2025年5月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

優秀なファンドマネージャーとして、個人投資家向けに株式会社パシフィックネットの決算短信の内容を以下の観点でまとめます。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社パシフィックネット
    • 主要事業分野: ITサブスクリプション事業(IT機器サブスクリプション、ITサービス)、ITAD事業(使用済みPC等のデータ消去・適正処理サービス)、コミュニケーション・デバイス事業(イヤホンガイド®の製造販売、レンタル、保守メンテナンス)
    • 代表者名: 上田 雄太(代表取締役社長)
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年1月14日
    • 対象会計期間: 2025年5月期 第2四半期(中間期)(2024年6月1日~2024年11月30日)
    • その他: 連結決算短信
  • セグメント:
    • ITサブスクリプション事業: 法人・官公庁向けにPC等のIT機器サブスクリプション(中長期レンタル中心)やITサービス(運用保守、通信、クラウド系ソリューション等)を提供し、ストック収益が中心。
    • ITAD事業: 使用済みIT機器のデータ消去、適正処理サービス、リユース・リサイクル販売を行う。フロー収益。
    • コミュニケーション・デバイス事業: イヤホンガイド®の製造販売、レンタル、保守メンテナンスサービスを提供。フロー収益。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 5,392,500株(2025年5月期中間期末、自己株式を含む)
    • その他: 期末自己株式数137,234株、期中平均株式数5,254,151株
  • 今後の予定:
    • IRイベント: 決算補足説明資料作成あり、決算説明会開催あり(機関投資家、アナリスト向け)

