2024年12月期 決算説明資料

GMOフィナンシャルホールディングス株式会社の2024年12月期決算説明会資料を基に、個人投資家向けに情報をまとめました。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名: GMOフィナンシャルホールディングス株式会社
    • 主要事業分野: 証券・FX事業、暗号資産事業、新規事業(バーチャルオフィス、医療プラットフォーム)
  • 説明会情報
    • 開催日時: 2025年2月4日
  • 説明者
  • 報告期間
    • 対象会計期間: 2024年12月期
  • セグメント
    • 証券・FX事業: FX、CFD、国内株式、タイ証券事業(信用取引サービス終了、廃業決定)を含む金融商品取引事業。
    • 暗号資産事業: 暗号資産の取引プラットフォームの運営。
    • 新規事業: バーチャルオフィス事業、医療プラットフォーム事業。

業績サマリー

  • 主要指標(2024年12月期 通期)
    • 営業収益: 53,269百万円 (前年同期比 +3.6%)
    • 営業利益: 8,926百万円 (前年同期比 ▲38.2%)
    • 経常利益: 8,433百万円 (前年同期比 ▲40.2%)
    • 純利益: 4,745百万円 (前年同期比 ▲38.0%)
    • 1株当たり利益: 40.22円 (前年同期比 ▲38.5%)
  • 進捗状況
    • 営業収益は過去最高を記録。
  • セグメント別状況(2024年12月期 通期実績)
    • 証券・FX事業
      • 営業収益: 43,789百万円 (前年同期比 ▲8.4%)
      • 営業利益: 5,310百万円 (前年同期比 ▲63.5%)
    • 暗号資産事業
      • 営業収益: 7,506百万円 (前年同期比 +124.6%)
      • 営業利益: 3,964百万円 (前年同期比較なし)

業績の背景分析

  • 業績概要
    • FX・CFDはユニーク取引人数の拡大に向けた利便性向上や取引活性化施策が奏功し好調に推移。
    • 暗号資産事業は市場の活況を捉えて収益が拡大し、全体の収益成長に貢献。
    • タイ証券事業では信用取引サービスを終了し、廃業を決定。
  • 増減要因
    • 通期の営業収益は増加したが、営業利益以下の減益は、主にタイ証券事業での多額の貸倒引当金繰入額(通期で約95億円計上)が影響。
    • 四半期(Q4'24)では、FX収益の減少に加え、タイ証券事業に係る貸倒引当金繰入額の計上額増加、取引関係費の増加により大幅な減益。
    • 暗号資産事業の営業利益は大幅に伸長し、利益貢献度が向上。
  • 競争環境
    • 店頭FX国内取引高シェアは2024年12月時点で25.6%であり、取引活性化施策が奏功し増加傾向。
  • リスク要因
    • タイ証券事業における不良債権および信用取引貸付金(約定弁済契約に基づく債権残高は約110億円)の回収。強制処分の一時停止などにより残存する担保株式がある。

戦略と施策

  • 現在の戦略
    • 2025年12月期の方針として「強いものをより強くする」を掲げている。
  • 進行中の施策
    • タイ証券事業: 2024年度での損失処理完了を目指し、担保売却を加速。信用取引貸付金について、強制決済や個別弁済契約への切り替えにより回収を図る方針。タイ証券事業からの撤退も含め将来の損失・リスク最小化の選択肢を検討中。約定弁済契約に基づく債権約110億円については今後2年間で元本全体の9割以上回収する計画(2025年1月末までに839百万円回収済)。
    • 新規事業: バーチャルオフィス事業の顧客基盤拡大と、2024年9月より開始した医療プラットフォーム事業の立ち上げを加速。
  • セグメント別施策
    • FX: 競争優位性を高めるためのサービス利便性向上、マーケティング強化による顧客層拡大。
    • CFD: 証券取引・FX取引からのクロスセル率向上、商品認知度向上に向けたマーケティング戦略見直し。
    • 暗号資産: ストック型商品(ステーキング・貸暗号資産)の強化による収益安定化、法人向け・VIP向けサービスの強化。

将来予測と見通し

  • 業績予想
    • 2025年Q1の販売費及び一般管理費は、約80億円と見込んでいる。
      • 証券・FX事業: 約66億円程度
      • 暗号資産事業: 約10億円程度
      • その他: 約4億円程度
      • この見通しには貸倒引当金繰入額は含まれない。
  • 中長期計画
  • マクロ経済の影響
    • 暗号資産売買代金は、ビットコインを中心とする暗号資産価格の上昇により前年同期比で大幅に増加。

配当と株主還元

  • 配当方針
    • FY2024の連結配当性向目標は50%以上(年4回配当)。
    • 加えて、FY2025の連結配当性向目標を65%以上(年4回配当)に引き上げ、株主還元を強化する方針。
  • 配当実績
    • 年間配当: 2024年12月期 27.38円、2023年12月期 32.80円。
  • 特別配当

製品やサービス

  • 製品
    • FX: ユニーク取引人数は着実に増加し、シェアも上昇傾向。預り証拠金残高は安定的に推移。
    • CFD: 売買代金・収益は前期比で増加し好調に推移。預り証拠金残高はほぼ横ばいで推移しており、商品認知度の向上が課題。
    • 国内株式: 株式委託手数料、売買代金ともに前年同期比で減少。金融収支は増加。貸株残高は安定的に推移。証券コネクト口座数は横ばい、残高は減少傾向。
    • 暗号資産: 売買代金はビットコイン価格の上昇を背景に前年同期比で大幅に増加。口座数は94千口座増加、預り残高は144.2%増加。ステーキング収益は2021年3月の開始以来拡大しており、3年間で20倍超に成長。
  • サービス
    • GMOコイン第2弾として「NOT A HOTEL COIN」(NAC)のIEOを実施し、20億円を調達。
  • 協業・提携

重要な注記

  • 会計方針
    • 貸倒引当金の計上方法として、延滞の有無に関わらず、債務者ごとに貸付残高から担保評価額を控除した金額を計上している。
  • リスク要因
    • 本資料に含まれる将来に関する情報(前提、見通し、計画など)には、世界経済、競合状況、為替の変動、天変地異などの不確定要因により、実際の業績が予測と大きく異なる可能性がある。掲載情報は情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的とするものではない。
  • その他

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7177
企業名 GMOフィナンシャルホールディングス
URL https://www.gmofh.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By ジニー

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