2025年5月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社パシフィックネット
- 主要事業分野: ITサブスクリプション事業 (IT機器サブスクリプション、ITサービス)、ITAD事業 (使用済みPC等のデータ消去・適正処理サービス)、コミュニケーション・デバイス事業 (イヤホンガイド®の製造販売、レンタル、保守メンテナンス)
- 代表者名: 代表取締役社長 上田 雄太
- (その他に何かあれば追加): 東証上場、コード番号 3021
- 報告概要:
- 提出日: 2025年4月14日
- 対象会計期間: 2025年5月期 第3四半期 (2024年6月1日~2025年2月28日)
- (その他に何かあれば追加): 連結決算短信
- セグメント:
- ITサブスクリプション事業: 法人・官公庁向けPC等のIT機器サブスクリプション、IT環境の運用保守、ヘルプデスク、クラウド等のITサービスを提供。中長期レンタルが中心。
- ITAD事業: 使用済みIT機器のデータ消去、適正処理サービス。セキュアな回収、データ消去、リユース・リサイクル販売を行う。
- コミュニケーション・デバイス事業: イヤホンガイド®関連サービスであり、製造販売、レンタル、保守メンテナンスを提供。国内の旅行関連市場で高いシェアを占める。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 5,392,500株 (2025年5月期3Q末、自己株式を含む)
- 時価総額: — (決算短信に記載なし)
- (その他に何かあれば追加): 自己株式数 137,264株 (2025年5月期3Q末)、期中平均株式数 5,254,515株 (2025年5月期3Q累計)
- 今後の予定:
- (その他に何かあれば追加): 決算補足説明資料作成の予定あり
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表 (2025年5月期 第3四半期末):
- 総資産:10,416百万円(前期末比 76百万円減)
- 流動資産:1,644百万円(前期末比 706百万円減、現金及び預金、商品が減少)
- 固定資産:8,772百万円(前期末比 630百万円増、主にサブスクリプション資産が増加)
- 負債:7,249百万円(前期末比 181百万円減)
- 純資産:3,166百万円(前期末比 104百万円増、純利益計上と新株予約権行使による資本増加が寄与)
- 損益計算書 (2025年5月期 第3四半期累計):
- 売上高:5,812百万円(前年同四半期比 17.8%増)
- 営業利益:528百万円(前年同四半期比 31.0%増)
- 経常利益:491百万円(前年同四半期比 26.1%増)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:318百万円(前年同四半期比 23.8%増)
- キャッシュフロー計算書:
- 当第3四半期連結累計期間に係るキャッシュ・フロー計算書は作成されていない。減価償却費の情報のみ記載。
- 減価償却費(のれんを除く無形固定資産に係る償却費を含む):2,042,896千円
- 収益性:
- 売上高: 5,812百万円
- 営業利益: 528百万円
- 経常利益: 491百万円
- 純利益: 318百万円
- 1株当たり四半期純利益: 60.57円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 30.4% (前期末 29.2%から上昇)
- 流動比率: 約0.49倍 (流動資産 1,644百万円 / 流動負債 3,357百万円)
- 効率性:
- 売上高営業利益率の推移: 2025年5月期3Q累計 9.08% (前年同四半期比 8.16%から改善)
- セグメント別:
- ITAD事業が売上高・利益ともに大きく貢献しており、特にセグメント利益の伸び率が高い。
- ITサブスクリプション事業は売上高は増加しているものの、減価償却費の先行計上等によりセグメント利益は前年並みとなった。
- 財務の解説:
- 当第3四半期連結累計期間は、売上高・営業利益ともに過去最高を更新し、すべてのセグメントで増収を達成した。
- 借入金の変動があったものの、純資産の増加により自己資本比率は改善した。
- 事業規模拡大に向けた戦略投資(人材採用、DX推進、マーケティング強化、拠点移転・増床)を積極的に実行しており、先行コストは増加している。
- ITサブスクリプションを中心としたストックビジネスは順調に拡大している。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年5月期: 年間配当41.00円 (期末配当41.00円)