財務指標

  • 財務諸表要点:
    • 貸借対照表:
    • 総資産は10,742百万円と前連結会計年度末比で248百万円増加。
    • 流動資産は現金及び預金が減少したものの、売掛金増加により、2,254百万円と前連結会計年度末比で96百万円減少。
    • 固定資産は主にサブスクリプション資産の増加により8,487百万円と前連結会計年度末比で345百万円増加。
    • 負債合計は7,699百万円と前連結会計年度末比で268百万円増加。
    • 流動負債は主に1年内返済予定長期借入金が増加し3,647百万円と前連結会計年度末比で460百万円増加。
    • 固定負債は長期借入金の減少により4,052百万円と前連結会計年度末比で192百万円減少。
    • 純資産は、中間純利益の増加があったものの、配当金支払いにより3,042百万円と前連結会計年度末比で19百万円減少。
    • 損益計算書:
    • 売上高は3,791百万円(前年中間期比17.3%増)。
    • 営業利益は315百万円(同21.0%増)。
    • 経常利益は290百万円(同13.4%増)。
    • 親会社株主に帰属する中間純利益は193百万円(同15.6%増)。
    • キャッシュフロー計算書:
    • 現金及び現金同等物の期末残高は1,287百万円と前連結会計年度末比で95百万円減少。
    • 営業活動によるキャッシュフローは1,652百万円の収入。税金等調整前中間純利益と減価償却費が主な収入要因。
    • 投資活動によるキャッシュフローは1,400百万円の支出。主にレンタル資産の取得による支出。
    • 財務活動によるキャッシュフローは347百万円の支出。長期借入れによる収入があった一方、長期借入金の返済や配当金支払いが主な支出要因。
  • 収益性:
    • 売上高: 3,791百万円(前年中間期比17.3%増)
    • 営業利益: 315百万円(前年中間期比21.0%増)
    • 経常利益: 290百万円(前年中間期比13.4%増)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: 193百万円(前年中間期比15.6%増)
    • 1株当たり中間純利益: 36.89円
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 28.3%(前連結会計年度末29.2%より低下)
    • 流動比率: 約61.8%(流動資産2,254,602千円 ÷ 流動負債3,647,056千円)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率の推移: 2024年5月期中間期8.04%から2025年5月期中間期8.31%へ改善。
  • セグメント別:
    • ITサブスクリプション事業が売上高2,758百万円、セグメント利益316百万円で最も貢献度が高い。
    • ITAD事業が売上高937百万円、セグメント利益302百万円と続く。
    • 全てのセグメントで増収増益を達成し、全体の業績向上に貢献。
  • 財務の解説:
    • 当中間連結会計期間の業績は、全てのセグメントで増収増益を達成し、中間連結会計期間の売上高は5期連続で過去最高を記録。
    • PC更新需要の拡大やIT部門の業務負担軽減ニーズの高まりを背景に、ITサブスクリプション事業が順調に拡大。ITAD事業も収益性が向上し、コミュニケーション・デバイス事業も旅行業界の回復などに伴い好調に推移。
    • 人材確保やDX推進、マーケティング強化のための先行投資を実施しつつも、資産効率の高水準での維持や業務効率向上が収益性を支えている。
    • 総資産および負債は増加傾向にある一方、純資産は微減。自己資本比率は微減したが、一定水準を維持。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年5月期実績: 年間配当41.00円(期末)
    • 2025年5月期予想: 年間配当47.00円(期末)
  • 特別配当の有無: 特別配当は設定されていない。直近公表されている配当予想からの修正は無し。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • ITサブスクリプション事業: 売上高は2,758,911千円(前年同期比18.1%増)、セグメント利益は316,346千円(同5.7%増)。PC更新需要とIT部門の業務軽減ニーズの高まりにより、長期サブスクリプション売上が順調に拡大し、事業基盤の安定性が向上。
    • ITAD事業: 売上高は937,232千円(前年同期比15.4%増)、セグメント利益は302,436千円(同32.1%増)。データ消去、引取回収などのサービス収益が成長し、採算性の高いPC確保と業務効率化が収益向上に貢献。
    • コミュニケーション・デバイス事業: 売上高は151,270千円(前年同期比33.5%増)、セグメント利益は27,768千円(同94.8%増)。旅行業界の回復と、クルーズ船や訪日旅行者向け需要・工場見学など事業領域の拡大により業績が向上。
  • セグメント戦略:
    • Windows 10サポート終了に伴うPC更新需要拡大に向け、ITサブスクリプション資産の調達、人材採用、営業強化、DX推進等の戦略投資を積極化。
    • ITAD事業は、外部環境の影響を受けにくい事業構造の実現を目指し、サービス収益拡大を推進。
    • コミュニケーション・デバイス事業は、需要拡大に対応するための業務効率化と人材育成を強化。
    • 全社的な重点課題として、インフラ整備とDX化、人的資本経営の推進、ストック収益の拡大、LCMサービスの推進、資産効率・収益性の向上が挙げられている。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: ITサブスクリプションを中心としたストック収益拡大を最重要課題と位置付けており、Windows 10サポート終了などの市場環境を追い風に、持続的な収益拡大と企業価値向上を目指している。今回の決算は全セグメントでの増収増益達成を通じて、この戦略が順調に進捗していることを示唆。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: イヤホンガイド®は国内旅行関連市場で90%以上のシェアを有している。その他の事業分野における競合他社との詳細な比較は記載なし。
  • 市場動向: PC調達方法としてのサブスクリプション認知度向上、IT部門の業務負担軽減ニーズの高まりが継続。2025年10月のWindows 10サポート終了に伴うPC更新拡大期が到来し、サブスクリプションへの移行が進むと見込まれる。ITAD事業はWindows 11更新需要拡大に伴い商談件数が増加傾向。コミュニケーション・デバイス事業は国内旅行・インバウンド需要の堅調な回復基調を背景に、更なる成長が見込まれる。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 2025年5月期通期(連結)で、売上高7,800百万円(対前期12.7%増)、営業利益770百万円(同17.0%増)、経常利益735百万円(同15.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益477百万円(同10.4%増)を予想。
    • 2024年7月16日に公表された連結業績予想から変更は無い。
  • リスク要因: 業績見通し等の将来に関する記述は、現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいている。実際の業績等は、様々な要因により大きく異なる可能性がある。

重要な注記

  • 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」、「包括利益の表示に関する会計基準」、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」を当中間連結会計期間の期首から適用。当該会計方針の変更による中間連結財務諸表への影響は無し。
  • その他: 2025年5月期第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外。継続企業の前提に関する注記、株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記、重要な後発事象に関する記載は無し。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3021
企業名 パシフィックネット
URL http://www.prins.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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