2025年3月期 決算短信[日本基準](連結)
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: ネクストウェア株式会社
- 主要事業分野: 情報サービス産業(ソリューション事業、エンターテインメント事業)
- 代表者名: 豊田 崇克 (代表取締役社長)
- その他に何かあれば追加: 東証上場(コード番号: 4814)
- 報告概要:
- 提出日: 2025年5月15日
- 対象会計期間: 2024年4月1日~2025年3月31日 (2025年3月期)
- セグメント:
- ソリューション事業: コンピュータシステムのコンサルティング、設計、開発および運用・保守サービス、IoTソリューションサービスの提供。
- エンターテインメント事業: 株式会社OSK日本歌劇団による演劇の企画・興行およびデジタルコンテンツの開発・配信サービス。
- 発行済株式:
- 発行済株式数: 13,015,222株(自己株式を含む)
- 今後の予定:
- 定時株主総会: 2025年6月27日
- 有価証券報告書提出予定日: 2025年6月30日
財務指標
- 財務諸表:
- 貸借対照表:
- 総資産は1,546百万円(前期比141百万円減)となり、主に現金及び預金、売掛金の減少による。
- 純資産は1,222百万円(前期比105百万円減)となり、利益剰余金の減少が主な要因。
- 固定資産は529百万円(前期比36百万円増)となり、有形・無形固定資産が増加。
- 損益計算書:
- 売上高は3,009百万円(前期比6.7%増)と増収。
- 営業損失は△75百万円(前期は△132百万円の損失)となり、損失幅が縮小。
- 経常損失は△77百万円(前期は△128百万円の損失)となり、損失幅が縮小。
- 親会社株主に帰属する当期純損失は△105百万円(前期は△161百万円の損失)となり、損失幅が縮小。
- キャッシュフロー計算書:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは2百万円の収入(前期は105百万円の収入)と減少。
- 投資活動によるキャッシュ・フローは△138百万円の支出(前期は△87百万円の支出)と増加。
- 財務活動によるキャッシュ・フローは△6百万円の支出(前期は△61百万円の支出)。
- 現金及び現金同等物の期末残高は443百万円(前期比142百万円減)。
- 収益性:
- 売上高: 3,009百万円
- 営業利益: △75百万円
- 経常利益: △77百万円
- 純利益: △105百万円(親会社株主に帰属する当期純利益)
- 1株当たり利益: △8.34円(1株当たり当期純損失)
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 79.1%(前期78.7%)
- 負債比率: 総負債323百万円 / 純資産1,222百万円 = 約26.4%(前期359百万円 / 1,328百万円 = 約27.0%)
- 流動比率: 流動資産1,017百万円 / 流動負債313百万円 = 約324.9%(前期1,195百万円 / 345百万円 = 約345.9%)
- 効率性:
- 総資産回転率: 1.95回(前期1.67回)
- 売上高営業利益率: △2.5%(前期△4.7%)
- セグメント別:
- ソリューション事業は営業損失を計上したものの、損失幅が縮小。
- エンターテインメント事業は黒字転換し、全体の売上増に貢献。
- 財務の解説:
- 当期は戦略的投資(人材採用強化、資格取得支援、先行投資)による費用増により営業損失を計上したが、損失幅は前年同期より縮小。
- 特にエンターテインメント事業の大幅な増収と黒字転換が全体の業績改善に寄与。
- 戦略的投資の一環として実施したWeb3.0領域などへの投資で、保守的な会計判断に基づき投資有価証券評価損を計上。
- 営業キャッシュ・フローは減損損失計上や投資有価証券評価損影響などにより、前期から減少。
- 長期借入金の返済により財務活動によるキャッシュ・フローは支出となっている。
配当
- 配当実績と予想:
- 2024年3月期の実績は年間2.00円。
- 2025年3月期は中間配当0.00円、期末配当0.00円、年間配当予想0.00円。
- 2026年3月期(予想)も年間配当0.00円。
- 特別配当の有無: 特別配当なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況:
- ソリューション事業:
- 売上高: 2,380百万円(外部顧客への売上高)。
- 収益貢献度: セグメント損失は△78百万円(前期は△121百万円の損失)となり、損失幅が縮小。
- エンターテインメント事業:
- 売上高: 629百万円(外部顧客への売上高)。
- 収益貢献度: セグメント利益は2百万円(前期は△10百万円の損失)となり、黒字転換を達成。
- セグメント戦略:
- ソリューション事業: クラウド型事業モデルへの転換とストック型キャッシュフロー経営を推進。AIソリューションの本格展開、次世代通信ネットワーク領域への参入、高度なセキュリティ技術の活用など、先端技術への取り組みを加速。技術力と人材基盤の強化に向けた戦略投資も継続。
- エンターテインメント事業: OSK日本歌劇団の知名度向上を背景に、地方公演の拡充を通じた市場展開を推進。伝統的なレビュー作品の魅力を高め、継続的な収益基盤の確立に努める。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 当社グループは「未来をつくろう。」をキーワードに、デジタル社会の変化に対応した新たな価値の創出と社会実装に取り組むことで、中長期的な企業価値向上を目指している。ソリューション事業でのクラウド型事業モデルへの転換、AIソリューション、次世代通信技術、セキュリティ技術への投資、人材育成への先行投資は、この中期的な戦略に沿ったものと説明されている。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内経済は緩やかな回復基調。
- 情報サービス産業は、DX(デジタルトランスフォーメーション)、AIを活用したAX(AIトランスフォーメーション)への投資が拡大。
- クラウドやIoT関連技術の進展に伴い、ネットワークインフラやサービスモデルの高度化が加速。
- 情報セキュリティ対策の重要性も高まっている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期連結業績予想として、売上高3,000百万円(前期比△0.3%減)、営業利益30百万円、経常利益30百万円、親会社株主に帰属する当期純利益10百万円を計画。
- リスク要因:
- 今後の経済環境の不確実性(米国の通商政策の動向、物価上昇の継続、金融市場の変動など)。
- 業績予想は現時点での情報および前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により変動する可能性あり。
重要な注記
- 会計方針: 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更、およびそれ以外の会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示はいずれも該当事項なし。
- その他:
- 決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外。
- 2024年8月に株主優待制度を新設。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4814 |
企業名 | ネクストウェア |
URL | http://www.nextware.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.0)」によって自動生成されました。
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