決算短信：伊藤園（2593）

2025年４月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社伊藤園
  • 主要事業分野:
    • リーフ・ドリンク関連事業
    • 飲食関連事業
    • その他事業
  • 代表者名: 代表取締役社長 本庄 大介
• 報告概要:
  • 提出日: 2024年9月2日
  • 対象会計期間: 2025年4月期 第1四半期（2024年5月1日〜2024年7月31日）
• セグメント:
  • リーフ・ドリンク関連事業: 主に「お～いお茶」などの飲料製品やリーフ製品の製造・販売を行っています。今期は創業60周年、「お～いお茶」誕生35周年を迎え、複合型博物館「お茶の文化創造博物館」と「お～いお茶ミュージアム」を開設し、お茶本来の価値を高める取り組みを実施しています。
  • 飲食関連事業: タリーズコーヒージャパン(株)が中心となり、店舗運営を行っています。「FUN FAN JAPAN!」プロジェクトを立ち上げ、季節限定ドリンクやアニバーサリー商品を展開。新規出店も順調に進み、総店舗数は796店舗となっています。
• 発行済株式:
  • 発行済株式数（自己株式を含む）:
    • 普通株式: 88,212,380株 (2025年4月期 第1四半期末時点)
    • 第1種優先株式: 32,246,962株 (同上)
• 今後の予定:
  • IRイベント: 決算補足説明資料作成の予定はありますが、決算説明会の開催予定はありません。

財務指標

• 財務諸表（2025年4月期 第1四半期連結累計期間）の要点:
  • 損益計算書:
    • 売上高: 125,039百万円（前年同期比 +3.2%）
    • 営業利益: 7,128百万円（前年同期比 -28.7%）
    • 経常利益: 7,219百万円（前年同期比 -31.5%）
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 4,440百万円（前年同期比 -35.0%）
    • 1株当たり四半期純利益: 37.31円
    • 包括利益: 4,539百万円（前年同期比 -42.1%）
  • 貸借対照表（2025年4月期 第1四半期末時点）:
    • 総資産: 352,501百万円（前連結会計年度末比 -1,390百万円）
    • 純資産: 180,119百万円（前連結会計年度末比 -3,096百万円）
    • 自己資本比率: 50.7%
  • キャッシュフロー計算書: 当第1四半期連結累計期間に係るキャッシュフロー計算書は作成されていません。
• 収益性:
  • 売上高は増加しましたが、営業利益、経常利益、純利益は前年同期比で減益となりました。
  • 売上高営業利益率は約5.7%となりました。
• 財務安全性:
  • 自己資本比率は50.7%と、健全な水準を維持しています。
  • 流動比率は約211.3%であり、短期的な支払い能力は比較的高い水準にあると考えられます。
  • 負債比率は約95.7%となりました。
• 効率性:
  • 売上高は前期比で増加しましたが、利益率が低下しています。
• セグメント別収益貢献度（セグメント利益ベース）:
  • リーフ・ドリンク関連事業が最も利益貢献度が高く約85.4%（前年同期約91.5%）を占めていますが、前年同期比で大きく減少しています。
  • 飲食関連事業は約14.8%（前年同期約9.5%）の利益貢献度で、前年同期比で増加しています。
  • その他事業は約2.3%（前年同期約0.6%）の利益貢献度で、前年同期比で増加しています。
• 財務の解説:
  • 業績背景: 日本経済の緩やかな回復の一方で、エネルギー価格、原材料費の高騰、為替変動による影響が懸念されるなか、積極的な事業活動を行いました。売上高は増加しましたが、収益は減少しました。
  • 財政状態:
    • 総資産は微減となりました。これは主に「現金及び預金」の減少があった一方、「売掛金」「商品及び製品」「原材料及び貯蔵品」が増加したことによるものです。
    • 負債は増加しました。これは主に「買掛金」および「未払費用」の増加が主因であり、「賞与引当金」および「未払法人税等」の減少がこれらを一部相殺しました。
    • 純資産は減少しました。これは自己株式の取得・消却や配当による利益剰余金の減少が主な要因です。

