージ導入、アプリ特典強化)。
- 協業・提携: EC事業におけるグループシナジー最大化を目指す。
重要な注記
- 会計方針: 売上高は収益認識会計基準適用前の数値で表示している(各業態の売上高情報)。
- リスク要因: 消費環境、社会環境、業界環境、経済環境の変化による影響。特にインフレによる消費マインド変化、各種コスト上昇、競合環境激化。
- その他: 業績予想等の将来に関する記載は、現時点の合理的な判断に基づくものであり、その達成を約束するものではない。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 9890 |
企業名 | マキヤ |
URL | http://www.makiya-group.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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