2025年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: ブロードメディア株式会社
    • 主要事業分野: 教育、メディアコンテンツ、スタジオ・プロダクション、放送、技術、その他(プロeスポーツ、ゲームパブリッシングなど)
    • 代表者名: 代表取締役社長 橋本 太郎
  • 報告概要:
    • 提出日: 2024年7月30日
    • 対象会計期間: 2025年3月期 第1四半期連結累計期間 (2024年4月1日~2024年6月30日)
  • セグメント:
    • 教育: 通信制高校、日本語教育、プログラミング教育事業の運営。
    • メディアコンテンツ: ビデオ・コミックサービス、エンタメ情報サービスの提供。
    • スタジオ・プロダクション: 海外映画・テレビ作品の日本語字幕・吹替制作、聴覚・視覚障がい者向け制作、番組宣伝制作。
    • 放送: 釣り専門番組「釣りビジョン」制作、BS・CS放送・ケーブルテレビ局向け番組供給、マルチデバイス向け動画配信サービス「釣りビジョンVOD」提供。
    • 技術: CDNサービス、クラウドソリューション、デジタルシネマサービス、ホスピタリティ・ネットワーク、DX・システム開発、その他ソリューションサービスの提供。
    • その他: プロeスポーツチーム運営、eスポーツ関連イベント企画・運営、Nintendo Switch向けゲームソフト等企画・開発・販売。
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数: 7,500,000株 (2025年3月期 第1四半期末)
    • 時価総額: — (情報なし)
  • 今後の予定:
    • IRイベント: 決算補足説明資料作成は有。決算説明会開催は無。

財務指標

  • 財務諸表の要点:
    • 損益計算書 (2025年3月期 第1四半期連結累計): 売上高は前年同期比18.0%増の4,197百万円となりましたが、営業利益は同37.1%減の226百万円、経常利益は同37.9%減の245百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同66.2%減の94百万円となり、大幅な減益となりました。
    • 貸借対照表 (2025年3月期 第1四半期末): 総資産は前期末比868百万円減の11,021百万円、純資産も前期末比329百万円減の5,579百万円となりました。一方で、自己資本比率は前期末の40.2%から40.4%へ微増しています。
    • キャッシュフロー計算書 (2025年3月期 第1四半期連結累計): 営業活動によるキャッシュ・フローは-571百万円と、前年同期の-224百万円から赤字幅が拡大しました。投資活動によるキャッシュ・フローは-63百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは-477百万円でした。現金及び現金同等物の四半期末残高は4,726百万円で、前期末より1,099百万円減少しています。
  • 収益性:
    • 売上高: 4,197百万円 (対前年同期比 +18.0%)
    • 営業利益: 226百万円 (対前年同期比 -37.1%)
    • 経常利益: 245百万円 (対前年同期比 -37.9%)
    • 純利益: 94百万円 (対前年同期比 -66.2%)
    • 1株当たり四半期純利益: 13.02円 (対前年同期比 -66.0%)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率: 40.4% (前期末 40.2%から改善)
    • 負債比率: 97.5% (負債合計 5,441百万円 / 純資産合計 5,579百万円)
    • 流動比率: 153.0% (流動資産 7,062百万円 / 流動負債 4,618百万円)
  • 効率性:
    • 売上高営業利益率: 5.38% (前年同期 10.12%から悪化)
  • セグメント別: (詳細はセグメント別情報に記載)
  • 財務の解説:
    • 売上高は「教育」「技術」「その他」セグメントの増収により増加しましたが、「スタジオ・プロダクション」の損失拡大、および昨年第4四半期に連結子会社化した(株) divおよび(株) divxが税務上のグループ通算制度の適用外であるため損失が直接純利益に影響したことにより、利益面は大幅な減益となりました。キャッシュ・フローは、預り金増加の一方で、前受金減少や売上債権増加、賞与支払い等により営業活動による赤字が拡大しています。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年3月期(実績): 年間33.00円 (中間0.00円、期末33.00円)
    • 2025年3月期(予想): 年間40.00円 (中間0.00円、期末40.00円)
  • 特別配当の有無: 特別配当の記載は無。将来の配当予想に特別配当は含まれていません。

セグメント別情報

  • セグメント別状況:
    • 教育: 売上高1,661百万円(対前年同期比 +28.9%)、営業利益394百万円(減益)。通信制高校事業の生徒数増加で増収増益も、連結子会社(株) divの損失計上とのれん償却により減益。
    • メディアコンテンツ: 売上高126百万円(対前年同期比 -21.4%)、営業損失41百万円(損失維持)。ビデオ・コミックサービス減収とコンテンツ販売事業終了により売上高減少、コスト抑制で損失水準維持。
    • スタジオ・プロダクション: 売上高359百万円(対前年同期比 -6.5%)、営業損失33百万円(損失拡大)。米国ハリウッドのストライキ影響で受注減により減収、損失拡大。
    • 放送: 売上高582百万円(対前年同期比 +0.5%)、営業利益37百万円(増益)。「釣りビジョン倶楽部」増収、スポンサー・広告料収入増加で微増収、コスト抑制効果で増益。
    • 技術: 売上高1,298百万円(対前年同期比 +17.9%)、営業利益48百万円(減益)。システムデザイン開発の売上増加で増収も、クラウドソリューションの減収・損失拡大、連結子会社(株) divxの損失計上等により減益。
    • その他: 売上高167百万円(対前年同期比 +314.5%)、営業利益15百万円(黒字転換)。ゲームパブリッシング事業の大型開発案件受託や新規タイトルリリースにより大幅増収、黒字転換。
  • セグメント戦略: 各セグメントにおいて事業拡大やコスト抑制を進めていることが説明されています。特に新規連結子会社の貢献が大きく、事業ポートフォリオの多角化を通じた収益基盤の強化に取り組んでいます。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 今回の決算短信では、具体的な中期経営計画の進捗状況や目標達成の可能性に関する直接的な言及はありません。

競合状況や市場動向

  • 競合他社との比較: 同業他社との具体的な比較や市場における相対的な位置付けについては記載がありません。
  • 市場動向: 各セグメントの市場環境については、通信制高校の生徒増加、ハリウッドストライキの影響、コンテンツ販売事業の状況など個別の動向に言及があります。

今後の見通し

  • 業績予想: 2025年3月期通期連結業績予想(2024年5月10日公表分)は変更されていません。
    • 売上高: 17,000百万円 (対前期比 +19.9%)
    • 営業利益: 1,000百万円 (対前期比 +15.1%)
    • 経常利益: 1,000百万円 (対前期比 +9.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 800百万円 (対前期比 +17.6%)
    • 1株当たり当期純利益: 112.07円
    • 現状の差異: 第1四半期の利益は前年同期比で大幅な減益ですが、通期予想は増益を維持しています。これは、第1四半期に利益を押し下げた要因(連結子会社の損失計上など)が通期では影響が限定的になる、または、今後の四半期で挽回を見込んでいることを示唆しています。
  • リスク要因: 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、合理的な前提に基づいているものの、実際の業績等は様々な要因によって異なる可能性があると記載されています。

重要な注記

  • 会計方針: 当四半期連結累計期間における連結範囲の変更や、四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用、会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示はいずれもありません。
  • その他: 2024年5月10日の取締役会決議に基づき自己株式の取得及び消却を行っており、自己株式が274百万円減少し、資本剰余金が23百万円減少しています。また、「メディアコンテンツ」および「技術」セグメントにおいて固定資産の減損損失を認識しています。(株)ポケットの株式取得により、のれんが120百万円増加しました。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4347
企業名 ブロードメディア
URL http://www.broadmedia.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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