配当

• 配当実績と予想:
  • 2024年4月期 年間配当実績: 普通株式1株当たり42.00円（期末21.00円）
  • 2025年4月期 年間配当予想: 普通株式1株当たり44.00円（期末予想22.00円）
  • 第1種優先株式の年間配当実績: 2024年4月期 54.00円 (期末27.00円)
  • 第1種優先株式の年間配当予想: 2025年4月期 56.00円 (期末予想28.00円)
• 特別配当の有無: 特別配当は含まれていません。

セグメント別情報

• セグメント別状況:
  • リーフ・ドリンク関連事業:
    • 売上高: 112,207百万円（前年同期比 +2.2%）
    • セグメント利益: 6,087百万円（前年同期比 -33.4%）
  • 飲食関連事業:
    • 売上高: 10,609百万円（前年同期比 +10.2%）
    • セグメント利益: 1,052百万円（前年同期比 +10.4%）
  • その他:
    • 売上高: 2,221百万円（前年同期比 +25.7%）
    • セグメント利益: 161百万円（前年同期比 +183.6%）
• セグメント戦略:
  • リーフ・ドリンク関連事業: 創業60周年および「お～いお茶」誕生35周年を記念し、お茶本来の価値を高めるための複合型博物館を新設。世界展開の深化を目指し、お茶の魅力と喫茶の素晴らしさを伝える取り組みを強化しています。
  • 飲食関連事業: タリーズコーヒージャパンにて「FUN FAN JAPAN!」プロジェクトを始動し、日本の素材の魅力を活かした限定商品の開発・販売を強化。新規出店も積極的に行い、店舗網を拡大しています。

中長期計画との整合性

• 中期経営計画: 2025年4月期から2029年4月期を対象とする新たな「伊藤園グループ 中期経営計画」を発表しました。この計画は、2041年4月期の将来像実現に向けた迅速な事業展開を推進するもので、中長期経営計画で掲げた「5つの重点戦略」の基本的な枠組みは維持しつつ、内容の更新と拡充を行いました。「健康創造企業」として、「心身の健康」「社会の健康」「地球環境の健康」の価値創造に取り組む方針です。

競合状況や市場動向

• 市場動向: 日本経済は雇用・所得環境の改善やインバウンド需要の増加により緩やかな回復が期待される一方で、エネルギー価格、原材料費の高騰、為替変動による景気への影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いていると認識されています。

今後の見通し

• 業績予想（2025年4月期通期連結）：
  • 売上高: 466,600百万円（対前期増減率 +2.8%）
  • 営業利益: 26,500百万円（対前期増減率 +5.9%）
  • 経常利益: 26,700百万円（対前期増減率 +0.1%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 17,200百万円（対前期増減率 +9.9%）
  • 1株当たり当期純利益: 140.70円
• 業績予想と現状の差異: 直近に公表された業績予想からの修正はありません。
• リスク要因: 為替変動や原材料価格の高騰などが業績に影響を与える可能性があります。将来に関する記述は、現在入手可能な情報と合理的な前提に基づいたものであり、実際の業績は様々な要因により異なる可能性があります。

重要な注記

• 会計方針:
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等が当第1四半期連結会計期間の期首から適用されています。これにより、法人税等の計上区分に関する改正が行われ、前年四半期および前連結会計年度の財務諸表も遡及適用後の数値に変更されています。
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理が適用されていますが、詳細は別途添付資料に記載されています。
• その他:
  • 当第1四半期連結累計期間において、取締役会決議に基づき普通株式1,000,000株と第1種優先株式500,000株の自己株式を取得しました。これにより自己株式が4,587百万円増加しています。
  • また、普通株式1,000,000株と第1種優先株式2,000,000株の自己株式を消却しました。これにより資本剰余金および自己株式がそれぞれ7,696百万円減少しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。

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