2025年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社アイティフォー
- 主要事業分野: システム開発・販売(システム機器販売、ソフトウェアやシステムインフラ基盤の設計・開発から導入・設置までの一貫サービス)、リカーリング(ソフトウェア保守、ハードウェアの保守・運用、クラウド、BPOサービス)
- 代表者名: 佐藤恒徳(代表取締役社長)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年2月12日
- 対象会計期間: 2025年3月期 第3四半期(2024年4月1日~2024年12月31日)
- セグメント:
- システム開発・販売: 主にシステム機器販売、ソフトウェアやシステムインフラ基盤に関する設計・開発から導入・設置までの一貫したサービスを提供。
- リカーリング: 主にソフトウェア保守、ハードウェアの保守・運用、クラウド、BPOサービスを提供。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 28,611,900株(自己株式を含む)
- 今後の予定:
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表要点:
- 総資産は22,222百万円となり、前連結会計年度末比で1,773百万円減少。主に有価証券、受取手形、売掛金、契約資産の減少が要因。
- 純資産は18,535百万円となり、前連結会計年度末比で301百万円減少。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による増加と、配当支払いによる利益剰余金の減少が影響。
- 流動資産は17,650百万円、流動負債は3,375百万円。
- 損益計算書要点:
- 売上高は14,364百万円(前年同期比0.7%減)。
- 営業利益は2,374百万円(前年同期比11.6%減)。
- 経常利益は2,496百万円(前年同期比9.9%減)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は1,686百万円(前年同期比11.6%減)。
- キャッシュフロー計算書要点: 当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない。減価償却費は250,509千円、のれんの償却額は7,437千円。
- 貸借対照表要点:
- 収益性:
- 売上高: 14,364百万円
- 営業利益: 2,374百万円
- 経常利益: 2,496百万円
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1,686百万円
- 1株当たり四半期純利益: 62.29円
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 83.4%(前連結会計年度末の78.5%から上昇)
- セグメント別:
- セグメント利益貢献度では、リカーリング事業の利益が1,265百万円と、システム開発・販売事業の1,108百万円を上回った。
- 財務の解説:
- 当第3四半期連結累計期間は、売上高、営業利益、経常利益、純利益がいずれも前年同期比で減少した。これは、公共分野における地方自治体システムの標準化進捗遅延や、複数年BPOサービス契約の2年目以降であること、マルチ決済端末のAndroid版への移行時期による受注高の減少、人件費の増加、採用・教育費用など販管費の増加が影響した。
- ただし、受注高および受注残を含む第3四半期連結累計期間の業績は、概ね当初の計画通りに推移している。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期実績: 年間40.00円(期末40.00円)
- 2025年3月期予想: 年間50.00円(中間25.00円、期末25.00円)
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- システム開発・販売:
- 売上高: 7,630百万円(前年同期比6.6%減)
- セグメント利益: 1,108百万円(前年同期比23.7%減)
- 状況: 金融機関向けソフト開発は堅調に推移したものの、公共分野のシステム標準化進捗遅延や、マルチ決済端末のAndroid版への移行時期の影響により受注高が減少。売上高も一部が第4四半期にずれ込んだ。
- リカーリング:
- 売上高: 6,733百万円(前年同期比7.0%増)
- セグメント利益: 1,265百万円(前年同期比2.8%増)
- 状況: 保守サービスや公共分野向けBPOサービス(政令市・中核市中心)が好調に推移。複数年BPOサービス契約の2年目以降であることによる受注高減少の影響を受けた。
- システム開発・販売:
- セグメント戦略:
- 「FY2033構想」および第4次中期経営計画「FLY ON 2026」に基づき、既存事業の強化と新規事業の成長を進めている。個人ローン業務支援システムやローンWeb受付・契約システムはマーケットで高い競争力を持ち、新システム「サービサーTCS」の提供や「ロボティックコール」、「iRITSpay決済ターミナル」の販売、システム保守サービスも順調に推移している。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 「FY2033構想」を新たな長期ビジョンとして打ち出し、これに基づき第4次中期経営計画「FLY ON 2026」(2024年度~2026年度)を策定して推進している。
- 当期の受注高および受注残を含む実績は、概ね当初の計画通りに推移したとされている。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社との具体的な比較に関する記載は決算短信にはない。
- 市場動向: 国内のITサービス業界では、生産性向上や人手不足解消のニーズが高く、AI等の先進デジタル技術を活用したDX投資意欲が継続している。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2025年3月期通期の連結業績予想は、売上高22,000百万円、営業利益3,800百万円、経常利益3,850百万円、親会社株主に帰属する当期純利益2,750百万円であり、直近公表されている予想からの修正はない。
- リスク要因:
- マクロ経済環境としては、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊迫化、日米金利政策の影響による為替相場の急激な変動など、不透明な状況が続いている。
- 業績予想は現時点での情報に基づいているため、実際の業績が様々な要因によって予想数値と大きく異なる可能性があり、予想自体も今後変更となる可能性がある。
重要な注記
- 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」および関連する適用指針の改正に伴い会計方針が変更されたが、四半期連結財務諸表に与える影響は報告されていない。
- その他:
- 決算補足説明資料および決算説明会は開催されていない。
- 連結範囲の重要な変更や、会計上の見積りの変更・修正再表示はない。
- 四半期連結財務諸表は公認会計士による期中レビューを受けている。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4743 |
企業名 | アイティフォー |
URL | http://www.itfor.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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