- 2025年5月期(予想): 年間配当47.00円 (期末配当47.00円)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- ITサブスクリプション事業:
- 売上高: 4,205,960千円 (前年同期比18.5%増)
- セグメント利益: 445,231千円 (前年同期比0.0%減)
- 状況: PCサブスクリプションのニーズの高まりを受け順調に拡大。長期サブスクリプション売上高の拡大に伴い、サブスクリプション資産(レンタル資産)が増加。減価償却費の先行発生や一時的な減損処理の影響により利益は前年並み。
- ITAD事業:
- 売上高: 1,499,617千円 (前年同期比18.2%増)
- セグメント利益: 523,882千円 (前年同期比39.4%増)
- 状況: データ消去、引取回収といったサービス収益が順調に拡大。OS更新需要に伴うPC入替需要が追い風。採算性の高い使用済みPCの確保とリユース販売推進、生産体制見直しにより収益性が向上し、増収増益に貢献。
- コミュニケーション・デバイス事業:
- 売上高: 200,461千円 (前年同期比24.7%増)
- セグメント利益: 32,728千円 (前年同期比90.9%増)
- 状況: 旅行・観光業界は閑散期であったが、クルーズ船や訪日旅行者向け需要が拡大。新規顧客獲得に向けた営業活動強化やサービスサイトリニューアルが奏功し、従来の旅行業に加え、工場見学などの一般法人からの受注も拡大し、増収増益に貢献。
- セグメント戦略:
- 各事業セグメントにおいて、関連する市場ニーズの拡大を背景に、売上高向上と利益確保に努めている。特にITサブスクリプション事業では、インフラ整備や人材確保、ストック収益拡大、LCMサービス推進、資産効率・収益性向上を重点課題として先行投資を実施。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- ITサブスクリプションを中心としたストック収益拡大と安定的な成長を最も重要な経営課題と位置付けている。
- Windows 10のサポート終了に伴うPC更新拡大期を背景に、PC調達方法としてのサブスクリプション認知度向上、IT部門の業務負担軽減ニーズの高まりを受け、LCMサービスを包含するビジネス向けPCのサブスクリプション利用率の拡大を見込んでいる。
- 事業の成長速度の加速を見込み、持続的な収益拡大と企業価値向上を目指している。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- Windows 10サポート終了に伴うPC更新拡大期に突入しており、法人のIT部門の業務負荷増大により、サブスクリプションへの移行が進む。
- IT機器管理全般を外部委託するLCMサービス、データ消去等のITADサービスのニーズが高まっている。
- 国内の旅行・インバウンド需要は堅調に推移しており、コミュニケーション・デバイス事業の更なる成長が見込まれる。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年5月期通期の連結業績予想は、2024年7月16日公表の予想から変更しない。
- 売上高: 7,800百万円 (対前期比12.7%増)
- 営業利益: 770百万円 (対前期比17.0%増)
- 経常利益: 735百万円 (対前期比15.5%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 477百万円 (対前期比10.4%増)
- リスク要因:
- 景気減速への懸念はあるものの、当社は景気変動の影響を受けにくいビジネスモデルと顧客基盤を有しており、事業活動は堅調に推移する見込みである。
- その他の外部要因(為替、原材料価格、規制環境など)に関する具体的な言及なし。
重要な注記
- 会計方針:
- 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」「包括利益の表示に関する会計基準」「税効果会計に係る会計基準の適用指針」を当第1四半期連結会計期間の期首から適用している。
- 当該会計方針の変更による四半期連結財務諸表への影響はない。
- その他:
- 添付資料6ページにて、連結業績予想などの将来予測情報に関する説明が記載されている。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3021 |
企業名 | パシフィックネット |
URL | http://www.prins.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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